アフリカ南部サイクロン被害 日本の緊急支援チームが出動
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"スタッフ1名がモザンビークへ出発
日本の国際NGO「特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事兼統括責任者:大西健丞、本部:広島県神石高原町、以下ピースウィンズ)」は、アフリカ南部にあるモザンビーク北部で発生したサイクロンによる被害に対し、2024年12月20日に日本から緊急支援チームを派遣、現地で支援活動を開始します。
12月15日、アフリカ南部モザンビーク北部に強力なサイクロン(熱帯性サイクロン・チド)が襲いました。これを受け、ピースウィンズが運営する空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"のロジスティクススタッフ1名が、広島県神石高原町にある本部からモザンビークに向け出動しました。
日本から20時間以上のフライトを経てモザンビークに到着後、ピースウィンズ国際人道支援事業の調整員1名と合流し、現地での緊急支援を開始する予定です。
ピースウィンズ事務所前で撮影された強烈な風雨の様子(2024年12月15日 モザンビーク・カーボデルガード州シウレ郡)
国連人道問題調整室(OCHA)によると、サイクロンは2024年12月15日未明からモザンビーク北部のカーボデルガード州やナンプラ州で大雨や・強風をもたらし、徐々に勢力を弱めながらモザンビークを横断、各地でモバイル通信の切断や停電などの被害が報告されています。少なくとも45人が死亡し、493人が負傷、3万5000戸以上の家屋が全壊または損壊し、約48の保健施設と149の学校が被害を受けました。この豪雨や強風で約18万2千人が影響を受けたと推定しており、今後も被害が拡大する恐れがあるとしています。(出典:https://reliefweb.int/report/mozambique/mozambique-intense-tropical-cyclone-chido-flash-update-no-3-18-december-2024-engpt)
また、モザンビークでは ピースウィンズがフィールド事務所を構え、これまでも支援活動を行っています。12月15日、強風によって事務所の塀の倒壊や、事務所内の木の倒木・窓が割れる被害を受けました。また、事務所の近隣の建物の屋根が事務所に飛んできた状況なども確認しています。
被災地で予定している支援活動
・一時避難所での聞き取り、支援ニーズ調査
・物資支援
・そのほか被災地で必要で必要とされている支援
被災地への緊急支援に、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
●ご寄付について
皆様からいただいたご寄付は、2024年に発生したサイクロンにより被害を受けたモザンビークの被災地・被災者支援活動のために大切に使わせていただきます。
▶ピースウィンズの緊急支援活動へのご寄付はこちらから
https://congrant.com/project/peacewinds/9026/form/step1?item_id=2698200
▶クラウドファンディングサイト「Yahoo!ネット募金 」からのご寄付はこちらから
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925081
▶クラウドファンディングサイト「READYFOR」からのご寄付はこちらから
https://readyfor.jp/projects/Mozambique
◆HP、SNSでも随時情報を発信しています
ピースウィンズ・ジャパンHP: https://peace-winds.org
Twitter:https://twitter.com/PeaceWindsJapan
Facebook:https://www.facebook.com/PWJPublicRelations
Instagram:https://www.instagram.com/peacewindsjapan
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"
X(Twitter):https://x.com/ARROWS36899898
Facebook:https://www.facebook.com/ARROWS2019
Instagram:https://www.instagram.com/arrows.red2019/
◆特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンについて
ピースウィンズ ・ジャパンは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOで、大西健丞により1996年に設立されました。これまでに世界37の国と地域で活動してきました。また、災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。
代表理事兼統括責任者:大西 健丞
設立年月:1996年2月
所在地:広島県神石高原町近田1161-2 2F
東京事務所:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2F
主な活動:海外人道支援、災害緊急支援、地域復興・開発支援、犬の保護・譲渡活動
団体URL :https://peace-winds.org/
◆空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"について
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"とは、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事兼統括責任者:大西健丞、本部:広島県神石高原町)が運営する、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。航空機やヘリコプター、船などの輸送手段を活かし、医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などの救助チームが被災地に赴きます。東日本大震災以降、ほぼ全ての国内大災害に出動し、多くの被災者の方々を支援してきました。
現場では自治体、病院、NPO、企業、さらに自衛隊・消防などとも連携を図り、発災直後の救助・救命活動から物資配布や避難所運営、中・長期的な復興のサポートまで必要な支援を最適な形で届けます。
団体URL:https://arrows.peace-winds.org/
所在地:〒720-1622 広島県神石高原町近田1161-2 2F
TEL:0847-89-0885(代)/ FAX:0847-82-2949
活動開始:2019年12月
プロジェクトリーダー:稲葉 基高(医師)
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