博報堂 生活者発想技術研究所が立ち上げた、メタバース生活者たちと共にメタバースの未来を考えるコミュニティ型プロジェクト『メタバース生活者ラボ™』にクラスター株式会社も参画決定!
イベント累計動員数3,500万人を超える、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社(東京都品川区、代表取締役CEO:加藤直人、以下「クラスター」)は、 株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)が設立したコミュニティ型プロジェクト『メタバース生活者ラボ™』に参加することをお知らせいたします。
このプロジェクトは、メタバース空間における新しい生活者価値の創出と、イノベーションを生み出すことを目指し、全員がメタバース生活者当事者の研究員で構成されています。
※本ラボにおける「メタバース生活者」は、「バーチャル空間上で、自身のアバターやキャラクターを通してコミュニケーション等の行動を実施する」すべての生活者を対象としています。
『メタバース生活者ラボ™』は、博報堂の研究開発組織である博報堂研究デザインセンター生活者発想技術研究所(以下、生活者発想技研)が運営を行っています。
クラスター株式会社の社員も研究員として参画し、生活者発想技研の所属員、博報堂DYホールディングスのマーケティング・テクノロジー・センターのメンバーとともに研究を推進してまいります。
今後さらに、社内外を含めたメタバース生活者の当事者であるラボメンバーの拡大を予定しています。
当事者目線だけではない、彼らの豊富な経験と専門知識を活かし、メタバースにおける新たな生活者価値の発見と生活者体験を提案してまいります。
第一回座談会に代表取締役CEO 加藤直人が参加
「メタバース生活者たちと共にデジタル世界のこれからを考える」
本連載では、メタバース生活者ラボの理念に共感いただいている、メタバース生活者当事者でもあるゲストとの対話を通じて、メタバース生活者の未来を探求していきます。
第一弾としてCEO加藤が座談会に参加し、「メタバース生活者と、人間関係」について語らいました。
▽記事はこちら
メタバース生活者たちと共にデジタル世界のこれからを考える vol.1 メタバース生活者と『人間関係』 ~リアルな属性や外見にとらわれない自由でアクティブな人間関係~
https://seikatsusha-ddm.com/article/15310/
『メタバース生活者ラボ™』の立ち上げの背景
「メタバース生活者定点調査2023(株式会社博報堂DYホールディングス実施、インターネット調査、n=3,525)」によると、2023年の国内におけるメタバースサービス利用率は現在8.4%と、推計687万人が「メタバース生活」に関与していることがわかります。
さらに、今後のデジタルサービスの進展によって、メタバースサービスとの接点が現在以上に増え、フィジカルとデジタルの融合と往還がより日常的になっていくことが予想されます。そうした環境のなか、メタバース空間上で接する相手との関係やメディア、使用するデジタルツールに応じて、ますます多面的な自己像・自分らしさとともに生きていくことになるであろう「メタバース生活者」について、より深く理解することが、当社の「生活者発想」およびクライアント企業のマーケティング・イノベーション支援にとって重要になると考え、同ラボを立ち上げました。
『メタバース生活者ラボ™』の今後の活動
『メタバース生活者ラボ™』では、以下2つの活動を通し、メタバース空間ならではの「生活者発想」を実現し、企業様のメタバース参画のサポートを行います。
①当事者目線を通じた、メタバース生活者の行動および、メタバース空間における新しい生活者価値に関する研究活動の実施。研究内容の発表・セミナー等の開催。
②メタバース生活者と企業の「よい関係の橋渡し」を目指し、メタバース空間における様々な施策実施を支援。メタバース生活者に対する調査の設計・実施や、メタバース空間上でのPoC実施やイベント開催のプラニングから運営までをサポート。
■ラボリーダー
瀧﨑 絵里香(Erika Takizaki)
博報堂研究デザインセンター 生活者発想技術研究所 上席研究員
博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 上席研究員
博報堂若者研究所 研究員
2015年入社。メタバースを中心とする自らのデジタル生活体験・交流経験を生かした「当事者研究」の視点を大切にしながら、「デジタル生活者発想」をキーワードに、SNSやメタバース等のデジタル空間ならではの生活者の意識・行動を研究中。メタバースやSNS等のデジタル接点を活用したサービス開発やコミュニケーション戦略立案にも従事。
所属する「博報堂若者研究所」「メディア環境研究所」とも連携し、メタバース生活者以外の若年層との接点や、メディアとしてのメタバースの未来の研究なども行っていく。
■クラスター株式会社 代表取締役CEO
加藤 直人(かとう なおと)
京都大学理学部で、宇宙論と量子コンピュータを研究。同大学院を中退後、約3年間のひきこもり生活を過ごす。2015年にVR技術を駆使したスタートアップ「クラスター」を起業。2017年、大規模バーチャルイベントを開催することのできるVRプラットフォーム「cluster」を公開。現在はイベントだけでなく、好きなアバターで友達と集まったりオンラインゲームを投稿して遊ぶことのできるメタバースプラットフォームへと進化している。2018年経済誌『ForbesJAPAN』の「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出。同じく2022年、2023年には「日本の起業家ランキング」のTOP20に2年連続で選出。著書に『メタバース さよならアトムの時代』(集英社/2022年)
■クラスター株式会社について
誰もがバーチャル上で音楽ライブ、カンファレンスなどのイベントに参加したり、友達と常設ワールド(バーチャル空間)やゲームで遊ぶことのできるメタバースプラットフォームを展開しています。スマホやPC、VRといった好きなデバイスから数万人が同時に接続することができ、これにより大規模イベントの開催や人気IPコンテンツの常設化を可能にしています。「バーチャル大阪」のほか、渋谷区公認の「バーチャル渋谷」、ポケモンのバーチャル遊園地「ポケモンバーチャルフェスト」の制作運営など、メタバースを実現し、全く新しいエンタメと熱狂体験を提供し続けています。クラスター株式会社では多くのメタバースイベント事業を実施しています。
▼詳細はこちらをご覧ください。
(URL: https://www.biz.cluster.mu/)
▼クラスター株式会社のプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/17626
■ 博報堂研究デザインセンター 生活者発想技術研究所
クライアント企業の生活者発想を推進するための研究開発を行うことを目的に、2024年9月に設立された専門組織です。
「未来生活者発想」をコンセプトに、「生活者発想経営」「フォーカス型生活者洞察」「生活者心理・行動」「ウェルビーイング社会の共創」「生活者発想に基づく創造性」等に関する、研究・開発・教育・発信を行ってまいります。
■ マーケティング・テクノロジー・センター
マーケティング・テクノロジー・センターは、競争力の「源」や、ビジネスの「素」を生み出すことを目標に研究開発を推進する博報堂DYホールディングスの研究開発部門です。データサイエンス領域の基礎研究、マーケティングサイエンス領域の応用研究や、XRなど先端技術研究など幅広い活動をおこなっています。
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