【パーソルエクセルHRパートナーズ】国内でのソフトウェアエンジニア採用とスキル育成事業を展開 2025年1月より、ベトナム現地法人の営業を開始
~ 2028年までに採用人数を倍増し、エンジニアの活躍を支援します ~
総合人材サービスのパーソルグループのパーソルエクセルHRパートナーズ株式会社(本社: 大阪府大阪市、代表取締役社長: 松久 博之、以下パーソルエクセルHRパートナーズ)は、2024年11月20日(水)、ベトナム社会主義共和国ハノイ市(以下ベトナム)に、ベトナム国内におけるソフトウェアエンジニアの採用とスキル育成事業を展開するためのオフショア開発オフィスとなる現地法人を設立、2025年3月14日(金)開所式を執り行います。
パーソルエクセルHRパートナーズでは、これまでに電機、自動車、半導体といったメーカー企業などに、200名以上のベトナムのエンジニア人材を提供してまいりました。本現地法人の開設により、需要が高まるソフトウェアエンジニアの採用人数を2028年までに倍増し、ベトナムソフトウェアエンジニアの活躍の場を拡げてまいります。
■背景:組み込みソフトの需要拡大による、ソフトウェアエンジニアの確保とベトナム国内で活躍できる場の提供が目的
急速なDX化の進展に伴い、日本ではIT人材不足が深刻化しており、経済産業省の調査では、2030年にIT人材が最大約79万人不足するという予測がされています*。また、IoTやスマートデバイスの普及、EVや自動運転技術の進化、半導体の高度化といった環境下において、電機、自動車、半導体などのメーカー企業では、組み込みソフトウェアエンジニアの需要が増加しています。しかしながら、組み込みソフトウェアは、搭載ハードウェアに起因する制約やリアルタイム処理の必要性など、開発における前提条件が多く難易度が高いことから、日本では若手を中心にエンジニアが不足しており、人材の確保が急務となっています。
パーソルエクセルHRパートナーズでは、2017年よりベトナムエンジニアの採用・来日特定派遣事業を開始し、2022年にはベトナム国内理系トップのハノイ工科大学との提携を結び、日本語教育および日本での就職支援に取り組み、これまでに約200名を超えるベトナムエンジニアの就業実績を重ねております。
その一方で、採用・来日特定派遣事業のみでは「派遣先企業からの日本語力の要求レベルに合致する人材が希少なため、増加需要に採用が追いつかない」、「ベトナムに帰国するエンジニアに対して、ベトナム国内での職場提供ができない」といった課題を抱えていたため、これらの解決に向けて、新たにベトナム現地法人を設立することとなりました。
*経済産業省 「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査」
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf
■概要:2028年までにソフトウェアエンジニアの採用人数を倍増し、ベトナムソフトウェアエンジニアの活躍の場を拡大
パーソルエクセルHRパートナーズでは、ベトナムに現地法人を設立することで、ベトナムソフトウェアエンジニアの現地採用とスキル育成事業の展開により、2028年までにソフトウェアエンジニア採用人数の倍増を目指し、ベトナムエンジニアの活躍の場を拡大してまいります。そして、需要が高まる組み込みソフトウェア開発を主軸に、日本での開発請負を強化し、ベトナムへの開発委託規模を拡げてまいります。
▼ベトナム現地法人の特長
・ハノイ工科大学との提携
提携を結んでいるハノイ工科大学では、日本や世界の組み込みエンジニアの人材需要を見込んで、組み込み・IoT学科を新設するなど人材育成に注力しています。これまで築いてきたハノイ工科大学との太いパイプを最大限に活用することで、ベトナムの優秀な若手組み込みソフトウェアエンジニアを確保し、実践形式で技術を磨いていただくとともに、日本語のスキル習得を支援してまいります。これにより、ベトナムでの就業や来日就業の機会を提供し、キャリアアップ支援も視野に入れながらベトナムソフトウェアエンジニアの活躍の場を提供してまいります。
(参考)
ハノイ工科大学に「日本語教育クラス寄付講座」を開設 ベトナム高度人材の育成を支援、日本企業への就業機会を拡大
https://persol-factorypartners.co.jp/news/02
https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/12698/
・パーソルエクセルHRパートナーズ日本語研修センター
現地でのキャリア採用の方々や寄付講座で内定を獲得した学生を対象に、日本語を習得いただきます。日本人講師によるネイティブな日本語の指導、実践的なコミュニケーションに特化した日本語の指導、日本文化理解の研修(就業マナー、コミュニケーション手法など)の実施により、現場で活かせる日本語を習得します。2018年12月に本センターを開設、これまでに累計200名のエンジニアが研修を行っています。
・開発現場での経験が豊富な日本語レベルの高いブリッジエンジニアの配置
日本とベトナムの両国での現場経験があり、日本語でのコミュニケーションに慣れている優秀なブリッジエンジニアが、日本とベトナム現地法人の開発現場を繋ぐことで、スムーズな業務運営を行います。
▼ベトナム現地法人の会社概要
社名 |
パーソルエクセルベトナム有限責任会社 (英語名)Persol Excel Vietnam, Co.,Ltd |
設立 |
2024年11月 |
出資者 |
パーソルエクセルHRパートナーズ 100%出資子会社 |
役員 |
会長:松久 博之 社長:馬場 康則 |
本社所在地 |
ハノイ市内 |
パーソルグループでは、こうした取り組みを通じて、ベトナムの高度人材育成および学生の就業支援の拡大を図り、日本国内の技術者不足の課題に向き合いながら、雇用の創造に貢献し、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指します。
<本件に関するお問い合わせ先>
パーソルエクセルHRパートナーズ株式会社
お問い合わせフォーム https://client.persol-hrpartners.co.jp/contact
■パーソルエクセルHRパートナーズ株式会社について< https://persol-hrpartners.co.jp/ >
パーソルエクセルHRパートナーズは、1989年パナソニック株式会社100%出資の人材派遣会社として設立。2015 年よりパーソルグループに加わり、事務・技術者派遣、職業紹介、アウトソーシングを中心に事業を展開してきました。創立以来、多様化するお客さまの人材ニーズに対し、オフィスワーク、エンジニア、製造、販売といった幅広いフィールドをサポート。2017年12月よりベトナム人技術者の採用・派遣事業をスタート。パーソルグループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現に向け、幅広い業界のお客さまへ人材ソリューションを提供しています。
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