SHE、梅雨の体調不良“気象病”と働き方に関する意識調査を実施|69%が「気象病による不調を実感」、92%が「仕事に支障あり」

女性は男性の7倍「気象病をよく感じる」と回答、“見えない不調”の支援には、制度以外に“選択肢のある働き方”が求められていることが明らかに

SHE

学ぶから働くまでを支援する女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO/CCO:福田恵里、以下SHE)は、全国の20〜39歳の有職者400名を対象に、「気象病と働き方」に関する意識調査を実施しました。

梅雨を迎え、季節の変わり目である6月は、気圧・気温・湿度の変化が激しく、頭痛やだるさ、気分の落ち込みなど、心身に不調をきたす人が増える時期です。こうした天候や気圧の変化に起因する体調不良は、近年「気象病」や「天気痛」とも呼ばれており、本調査でも8割以上がその存在を認知していることがわかりました。

今回の調査では、69%が「気象病による不調を実感」しており、そのうち92%が「仕事に支障がある」と回答。さらに、「出社がつらい」と感じている人は73%にのぼりました。
一方で、不調を「職場で伝えられていない」と答えた人は約49%と、職場で共有されず、支援を受けにくい“見えない不調”の存在も明らかに。特に女性は、気象病を感じることが「よくある」と自覚する人が男性の7倍にのぼり、心身の不調とともに働いている現況が浮き彫りになりました。

■ 調査背景

気象病は、自律神経や血流の乱れなどが原因とされる体調不良の総称で、医学的に確立された病名ではないものの、日常的に仕事や生活に支障をきたす“見えにくい不調”として多くの人が悩んでいます。その一方で、気象病による不調は他者に理解されにくく、周囲にうまく伝えられないまま働き続けている人も少なくありません。「職場で言い出しづらい」「どう対処すればよいかわからない」と感じている人も多く、気象病に対する理解や支援のあり方が問われています。

SHEでは今回、働き盛りである20〜30代の有職者を対象に調査を実施しました。この世代は、責任ある業務を担いながらも、自分の働き方を思い通りに選べないケースも多く、自身の体調と向き合いながら、より良い働き方を模索している人も少なくありません。
本調査では以下の3つの観点から、実態の可視化を目指しました。

  • 気象病の自覚と仕事への影響

  • 周囲の理解や職場での共有状況

  • 望まれる働き方や制度のあり方

気象病は個人の健康課題にとどまらず、働く環境やキャリアの選択に直結するテーマです。SHEはこの調査を通じて、誰もが心身の不調に左右されず、自分らしく働き方を選べる社会の実現を目指します。

■ 調査概要

  • 調査目的:気象病が働く世代の体調・仕事・働き方に与える影響を明らかにし、求められる環境や支援のあり方を探るため

  • 調査方法:一般+SHE会員へのWebアンケート調査

  • 調査対象:全国の20〜39歳の有職者(男女各200名・計400名)

  • 調査期間:2025年6月13(金)〜6月15日(日)

※調査結果は小数点以下第1位を四捨五入しています。

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【SHE株式会社 調べ】とご明記ください。

■ 調査サマリー

気圧や天候の変化によって体調不良を感じる「気象病」は、働く世代にとって無視できないテーマです。今回の調査では、69%が「不調を実感している」と回答し、そのうち92%が「仕事に支障がある」と感じていることが明らかになりました。特に女性は「よくある」と回答した人が男性の7倍にのぼり、日常的な体調のゆらぎとともに働いている実態がうかがえます。

また、気象病の症状があるときに「出社がつらい」と答えた人は73%に達し、働き方へのニーズとしては、「リモートワークの活用」「フレックスタイム制度」「体調に応じた休暇取得」など、“制度”ではなく“選べる柔軟さ”が求められていることが浮き彫りになりました。

一方で、不調を「職場で伝えていない」と回答した人は49%にのぼり、男性にその傾向が特に強く見られました。気象病は単なる健康課題ではなく、キャリアや働き方の選択に直結するテーマとして、理解と支援のあり方が問われています。

