ROBOT PAYMENT、「サブスクレポート2024.07〜メディア編〜」を公開

メディア業界におけるビジネス環境の変化を、決済データをもとに分析

株式会社ROBOT PAYMENT

2024年7月11日 08時40分

株式会社ROBOT PAYMENT（本社：東京都渋谷区、代表取締役：清久健也、証券コード：4374、以下当社）は、メディア業界（※）の市場規模や業界ごとの動向をとりまとめた「サブスクレポート2024.07〜メディア編〜」（以下本稿）を公表しました。

本稿は、サブスクリプション市場について考察を行ったアニュアルレポート（2023年8月公表）に続き、当社に蓄積された決済データ・顧客動向の分析を行い、顧客へのアンケートやインタビューも実施し、メディア業界におけるビジネス環境の変化について考察したものです。

※本稿では、デジタルコンテンツ・Webメディア・会員サイトを総称して「メディア」という。

■背景

メディア業界は、1990年代後半のインターネットの普及や、2010年代にかけて台頭したソーシャルメディアや新たなプラットフォームなどの影響を受けて大きく成長してきました。

大量の情報を無料で閲覧できるようになった一方で、情報の信頼性や品質の問題が浮き彫りになり、再び信頼できる情報源へと回帰しつつあります。

また、2020年初のコロナ禍では、自宅で過ごす時間が増えてオンラインメディアの重要性が増しましたが、経済の不安定さにより企業の広告予算が削減され、メディア業界の広告収益が減少するケースも見られました。これに対処するために有料化員向けの特別なコンテンツやサービスを提供することで、新たな収益源を模索する動きもあります。

このような背景により、メディア業界は、直近20年間において提供価値の変化を幾度となく遂げており、今後もトレンドに応じて継続的に変化し続けるものと考えられます。

当社は、サブスクリプションモデルが一般的に認知される前から「定期継続課金」に強みを持つプロダクトを提供しており、累計14,000社以上にわたるサブスク事業者の決済の自動化や顧客管理を通じて、事業拡大に寄与してまいりました。

本稿は、当社顧客の中でも特に多くの方々に利用いただいているメディア業界に着目したものです。当社の決済データや事業者インタビューを通じ、直近の業界動向や市況変化に関するサブスクリプション事業者からの見解を取りまとめて考察を行いました。

本稿を通じて、さまざまなサービス形態を持つサブスクリプション事業者へ最新情報を提供し、新たなビジネスの展開・発展に寄与していきたいと考えております。