株式会社QPSホールディングスの第三者割当増資引受に関するお知らせ
当社は、世界でも有数の小型SAR衛星開発技術を持つ株式会社QPSホールディングス(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:大西俊輔、以下「QPSホールディングス」)が実施する第三者割当増資を純投資として引き受けることを決議し、3月23日に約30億円出資いたしますので、お知らせいたします。
なお、本件の詳細につきましては、QPSホールディングスによる開示資料にてご確認ください。
[QPSホールディングス 開示資料]
(URL)https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260304575960.pdf

出資の背景と目的
2023年に閣議決定された宇宙基本計画では、宇宙産業を日本経済における重要な成長分野と位置づけ、事業規模を2020年の約4兆円から2030年代早期に8兆円規模へ拡大する目標が掲げられました。また、2025年11月に発足した日本成長戦略本部においても、宇宙産業は「成長投資」の中核分野として明確に位置付けられています。
こうした国家的な後押しのもと、宇宙産業の中でも特に地球観測衛星データの利活用ビジネスは、官公庁主導の実証段階から民間市場への本格的な普及が始まる「スタート地点」に立っていると言われています。衛星データはさまざまな社会課題の解決に寄与する可能性を秘めていることから、将来性のある投資分野である一方、特に当社が重視する以下3つのマテリアリティと高い親和性を有する分野での利活用が有望視されています。
1)環境への貢献
2)地域社会への貢献
3)安全および災害対策の強化
当社は、衛星データの利活用の黎明期における事業化の可能性を検討するにあたり、信頼できるパートナーを探す過程でQPSホールディングス様と接点を得ました。同社が展開する小型*SAR衛星データ活用の実績や衛星36機体制で世界中のほぼどこでも任意の場所を平均10分間隔で観測できる「準リアルタイム観測」の構想について伺い、その卓越した技術力とこれまでのご経験が、当社既存事業の高度化や新たなビジネスモデル、エンドユーザー向けサービスの開発につながると確信しました。このような背景から、両社で将来の可能性を共に探索していく方向で協議を開始することを合意しております。
■ミツウロコグループホールディングス株式会社
(代表取締役社長 CEO 田島 晃平 コメント)
地球観測衛星の中でも、天候や昼夜を問わず観測できるSAR衛星は、これからの社会に欠かせない「新しいインフラ」になると考えています。QPSホールディングス様は、小型SAR衛星の開発において世界でも数社のみが実現している高度な技術を有しており、その性能・コスト・開発スピードのいずれにおいても国際的に大きな競争優位性を持っています。2030年を目標に計画されている36機体制による準リアルタイム観測が実現することにより、防災・減災、インフラ監視、環境保全などこれまで以上に幅広い領域で新たな価値を創造できると確信しております。
当社は本年、創立100周年という節目を迎えます。この新たなリフトオフ・イヤーにQPSホールディングス様という心強いパートナーと共に、衛星データ利活用の可能性をさらに広げ、「豊かなくらしのにないて」として社会課題の解決に挑戦することができることを心から嬉しく思います。
■株式会社QPSホールディングス
(代表取締役社長 CEO 大西 俊輔 コメント)
ミツウロコグループホールディングス様は、創立以来、エネルギー・電力・フーズといった生活に不可欠な領域で時代のニーズを的確に捉え、事業領域を着実に拡大してこられました。その長い歴史の中で培われた確かな事業運営力と、時代の変化に応じて新しい領域へ果敢に挑戦される姿勢に深い敬意を抱いております。
今回のご出資およびパートナーシップを通じて、ミツウロコグループホールディングス様が有する幅広い事業基盤や地域ネットワーク、そして社会課題への深い理解と、当社の小型SAR衛星データを掛け合わせることで、新たな価値を生み出せると強く期待しております。
また当社にとっても、データ提供のみならず、エンドユーザーが「使いやすく、価値を実感できる」プロダクトへと深化させていくことが次の成長ステージであり、その実現に向けた協創パートナーとしてミツウロコグループホールディングス様の存在は非常に心強いものです。両社が持つ経営資源と知見を融合し、衛星データが社会のインフラとして機能する未来を共に創っていけることを、心より楽しみにしております。
【SAR衛星とは】
Synthetic Aperture Radarの略で、「合成開口レーダー」とも言い、衛星に搭載して宇宙空間を移動することで仮想的に大きな開口面として働くレーダーです。SAR衛星では衛星自身が電波を発射し、反射した電波を受信して対象物を観測します。
【株式会社QPSホールディングスについて】
商号: 株式会社QPSホールディングス
代表者: 代表取締役社長CEO 大西俊輔
創業: 2005年 6月 株式会社QPS研究所
2025年12月 株式会社QPSホールディングス設立(株式会社QPS研究所子会社化)
本社: 福岡県福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6F
資本金: 1億円(2025年12月現在)
取引所: 東京証券取引所グロース市場(464A)
事業概要: グループ会社の経営管理及びこれに付帯する業務
1.人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器、地上設備、ソフトウェア及びネットワークの研究開発、設計、製造、販売、運用、管理及び保守
2.人工衛星等が取得したデータに関する事業
3.人工衛星等を利用したサービスの提供
4.宇宙技術に関する研究会、講習会及びセミナー等の企画、運営
5.前各号に関する技術コンサルティング、運用支援、受託、開発指導、講演、教育及び執筆に関する事業
6.上記各号に付帯する一切の業務
従業員数: 73名(2025年11月現在)開発44名、営業15名、管理14名。役員7名を除く。
【QPS-SAR衛星データ画像サンプル】
(大山崎インターチェンジ, 京都府 2026年1月22日15時16分 QPS-SAR15号機による観測)

以上
株式会社ミツウロコグループホールディングス
ファイナンス&コントロール
電話03-3275-6300
すべての画像
