B2福岡|九州ダービー鹿児島戦に連勝し、西地区首位を奪取
2024年11月24日(日)に開催された鹿児島戦は13点差をつけ勝利し、連勝を9に伸ばしました
2024年11月24日(日)に開催されました、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン第9節【鹿児島レブナイズvs.ライジングゼファーフクオカ】の結果は、 “鹿児島71-84福岡” 福岡の勝利となりましたことを、お知らせいたします。
【試合結果】
【静岡】71-84【福岡】
1Q 26-19
2Q 17-27
3Q 15-17
4Q 13-21
【戦評】
互いに10勝6敗でゲーム差無しとなった鹿児島との首位攻防戦のGAME2。開始早々のスタートダッシュで鹿児島に10点差をつけられるも、#1中村が3Pシュート、ドライブと躍動して第1クォーターのチーム得点の半分以上になる10点を挙げて差を詰める。
第2クォーターは#8スミスのダンクシュートで幕開けすると、インサイドを起点に攻撃を組み立てる福岡に対して、鹿児島も#14兒玉選手や#7雨谷選手の3Pシュートの得点で応戦し、一進一退の攻防が展開される。
前半で15点を挙げた中村が第1クォーターに続いて躍動し、両チームの激しいディフェンスの応酬から残り4分34秒で鹿児島にチームファウルの5つ目を誘った以降、フリースローを確実に沈めることで逆転に成功した福岡が43-46と3点のリードで前半を終えた。
後半開始から、スミスのダンクシュートに対して#3ハームス選手もダンクシュートで応酬するという展開でスタートした後半は、福岡がインサイドで攻撃を組み立てるも、鹿児島の固いディフェンスと高確率の3Pシュートに苦しむ展開。
その中でも我慢強く攻防を続けたことで、2連続でテクニカルファウルを犯してしまった鹿児島から流れが福岡に傾きだす。勝負所で華麗に3Pシュートを決めた#24谷口、前半に続く中村のアタックも冴え、#50ブラウンと#5ランダルが続く。
第4クォーターでは中村と#25バーレルのホットラインからのダンクシュートが2連続で決まる。昨日に続いて鹿児島の#23ゲインズ選手が連続3Pシュートを決めるも、その後も高い確率で2Pシュートを決め続けた福岡が勝利を収めた。
これで福岡は西地区首位を奪取しただけでなく、11月に入って負けなしの連勝を9に伸ばし、次節はホームの照葉積水アリーナで青森ワッツを迎え撃つ。
【コメント】
【浜口炎HC会見】
スタートから苦しいゲーム展開だったのですが、選手が我慢しながら少しずつ追いついて、よく逆転することが出来たと思っています。 特に昨日の反省から、ターンオーバーが少なかったことが理由だと思います。
チームとしては25回のフリースローラインに立つことを目標としていて、25本のフリースローのチャンスを得ることが出来れば、勝ちに近づくことができると思っている中で、今日の試合は、28回のチャンスで8割を決めることが出来たのは、しっかりとゲームをコントロールした結果だと思っています。
開幕節で連敗した時は、両日とも3Pシュートを30本以上放って、20パーセント台の3Pシュート成功率でしたし、昨日の前半もシュートの確率があまり良くなかったのですが、その中で、インサイドアタックをしながらファウルを獲得するということを徹底する中で、アウトサイドに出てきたボールはアグレッシブに打っていこうという指示をしていました。そういうシュートを精度よく沈めることが出来たこともよかったです。
開幕節で連敗した鹿児島に2連勝出来たことは、シーズン通しての位置付けとしては、バスケットで言うと15試合目が第1クォーターの終わったところと同じだと考えると、出だしでちょっとつまずいて、いいスタートが切れなかったけれども、第1クォーター全体では、まずまずのところまで盛り返せた。
第2クォーターの序盤が、昨日今日の16、17試合目とすると、第1クォーターの序盤にやられた鹿児島に第2クォーターでやり返せた、と言い換えることもできて、メンタル面でも選手にとっては良かったと思います。
鹿児島に連勝して順位も上がったので、ホームで連勝を止めるわけにはいかないと思っているので、しっかり休んで、準備して、ホームでも連勝ができるように頑張ります。
それと、今日のロッカールームでも話したのですが、中村選手が最後に鹿児島のAJのドライブに対して体張ってチャージングを取ったビッグプレイのように、ディフェンスでも体を張って、1つのボールをしっかりチームで止めていく意識で、ディフェンスも継続して頑張って臨みたいと思います。
【中村太地選手コメント】
今日の試合の序盤に、相手の勢いを受ける形になってしまいましたが、前半でまず1桁差に詰めよう、と意識を共有して、そのあと逆転ができて、自分たちとしても我慢できて、すごく実りがあったゲームだったと思います。
青森戦では、隙を見せてしまう時間帯や、ゴール下での簡単なミスだったり、ディフェンスのコミュニケーションでのミスだったりとかを修正して、しっかりボールも回して、まだまだチームとしても向上する余地があるので、このまま隙を見せずに、連勝を積み重ねていけるようにやっていきたいと思います。
【會田圭佑選手コメント】
今日は出だしのところで相手にいい流れを持っていかれてしまって、スタートとしての役目を果たせなかったはありますが、そこからチームとしては粘り強く戦って勝ち切ることができたことは、前節もそうですが、鹿児島相手にこういう試合ができたことは、自分たちにとって自信になった試合だったと思います。
青森は古巣ですし、青森も上位チームに勝ったりしているので、気を引き締めて、しっかり自分たちのバスケットができるようにしたいと思います。
【ハイライト】
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