ダイヤ改正時のデータ作成から活用までを支援する新サービス『GTFSクラウド by NAVITIME』を提供開始

GTFSデータの作成、GTFSデータを活用したバス停掲示用の時刻表出力なども可能

株式会社ナビタイムジャパン

株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、2023年12月19日(火)より、『GTFSクラウド by NAVITIME』を提供開始します。

 『GTFSクラウド by NAVITIME』は、公共交通のデータ作成から活用まで、一括管理できる機能をWebサイト形式で提供する新しいクラウドサービスです。GTFSデータ作成、ダイヤ改正時のデータ更新、広報媒体(時刻表、運賃表等)の出力まで行える機能を、ワンパッケージで提供することで、ダイヤ改正業務の自動化、GTFS作成業務をサポートします。自治体、コミュニティバス、独自のダイヤ編成システムを持たない路線バス事業者の方々にご活用いただき、ダイヤ改正業務の自動化やGTFS作成業務をサポートできればと思っています。


 Webブラウザ形式で提供するため、通信環境とパソコン端末があれば、専用ソフトの導入やダウンロードをすることなくすぐに利用開始できるのが特長です。最新版に自動でアップデートされた状態でサービスを利用できます。アカウント発行とGTFSデータの作成は無料でお使いになれます。

■背景
 公共交通データのデジタル化が進む一方で、自治体、コミュニティバス担当者の業務は、まだまだ手作業や目視確認でダイヤ改正業務を行っている実態があり、運用業務の煩雑さに課題を抱えています。定期・臨時のダイヤ改正や、最近はGTFS形式でのデータ運用も加わり、また、概ね3年の人事異動により業務知識がリセットされ、引き継ぎのための業務負担も課題となっています。

 ダイヤ改正業務やGTFS作成を支援するシステムは世の中に存在しますが、ダイヤ編成システムは多機能ゆえに高価である、単機能ゆえに活用範囲が狭くなるなど、一連の業務におけるニーズを満たすシステムは多くありませんでした。ナビタイムジャパンでも、過去には、GTFS形式データ作成業務に従事したこともありましたが、より幅広い知識と革新的な手法を身につけ、お客様のビジネスに更なる価値をもたらすデータ作成プロセスを構築したいと考えています。

 このような課題背景と、コミュニティバスの担当者から「使いやすいツールをナビタイムでも作ってほしい」といったお声もいただいていたことから、GTFSデータ作成、ダイヤ改正時のデータ更新、広報媒体(時刻表、運賃表等)の出力まで行える機能を、ワンパッケージで提供することを実現しました。

 今回の対応により、データ更新業務の効率化、情報連携の円滑化、広報活動による利用促進につながることが期待されます。コミュニティバス運行主体(自治体)と運行事業者(NPO、バス事業者など)のスムーズな連携が可能となり、利用者も、最新の情報をリアルタイムに知ることができるため、より安心してコミュニティバスの利用ができるようになります。

 今後も、本サービスの利便性向上に務めるとともに、公共交通を運営される自治体・事業者様のDX化および業務効率化と、GTFS形式による公共交通データ活用の活性化、利用者の快適な移動の支援に貢献できればと考えております。



■『GTFSクラウド by NAVITIME』の概要
路線バス・コミュニティバス等、公共交通のデータ作成から更新、出力、活用まで、一括管理できる機能をWebサイト形式で提供する新しいクラウドサービスです。

■『GTFSクラウド by NAVITIME』の特長
①データ作成・更新から広報媒体(時刻表、運賃表等)の出力までワンパッケージで提供可能
②ナビタイムジャパンが管理するクラウド上にデータを保管、ダイヤ改正ごとの世代管理も可能
③GTFS形式のデータ出力により、Googleマップ登録、オープンデータ化等へのデータ活用が可能

機能

内容

データ作成

・バス停登録、運行路線登録、時刻・運賃等の登録
・地図操作(地図画面で位置を確認しながらバス停の登録が可能)
・初回GTFSデータの投入(ナビタイムサービスで運営しているデータを活用できます)

データ管理

・ナビタイムジャパンのクラウド上でデータを保管(サーバー費用不要)
・ダイヤ改正ごとの世代管理(バックアップ)が可能
保存世代は、1世代、3世代、15世代、無期限での保存が可能で、いずれも保存期間は無制限。

データ出力

・GTFSデータ(zipファイル)での出力
・Excelデータ形式での出力(広報媒体への活用が可能)

データ活用

・Googleマップ登録代行(初回・運用)
・オープンデータサイト構築・運用


 アカウント発行やGTFSデータ作成、データ管理(1世代のファイルバックアップ)は無料でご利用いただけます。
 有料プランでは、地図操作によるデータ作成や、Excelデータ出力、活用全般の支援、複数世代のデータ管理などのオプションメニューの利用が可能です。プランは4種類で、無料のフリープランに加えて、有料のライトプラン、スタンダードプラン、プレミアムプランがあります。


  • サービス導入について

無料のアカウント発行やサービスの導入に関しては、以下のフォームよりお申し込みいただけます。

https://transport.navitime.co.jp/bus/gtfs-cloud/form/user-registration



『GTFSクラウド by NAVITIME』プランの詳細は、下記のサービス紹介サイトよりご確認ください。

  • 『GTFSクラウド by NAVITIME』について

コミュニティバスや路線バスなど公共交通のデータ作成から活用まで、一括管理できる機能をWebサイト形式で提供する新しいクラウドサービスです。GTFSデータ作成、ダイヤ改正時のデータ更新、広報媒体(時刻表、運賃表等)の出力まで行える機能を、ワンパッケージで提供することで、ダイヤ改正業務の自動化、GTFS作成業務をサポートします。

サービス紹介サイト:https://transport.navitime.co.jp/bus/gtfs-cloud


■お問い合わせ先
株式会社ナビタイムジャパン 公共交通事業

https://transport.navitime.co.jp/bus/form


ナビタイムジャパンの公共交通事業では、バスの位置や運行、渋滞といった情報をリアルタイムで提供が可能です。またバスや鉄道の運行に携わる事業者が抱える要望や課題の解決、業務効率化を支援するためのソリューションサービスを展開しています。
鉄道・バス事業者向けソリューション紹介サイト:https://transport.navitime.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ナビタイムジャパン

24フォロワー

RSS
URL
https://corporate.navitime.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3-8-38
電話番号
-
代表者名
大西啓介
上場
未上場
資本金
-
設立
2000年03月