■ 調査結果

◆ 69%が「気象病による不調を実感」、92%が「仕事に支障あり」 ──自覚症状は女性が男性の7倍
気圧や天候の変化によって体調不良を「よくある」「たまにある」と感じている人は全体の69%にのぼり、特に「よくある」と回答した女性は男性の約7倍にあたる133人という結果に。また、気象病による仕事への影響については、「集中力が続かない」「パフォーマンスが落ちる」といった回答が多数を占め、気象病を自覚している人の92%が「業務に支障がある」と実感していることが明らかになりました。

◆ 「出社がつらい」人は73%──求められているのは“制度”ではなく“選べる働き方”

気象病の症状があるときに「出社がつらい」と感じている人は全体の73%にのぼりました。
特に女性では、82.5%が“出社に負担を感じている”のに対し、男性は33.0%と、約2.5倍の差が見られました。また、気象病への対応として有効だと思う働き方については、「リモートワークの活用(女性147人/男性34人)」「体調不良時の休暇取得のしやすさ」「フレックスタイム制度」など、制度よりも状況に合わせて選べる柔軟な働き方が強く求められています。さらに女性は、「上司・同僚の理解」や「社内での啓発」など、制度そのものではなく“理解しあえる職場環境”へのニーズが高いことも明らかになりました。日々の体調のゆらぎとともに働く現実に対して、制度ではなく“選択肢”が必要とされていることが浮き彫りとなっています。

◆約半数が「職場で伝えられていない」──“見えない不調”の実態が明らかに

気象病による体調不良を職場で「伝えたことがある」と明確に答えた人は、全体の15.2%にとどまり、「あまり伝えない」「一度も伝えたことがない」と回答した人は合わせて49%と、約半数が“不調を共有できていない”現状が浮かび上がりました。なかでも男性は、「一度も伝えたことがない」と回答した人が女性より多く、“黙って働く”傾向が顕著です。
さらに、「周囲に理解があると思うか」という問いでは、「とても理解がある」「ある程度理解がある」と答えた人は全体の48%にとどまり、半数以上が「理解が十分ではない」「話したことがない」と回答。不調を伝えにくいだけでなく、伝えても理解されないのではという不安やあきらめが、気象病を“見えないまま”にしてしまっている構造がうかがえます。

■ 【今だけ最大70%還元】仕事につながるスキルを獲得!
  「SHElikes(シーライクス)」について

SHElikesは、時間や場所にとらわれずに働ける45以上の職種スキルが定額で学び放題の女性のためのキャリアスクールです。Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなど、パソコンひとつで働けるデジタルスキルやクリエイティブスキルを幅広く学べ、私らしい働き方の実現を支援します。

パソコンやスマートフォンなどオンラインで視聴できるコース動画、コーチングやティーチング、同じ目標や趣味嗜好で集まれるコミュニティ、SHElikes内で挑戦できるお仕事案件を提供し、学び続けるための手厚いサポートと学びをすぐに仕事として活かせる仕組みが特徴です。

また、「SHElikesレギュラープラン」は、経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助対象です。キャリアチェンジ(転職)を目指す女性を対象に、還元条件を満たす方は全員が受講料の最大70%還元を受けられます。

SHElikesについて:https://cutt.ly/jrRyrhSm

SHElikesオウンドメディア「SHEshares」:https://shares.shelikes.jp

■ SHE株式会社について

SHE株式会社は、「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、 熱狂して生きる世の中を創る」をビジョンに据え、 2017年に創業いたしました。 主要事業である『SHElikes(シーライクス)』では、 誰もが自分らしい働き方を叶えられるよう、 WEBデザインやWEBマーケティングなどのクリエイティブスキルレッスンやコーチングプログラム、 仕事機会を提供し、これまでに20万名以上に受講いただいています。

2021年より理想のキャリアや人生の実現のために不可欠なお金の知識の獲得を目指すサービス「SHEmoney」、2023年よりSHEで学んだ方と即戦力を求める企業をマッチングする転職サービス「SHE WORKS」も展開しています。SHE株式会社:https://she-inc.co.jp

【SHElikes 公式SNS】

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

SHE株式会社

77フォロワー

RSS
URL
https://she-inc.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3丁目7−21
電話番号
-
代表者名
福田 恵里
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年04月