「サンキュー大作戦」で箱根駅伝3連覇を狙う! 営業サラリーマン出身、青学・原晋監督が言葉に込めた信念
昨日12月10日、第93回箱根駅伝記者発表が行われ、箱根駅伝3連覇がかかった青山学院大学の原晋監督から、注目の作戦名「サンキュー大作戦」が発表された。
またトークバトルでは「チームとしてノウハウが確立されてきている。私がワーワー言う時期が過ぎまして、学生たちが『強くなりたい』という気持ちで取り組んでくれてる」という発言も。これは監督がこれまで発してきた、「やる気を引き出すには言葉が重要。大切なのは問題に臨む前向きな態度だ」「選手たちを、走りたくて仕方ないという心の状態に持っていくことが大切です」「自立した選手を育てる。監督が言うから走るというヤワな選手にしたくない」という信念から、選手たちを原監督流に指導してきた成果に違いない。
最後に「駅伝3連覇、3冠が手の届くところにきている。心の底から『ありがとう』といえる戦いをしていきたいと思います。サンキュー大作戦、サンキュー!」と高らかに声をあげた原監督。サラリーマンから駅伝名監督となった異端児・原晋の組織構築術、人材育成術が、今年もさらなる実を結ぶのか。2017年1月2日(月)の往路、翌3日(火)の復路にご注目を。

箱根駅伝監督トークバトル
第93回箱根駅伝記者発表
第93回箱根駅伝記者発表
今回の作戦名「サンキュー作戦」の理由について同会見と、その後行われた監督トークバトルで原監督は、「3連覇、3冠、そして監督になって9度目の出場。お世話になったみなさんに“サンキュー”と言いたいんです」と説明。「11月の下旬に、寮の風呂入ってる時、『これだ』と。なかなかよくないですか?」と自画自賛し会場を笑わせる。原監督は2014年のトークバトルでも、その年の新語・流行語大賞に輝いた日本エレキテル連合の決めゼリフ「ダメよ〜、ダメダメ」に引っ掛けた一発ギャグ「駒大の独走だけはダメよ〜、ダメダメ」とを繰り出し会場を笑いの渦に巻き込んだ。この“会話力”は原監督の大きな武器でもあり、陸上競技を通して生徒たちにも学ばせようとしていることの1つ。青学陸上部が行っている「朝の一言スピーチ」は、「例え話や言葉遊びを通じて、選手たちに会話力や表現力を身に付けてもらいたい」という監督の思いからだ。
またトークバトルでは「チームとしてノウハウが確立されてきている。私がワーワー言う時期が過ぎまして、学生たちが『強くなりたい』という気持ちで取り組んでくれてる」という発言も。これは監督がこれまで発してきた、「やる気を引き出すには言葉が重要。大切なのは問題に臨む前向きな態度だ」「選手たちを、走りたくて仕方ないという心の状態に持っていくことが大切です」「自立した選手を育てる。監督が言うから走るというヤワな選手にしたくない」という信念から、選手たちを原監督流に指導してきた成果に違いない。
青山学院大学 陸上競技部 原晋監督
最後に「駅伝3連覇、3冠が手の届くところにきている。心の底から『ありがとう』といえる戦いをしていきたいと思います。サンキュー大作戦、サンキュー!」と高らかに声をあげた原監督。サラリーマンから駅伝名監督となった異端児・原晋の組織構築術、人材育成術が、今年もさらなる実を結ぶのか。2017年1月2日(月)の往路、翌3日(火)の復路にご注目を。
『人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録』(ぴあ)表紙

『人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録』 第1章「人を育てる」 原監督が語る〝言葉の向こう側〞気付きを与える 第2章「組織を鍛える」 原監督が語る〝言葉の向こう側〞コミュニケーションのノウハウ 第3章「正しい目標~本質を見極めろ」 原監督が語る〝言葉の向こう側〞正しい目標の立て方 第4章「勝利への哲学」 原監督が語る〝言葉の向こう側〞自由と自主性の違い 【商品概要】 『人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録』 著者:原晋(青山学院大学陸上競技部監督) 出版:ぴあ株式会社 発売日:2016年11月1日 本体価格:1,111円(消費税別) 判型:四六版・192頁 発売:書店、BOOKぴあ、ネット書店 ほか Amazon https://goo.gl/z6WgZj |
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