ブラザー、名古屋市へ自社生産した不織布マスクを寄付

ブラザー工業株式会社（社長：佐々木一郎）は、新型コロナウイルス対策活動支援のため、自社生産した不織布マスク5万枚を名古屋市へ寄付した。寄付したマスクは、名古屋市内の介護保険施設へ配布される予定だ。

贈呈式の様子(左からブラザー工業執行役員・杉本吉市、名古屋市健康福祉局長・山田俊彦、ブラザーリビングサービス代表取締役・田中俊行)

 

ブラザーでは、瑞穂工場(名古屋市瑞穂区)に不織布マスク生産設備が導入され、5月22日から不織布マスクの自社生産が始まっている。生産されるマスクは、ブラザーグループの事業活動継続のために使用され、一般には販売されない予定だが、社会貢献の観点より、ブラザーの生産拠点がある名古屋市と刈谷市へ寄付することが発表されていた。

6月2日に名古屋市役所で行われた贈呈式では、名古屋市健康福祉局長が「新型コロナウイルスの影響が続く中、今後も必要とされる不織布マスクを自社生産の上、寄付いただけたことは社会的にも素晴らしいことと思う。大変感謝いたします」と述べ、感謝状が贈られた。

 

ブラザーが自社生産したマスク