「フードパントリー」それは、だれでもたまに必要になる場所。文研出版より『わたし、フードパントリーに いくの!』を発売!

株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、児童書の「文研出版」ブランドで『わたし、フードパントリーに いくの!』(えほんのもり)を、本日より全国の書店で発売いたします。
あらすじ
ミルクを振ると、「チャポン」という軽い音がします。
おなかがすいて、眠れません。
「食べものを手に入れなくちゃね」
そう言ったママといっしょに、モリーが向かったのは、
フードパントリー!
列に並ぶと、同じクラスのケイトリンがいました。
でも、ケイトリンはうつむくばかり。
受付で名前を書いたママも、なんとなく元気がありません。
食べ物をもらうのは、はずかしいこと?
助けてもらうのは、よくないのかな?
編集者より
だれでも、助けが必要なときがあります。
みんなが笑顔でいられるように、自分にできることをするモリー。
「助け合う」ことを考えさせる1冊です。
本文の中でモリーが言うように、だれでも助けが必要なことがあります。助けが必要なときにだれかに助けてもらうことは、恥ずかしいことではありません。
この本を通じて、何らかの助けが必要なことがあった場合に誰かに助けを求められるようになること、助けてもらっている人を知ったときに、それは恥ずかしいことではないことを互いに理解し合い、地域社会の中でだれもが取り残されない文化が成就されることを願います。
(本文中「読者のみなさんへ」より)
著者
ダイアン・オニール・作家
コロンビア大学でライティング/英語の学士号、ナショナル大学で修士号を取得。子どものころにフードパントリーに行った経験から、社会正義に対する情熱を抱くようになる。シカゴ在住。本書がはじめての邦訳。
作者ウェブサイト:dianeoneill.ink.
横山和江・訳者
子どもの本の翻訳家。埼玉県生まれ、山形県在住。訳書に『おもいでは きえないよ』『きみが生きるいまのおはなし』(ともに文研出版)、『水のはなし 水をめぐる冒険の旅へ』(鈴木出版)、『スペルホーストのパペット人形』(偕成社)、『アグネスさんとわたし』(岩波書店)、『サディがいるよ』(福音館書店)、『ジュリアンはマーメイド』(サウザンブックス社)など多数。やまねこ翻訳クラブ会員、JBBY会員。
ブリジダ・マーグロ・画家
ポルトガルで育ち、アメリカのコロラド州ボールダーを拠点にしているイラストレーター。ロッキー・マウンテン・カレッジ・オブ・アート&デザインで絵を教えている。山への情熱を持ち、世界を旅しながら、物語に絵を描いている。絵を描いた邦訳作品に『こころのあな』(岩崎書店)がある。
画家ウェブサイト:sweetbeyond.com.
商品情報
『わたし、フードパントリーに いくの!』
シリーズ:えほんのもり
対象:幼児~小学校低学年以上
判型:A4変形判
本体価格:1760円(本体1600円+税10%)
ISBN:978-4-580-82725-7
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