DXが進んでもなくならない「二重入力」働く人の56%が経験
「二重入力」が最も発生している業務、第1位は⁉
株式会社オロ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長執行役員:川田 篤、以下「オロ」)は、全国の事務系会社員433名を対象に、「働き方意識調査2026『二重入力』― DX時代の業務実態 ―」を実施しました。
本調査の結果、デジタル化やSaaS導入が進む中でも働く人の過半数が「二重入力」を経験していることが明らかになりました。これは単なる作業負荷の問題ではなく、複数システムの非連携や部門ごとの管理分断など、業務環境が部分最適のまま運用されている実態を示す結果ともいえます。DXを進めていても、業務プロセス全体がつながっていなければ、現場では同じ情報を複数回入力せざるを得ない状況が残り続けることが示唆されました。

■結果サマリー
● 56.6%が「二重入力」を経験。DXが進んでも解消されない実態
● 「二重入力」が解消されない最大の要因は「システム・業務の分断」
● SaaS導入後も残る「二重入力」。部分最適のDXが新たな非効率を生む可能性
●「二重入力」が最も多い業務、第1位は「経費精算」
■調査概要
調査名称:働き方意識調査2026「二重入力」― DX時代の業務実態 ―
対象:全国の事務系会社員433名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年3月18日~3月25日
※本調査でいう「二重入力」とは、同じ内容(例:金額や数値、案件情報など)を、複数のシステムやExcel、紙などに再入力・転記する業務を指します。
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査をご利用の際は、以下のクレジットを記載ください。
「クラウドERP「ZAC」を提供する株式会社オロが実施した調査によると…」
※Q2・Q3は、Q1で「二重入力がある」と回答した245名を対象としています。
■詳細データ
Q1. あなたの職場では、「二重入力」は発生していますか?
・頻繁にある 13.6%
・たまにある 43.0%
・ほとんどない 23.3%
・まったくない 20.1%
→ ある 計56.6% /ない 計43.4%

●56.6%が「二重入力」を経験。DXが進んでも解消されない実態
デジタル化が進む現在においても、二重入力は多くの企業で日常的に発生していることが明らかになりました。過半数が「ある」と回答したことから、二重入力は一部の特殊な業務や一時的な運用上の問題ではなく、多くの職場に共通して残る業務上の非効率であることがうかがえます。
Q2 二重入力が解消されない理由として、あなたが最も近いと感じるものを選んでください。
・複数のシステムがあり、連携されていない 23.7%
・部門ごとに管理方法が異なる 18.0%
・SaaSを導入しているがExcelも併用している 15.9%
・紙や手書き業務が残っている 15.5%
・業務フローが整理されていない 11.4%
・上司や社内ルールでExcel提出が求められている 9.0%

●「二重入力」が解消されない最大の要因は「システム・業務の分断」
これらの結果から、「ツールの乱立」や「部門ごとの分断」により、同一情報を複数回入力せざるを得ない状況が生まれていることが分かります。特に最多回答が「複数のシステムがあり、連携されていない」であったことは、二重入力の主因が個人の工夫不足ではなく、システム同士の接続性や業務設計の問題にあることを示しています。
●SaaS導入後も残る「二重入力」。部分最適のDXが新たな非効率を生む可能性
「SaaSを導入しているがExcelも併用している」と回答した割合は15.9%でした。
デジタル化を進めても、システム間の連携や業務設計が不十分な場合、二重入力は解消されません。
ツール単体の導入にとどまる「部分最適のDX」が、新たな非効率を生んでいる可能性が示唆されます。
Q3 二重入力が発生している業務をすべてお選びください。
・経費精算 32.7%
・請求書・売上処理 28.2%
・予実管理・会議資料作成 26.1%
・工数・プロジェクト管理 23.2%
・営業案件管理・商談履歴・見積 20.8%
・勤怠管理 20.4%
・稟議・ワークフロー 13.9%
・購買・発注・在庫管理 12.2%
・わからない 9.0%
・その他 1.6%

●「二重入力」が最も多い業務、第1位は「経費精算」
特定の業務に限らず、バックオフィス全体にわたり二重入力が発生している実態が明らかとなりました。
【株式会社オロ クラウドソリューション事業部 マーケティンググループ長 吉井惇による総括コメント】
今回の調査から、DXが進む中でも、現場ではなお二重入力が発生している実態が見えてきました。こうした状況の背景には、業務やシステムが部門ごとに部分最適化され、同じ情報を複数の場所で管理せざるを得ない構造があると考えています。
二重入力を解消するためには、単に個別のツールを追加するのではなく、案件・工数・売上・原価といった業務データを一元的に管理できる基盤を整えることが重要です。一方で、企業の業務環境は多様化しており、ひとつのツールだけですべてを完結させることは現実的ではありません。そのため、周辺システムと柔軟につながるAPI連携が可能であることも、今後ますます重要になると考えています。
さらに今後は、AIエージェントが各種ツールへの登録や更新といった業務オペレーションを支援する場面も広がっていくはずです。そうした変化に対応するためにも、人が何度も同じ情報を入力しなくても、必要なデータが適切に連携・活用される業務基盤を整備することが、これからのDX推進においてより重要になると考えています。
■クラウドERP「ZAC」について

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「働き方意識調査2026『二重入力』- DX時代の業務実態 -(PDF)」プレスリリースのダウンロードはこちら
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