国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の2024年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」に採択

株式会社みらいワークス

2024年8月2日 11時00分

株式会社みらいワークス（本社：東京都港区、代表取締役社長岡本祥治、以下「当社」）は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（理事長斎藤保、以下「NEDO」）の2024年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」の公募において採択されたことをお知らせいたします。（*1）今後、当社は、自らが起業またはスタートアップの経営者として参画することを志向する人材と、大学等の技術シーズ・大学発スタートアップをマッチングし、研究開発型スタートアップ（*2）の創出、育成を推進します。

■ 背景

日本の大学は、米国と比較すると、取得特許数に比してスタートアップ設立数が少ない傾向にあり、良い技術シーズがあっても事業化まで至らないことや、代わりに事業化・事業運営する人材が少ないことがその要因の一つとなっています。

そこで、政府は、研究開発型スタートアップ企業の活性化に向けて、大学等の技術シーズや大学発スタートアップにおける経営人材の確保を支援することにより、イノベーションの担い手である研究開発型スタートアップの創出、育成を促進する事が重要と考え、2023年度よりNEDOを通じて「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」を推進しています。（*3）

当社は、プロフェッショナルに特化した人材サービスを展開しています。企業に対して、専門性が高く、経験豊富な、即戦力となる登録プロフェッショナル人材79,500名の中から最適な人材を、『フリーランス・業務委託』、『副業・業務委託』、『正社員』のいずれかで紹介し、採用・アサインを支援しています。これまでに、全国6,400社以上の大企業や中小企業、ベンチャー、スタートアップに対して、プロフェッショナル人材をマッチングし、さまざまな経営課題の解決や事業推進をハンズオンでサポートしてきました。

スタートアップに対する具体的な支援として、経営・営業戦略立案、新規事業、広報・マーケティング、協業相手の探索、M＆A、IPO等の推進に、経験豊富なプロフェッショナル人材をマッチングし、事業推進をサポートしてきました。また、研究開発型スタートアップに関しても、大学の研究結果をより早期に市場展開するために、最適なプロフェッショナル人材をアサインし、法人設立のサポートを実施し、そのまま経営責任者として共同代表に就任した事例もあります。（*4）

今後、大学発スタートアップにおいて、自らが起業またはスタートアップの経営者として参画することを志向する人材の確保を支援することにより、大学発スタートアップの創出、育成を図り、経済活性化、新規産業・雇用の創出を目指します。

■ 業務概要

・　経営人材の発掘・育成

・　経営人材と大学等の技術シーズ・大学発スタートアップのマッチング機会創出

・　経営人材として経営参画するための環境整備

・　取組内容及び実施結果等についての自己分析及び報告会等への参加

*1 NEDO「2024年度大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」に係る実施体制の決定について

https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100450.html

*2 研究開発型スタートアップとは：大学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術・ビジネス手法を事業化する目的で新規に設立されたスタートアップを指す。出所：経済産業省「令和２年度大学発ベンチャー実態等調査」

*3 経済産業省「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」

https://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/keieijinzaikakuhosienjigyou.html

*4 仙台市の研究開発型スタートアップ創出に関する当社リリース