2023年度愛知県「自動運転社会実装プロジェクト推進事業」
本年度は、実運行において交通事業者等により再現可能なビジネスモデルの完成度をさらに高めることを目指し、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:丸岡 亨)を幹事会社とし、株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 真平)、アイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 淳)、岡谷鋼機株式会社(本社:愛知県名古屋市、取締役社長:岡谷 篤一)と共に、5社の共同体で愛知県より委託を受け事業実施をします。
この実証実験の一環として、モリコロパーク(愛・地球博記念公園)において、無人自動走行を見据えた遠隔管制システム※1を用いた運行を検証します。
これまで培ってきた自動運転に関するノウハウを最大限に活かし自動運転サービスの社会実装推進に向け貢献していきます。
1.実証実験の概要
モデル類型※2 | 集客施設 |
実証地域等 (予定) | 愛知県長久手市 モリコロパークの外周園路(愛・地球博記念公園) |
道路種別 | 閉鎖空間 |
実証テーマ | 将来の無人自動走行に向けた検証 |
特徴 | ○外周園路の自然環境等に対応した自動走行技術の検証 ・枝等の自然落下物、停車中の管理用車両等の自動回避、 起伏のある経路での自動走行を検証 ○無人自動走行に向けた遠隔監視体制の構築 ・将来の無人走行を想定した車内の乗客と遠隔監視席との 円滑な音声、画像の通信を検証 ・車内等での緊急対応時のオペレーションを検証 |
○最終的な実証実験ルートや実施時期は、愛知県警察、施設管理者等との調整を経て決定し、改めて発表します。
○今後の状況により、実証実験の内容について変更の可能性があります。
2.事業実施体制
(1)事業実施企業
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に事業委託
同社を幹事会社とする企業グループで、実証実験を実施予定【5社】
(2)ビジネスモデル調査
実証実験を行う各ルートにおいて、ビジネスモデル調査として、①安全性・リスクの分析、②事業性の分析、③社会的受容性の分析、④法的課題の分析、⑤各地域の実装主体の特性に応じたビジネススキームの具現化、⑥実装に向けてのチーム内調整、⑦実装までのロードマップの作成を行う。
○今後の状況により、実施体制について変更の可能性があります。
3.実証車両
以下の車両を使用する。
会社概要
社名 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
代表者 代表取締役社長 丸岡 亨
本社所在地 東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイスウエストタワー
設立 1991年8月 (*エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社 設立時)
URL https://www.ntt.com/index.html
役割 事業統括、通信環境構築、コンテンツおよびサービスプラットフォームの提供
社名 株式会社ティアフォー *
代表者 代表取締役社長 加藤 真平
本社所在地 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 名古屋大学オープンイノベーション拠点内
設立 2015年12月
URL http://tier4.jp/
役割 自動運転車両の提供、自動運転に係る技術提供
社名 岡谷鋼機株式会社 *
代表者 取締役社長 岡谷 篤一
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄二丁目4番18号
設立 1937年4月
URL https://www.okaya.co.jp/
役割 実証実験の支援
社名 損害保険ジャパン株式会社 *
代表者 代表取締役社長 白川 儀一
本社所在地 東京都新宿区西新宿1-26-1
設立 1887年7月
URL https://www.sompo-japan.co.jp/
役割 リスクアセスメント(事故の予防)、走行中の安心見守り(事故の監視)
社名 アイサンテクノロジー株式会社
代表者 代表取締役社長 加藤 淳
本社所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目7番14号 ATビル
設立 1970年8月
URL https://www.aisantec.co.jp/
役割 自動運転実証実験の実施、高精度3Dマップの作成等
* アイサンテクノロジー株式会社の委託先として参画
用語説明・補足
※1 | 遠隔管制システム | 自動運転車両の監視や制御を車両の外から遠隔で行うシステム。 同時に複数台の自動運転車両を監視することも可能。 |
※2 | モデル類型 | 社会実装が見込まれる地域を類型化し、モデルとして県で設定したもの。 |
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