コニカミノルタ株式会社と共同研究に向けた連携協定。心理学部人工知能・認知科学専攻で研究成果の社会実装を目指す
人の知能メカニズムと人工知能(AI)をつなぐ新たな理工系分野として、心理学部心理学科に人工知能・認知科学専攻を開設した追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、学長:真銅正宏)は、コニカミノルタ株式会社(東京都千代田区、社長:大幸利充、以下 コニカミノルタ)と研究成果の社会実装を目指した包括連携協定を9月1日に締結し、共同研究をスタートさせます。
この協定により、心理学や認知科学をはじめとするあらゆる研究分野において、コニカミノルタが有する資源を活用しながら産学で学術的研究を推進し、社会に提供するサービスの価値向上や人材育成・人材交流の活性化を図ります。
特に、コニカミノルタのプロフェッショナルプリント事業本部が提供する人の感性に基づいてデザインを定量的に解析するクラウドサービス「EXplainable感性®」(EX感性)と、追大の心理学部人工知能・認知科学専攻の「人の思考や意思決定」に関する研究等をマッチングさせ、心理学や認知科学の観点から学術的な技術指導や共同研究を進めます。
【EXplainable感性®(EX感性)とは】
感性脳工学に基づき、人の感性を見える化し、デザインを定量的に解析するオンラインサービスです。感性脳科学とコニカミノルタの画像解析を融合した技術で、人の感性を可視化し、パッケージ・販促物などの紙媒体、店舗・展示会などの空間デザイン、Webや動画媒体などのデザインを定量的に分析し、購買活動につながるデザインの最適化を実現します。すでに100社以上の消費財メーカー、印刷会社、デザイン会社などに導入されています。
【連携事項(抜粋)】
産学連携による研究成果の社会実装
学術的観点からの技術指導および共同研究
ICT,AI分野にかかる個別共同研究
講座・セミナー等の開催による人材育成・交流
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