旅行・バス事業者向け『行程表クラウド by NAVITIME』、バス予約運行管理システム『楽々道中』と連携開始

サービス間のシームレスな連携により、運行指示書の作成時間を大きく削減

　株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西 啓介、本社：東京都港区）は、2024年1月29日（月）より、旅行・バス事業者向けに提供している貸切バス対応の行程表作成Webサービス『行程表クラウド by NAVITIME』にて、バス予約運行管理システム『楽々道中』との連携※1を開始します。

　本連携では、『行程表クラウド by NAVITIME』で作成した行程表のデータを、『楽々道中』に自動で連携可能になります。これまで紙伝票や複数の冊子やサイトを利用して手入力で行っていたアナログな業務を、『行程表クラウド by NAVITIME』を組み合わせることにより、デジタル化させ、運行指示書の作成時間を大幅に削減し、効率的に業務が行えるようになります。

　連携できるデータは主に、行程情報、高速道路名、通過IC、走行距離、走行時間といった『行程表クラウド by NAVITIME』で計算したルートや運賃の情報です。『楽々道中』の独自入力項目の一部を『行程表クラウド by NAVITIME』上で入力することも可能です。さらに、これらのデータはバス専用カーナビアプリ『バスカーナビ』にも反映することができ、ドライバーは運行指示書に沿ったルートのナビゲーションが可能です。
　本連携機能は、『行程表クラウド by NAVITIME』利用者の追加料金が必要なオプション機能として提供します。

　本対応により、両サービスがシームレスに連携されるため、人手による運行指示書作成時間の削減や転記ミスの防止に貢献できます。ドライバー向けナビゲーションへの情報連携により、正確なルートをドライバーに伝えることができるため、運行の安全および乗客の安全にもつながります。
　大型バスに対応した行程表作成や見積業務、運行指示書の作成、ナビゲーションまでをデジタル化することにより、貸切バスの運行管理業務全体のDX化実現に寄与します。

　観光業務において、さまざまなSaaSツールを利用される事業者様が多いなか、複数ツールの二重管理が手間になることから導入を見送るケースもあるかと思います。事業者様の負担をかけずに、使い慣れた別のシステムを活用しながら『行程表クラウド by NAVITIME』を便利にご利用いただけるように、また、お客様から「『楽々道中』を利用しているが、『行程表クラウド by NAVITIME』で作成した行程表をそのまま取り込みたい」というご要望をいただいていたことから、今回の連携に至りました。

　今後も『行程表クラウド by NAVITIME』は、『楽々道中』に連携できる項目の拡充や、連携先の拡大を行い、サービスのさらなる向上に努めることで、観光業に携わる方々の抱える課題解決や業務改善に貢献してまいります。

　『行程表クラウド by NAVITIME』は、ナビタイムジャパンが提供する旅行・貸切バス対応の行程表作成Webサービスです。貸切バスを安全に運行するための大型バスが走行可能なルートと正確な所要時間を自動で算出し、行程表作成や見積業務をデジタル化することによって、貸切バス・旅行業務の効率化を支援します。
　『バスカーナビ』は、ナビタイムジャパンが提供するバス専用ナビゲーションアプリで、『行程表クラウド by NAVITIME』ご利用中のお客様が、『バスカーナビ』法人契約のお申し込みをいただくことで、ご利用いただけます。

　『楽々道中』は、株式会社メイテツコム（ 代表取締役社長：山田 和利、本社：愛知県名古屋市中村区）が提供する貸切バス・高速乗合バスの予約から配車、運行から請求業務まで一元管理できるシステムで、バス運行管理システムとして高いシェア率を占めています。

※1　ご利用の「楽々道中」のバージョンによっては、この機能との連携ができないことがあります。「楽々道中」の既存利用者様で、本連携ご検討の方や、お見積りをご希望の方は、株式会社メイテツコムへお問い合わせください。

サービス連携イメージと概要

　『行程表クラウド by NAVITIME』で作成した行程表のデータを、『楽々道中』に自動で連携可能になります。さらにバス専用カーナビアプリ『バスカーナビ』にも情報連携できるため、運行指示書に沿ったルート案内・ナビゲーションが可能です。

• 『行程表クラウド by NAVITIME』について

『行程表クラウドby NAVITIME』は、旅行会社や貸切バス事業者向けのSaaS型Webサービスで、貸切バス（大型・中型・小型）を含む車と、公共交通、徒歩、自転車を組み合わせたルート検索や料金計算機能等で、個人/団体旅行、MICE等における行程表作成をサポートします。大型車の事故地点や、見通しの良くない道路など、事前に危険の可能性を注意喚起する「交通事故AI予測マップ」も利用できます。
全国の大型バスの交通規制等を考慮したルート検索、車高・車幅・大型車規制や、リアルタイムの渋滞情報などを考慮したナビゲーション『バスカーナビ』との連携も行えます。

https://www.navitime.co.jp/lp/koteihyo-cloud/

お問い合わせ先
本サービスのご利用を検討されているお客様は、以下のフォームからお問い合わせください。

https://www.navitime.co.jp/lp/koteihyo-cloud/form.html

※「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの登録商標です。
※その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。