『全国小学生歯みがき大会』が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞
長年の啓発活動が、子どもの口腔ケア習慣の広がりと口腔疾患予防に貢献
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所(理事長:濱 逸夫)、公益社団法人日本学校歯科医会(会長:柘植 紳平)、一般財団法人東京都学校保健会(会長:尾﨑 治夫)が主催する『全国小学生歯みがき大会』が、この度「2026年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
本大会は、1932年(昭和7年)の開始以来、時代ごとの社会課題や教育現場のニーズに合わせて、進化を続けてまいりました。この度、歯みがきを楽しく伝える長年の取り組みで、学校が参加しやすい教材と体験型授業を通じ、教師が実践しやすい仕組みを実現するなど、「歯と自分をみがこう」というスローガンを具現化した点が高く評価されました。

■「グッドデザイン賞」について
「グッドデザイン賞」は、1957年創設の日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わずさまざまな物事を対象としています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるシンボルとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。
■『全国小学生歯みがき大会』について
『全国小学生歯みがき大会』は、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、1932年(昭和7年)から開催している取り組みです。2026年で83回目を迎え、これまでの参加者は延べ330万人を超えました。現在は動画配信などを活用し、全国の小学校5,984校(32.1%)、約32.6万人が参加しています。
<特長>
(1)【運用デザイン】教材一式を無償で届け、映像を再生するだけで授業を実施できる「オールインワン展開」を提供しました。参加教員の98.9%が「よかった」と回答しています(※1)。
(※1)大会参加教員3,986名(2026年6月実施)
(2)【体験コンテンツデザイン】細菌が動く映像や使用後のデンタルフロスのニオイを嗅ぐなど、クイズや実習を通して、五感を使って楽しく学び、歯みがきやデンタルフロスの習慣化につなげる授業設計が特長です。受講児童の92.9%が、デンタルフロスの使用継続・開始を希望しました(※2)。
(※2)大会参加児童133,031名(2026年6月実施)
(3)【社会インパクト】会場での集合型イベントからDVD、動画配信へと時代に合わせて進化し、むし歯予防から歯肉炎予防・口腔機能の育成へと内容を拡充してきました。現在は、全国の小学校の約3校に1校が参加する、歯と口の健康を支える社会的な取り組みへと成長しています。
■「2026年度グッドデザイン賞」審査員の評価コメント
歯をみがくという行為を、様々な切り口で楽しくコミュニケーションしている。83回大会を数えるロングライフデザインでもあり、長年の歴史から細部までブラッシュアップされたコンテンツが素晴らしい。また、洗練された教材としても普及し、教師が簡単に取り組める仕組みに落とし込まれている。「歯と自分をみがこう」というスローガンをまさに具現化した取り組みとして評価に値する。
■「2026年度グッドデザイン賞」受賞者のコメント
公益社団法人 日本学校歯科医会 会長 柘植 紳平
この度の「グッドデザイン賞」受賞は無上の喜びです。将来を見据えICTを活用した大会のあり方を模索し全国展開を始めた当初は、ここまで多くの学校に採用されるとは予想していませんでした。この大会は、口腔の健康が全身の健康や生活の質に関わることを学び、自ら実践する力を育む貴重な機会です。今後はすべての子どもが生涯にわたる口腔保健の基礎を身につけられる場として、さらなる発展を目指してまいります。
監修 明海大学名誉教授 日本歯科大学客員教授 安井利一
『全国小学生歯みがき大会』が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したことを心よりうれしく思います。振り返れば、90年以上にわたって児童に歯みがき習慣を体得させ、かつてのむし歯予防から、現在の健康づくり習慣の基礎づくりへ、そして人間性の陶冶、「生きる力」の育成へと、日本の原動力となる国民を作り上げてきた功績は何物にも代えがたいと思います。
公益財団法人 ライオン歯科衛生研究所 理事長 濱 逸夫
子どもたちの口腔ケア行動、健康づくり習慣の当たり前化こそが、未来の生きる力に繋がるとの理念の下に、歯みがき大会の拡大に力を尽くしてまいりました。歯科専門家の意見を活かした継続的なコンテンツの開発や映像メディアを活用した運用の仕組みづくり等々、多くの改善を重ねたことにより、全国30%以上の小学校の学びの場にまで拡大してきました。この度の「グッドデザイン賞」受賞を一層の励みに、今後も教育現場の声を反映しながら、持続可能で質の高い口腔保健教育の仕組みへ、更に進化させてまいります。
ライオン株式会社 代表取締役兼社長執行役員 竹森 征之
この度の受賞を大変光栄に思います。本大会は、1932年の開始以来、時代ごとの口腔課題に向き合い、子どもたちが楽しみながら歯と口の健康を学び、実践に繋げる場として進化を重ね、社会に根付いた取り組みとして、歩みを続けてきました。今回の受賞は、学校、歯科専門家、関係団体をはじめ、これまで支えてくださったみなさまのご支援の賜物と受け止めています。今後もみなさまとの連携を深め、国内No.1(※3)オーラルヘルスケアメーカーとして、子どもたちの健康習慣づくりと健やかな成長に貢献してまいります。
(※3)(株)インテージSRI+ オーラルケア市場 メーカーランキング 2025年9月~2026年8月 推計販売金額
【関連情報】
ライオン株式会社ニュースリリース
・むし歯減少の陰で注目されている口腔機能(噛む力)が学べる『第83回全国小学生歯みがき大会』に新コンテンツを追加!
2026年5月26日
・『全国小学生歯みがき大会』が第19回キッズデザイン賞を受賞
2025年8月20日
ライオン株式会社ウェブサイト
・海外グループでの取り組み
・歯みがき大会の歴史
公益財団法人 ライオン歯科衛生研究所ウェブサイト
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