ワークスモバイルジャパンがLINE社のAI事業「LINE CLOVA」を統合 「LINE WORKS AI秘書(仮称)」の開発を開始
「LINE WORKS」の機能をAIで拡張
今回統合するAI事業「LINE CLOVA」は、自社開発のAI技術を活用した「CLOVA OCR」、「LINE AiCall」等のサービスの提供や、日本語初の大規模言語モデル「HyperCLOVA」をはじめとするAI技術研究・開発に取り組むなど、AIの新たな価値創造を進めてまいりました。
「HyperCLOVA」は日本語の学習データをもとに構築した生成系AIで、チャットでの対話やメールの作文、ミーティングメモの要約などを自然な日本語で行うことができます。今後さらに、LINE WORKSの利用が多い業種業態に特化したチューニングをすることで、現場業務で活用できる専門知識を獲得していきます。
今回のAI事業統合により、2017年のサービス開始以降、BtoC事業からBtoB事業への戦略転換を進めビジネスを成長させてきた「LINE CLOVA」の持つ技術を、「LINE WORKS」上で使えるようにすることで、はたらきやすさをこれまで以上に追求し、AIの社会実装を目指してまいります。
■「LINE WORKS AI秘書(仮称)」について
2月9日に開催したビジネスカンファレンス「LINE WORKS DAY 23」では、「LINE WORKS」上で仕事をサポートする「LINE WORKS AI秘書(仮称)」の開発を行っていることを発表しました。
「LINE WORKS AI秘書」の画面イメージ
左:トークの内容から「LINE WORKS AI秘書」がスケジュールの作成ニーズを検知。スケジュール作成画面へ誘導。
右:トークの内容から「LINE WORKS AI秘書」がタスクの登録ニーズを検知。タスク作成画面へ誘導。
トークのやりとりのコンテクストをAIが理解して、能動的に仕事をアシストしてくれる「LINE WORKS AI秘書(仮称)」は、「LINE WORKS」上で動くAI技術の一つです。「LINE WORKS」上でスケジュールをお知らせしたり、必要なトーク内容をノートに整理したり、タスクを登録したり、トークルームへ誘導したり、さまざまな形であなたが何をしたいのかを解釈し、仕事がより快適に進むようAIがあなたの仕事をサポートします。
■今後について
「LINE CLOVA」の文字、音声、画像などのAIの技術を活用して、文章の生成や音声インターフェースなど、「LINE WORKS」のさまざまな機能をAIで拡充していく予定です。
この度のAI事業統合により、両社が保有する技術力やノウハウを融合させることで、ユーザーの皆様が使いやすい、より良いサービス提供を行えるよう、努力してまいります。
「LINE WORKS」とは
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさを保ちながら独自に開発・提供を行っており、ユーザーの教育も最小限に導入したその日から誰でもすぐに使えます。PCやタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフィスワークだけでなく、拠点や店舗などPCを使う時間の少ない「現場」での活用が進んでいます。無料版、有料版(スタンダード・アドバンスト)があり、無料でもほとんどの基本機能を使うことができ、顧客や取引先など社外とのやりとりにも活用していただけます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2022年版」では、2017年度~2021年度まで5年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しました。
■会社概要
社 名 :ワークスモバイルジャパン株式会社
本 社 :東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング11F
設 立 :2015年6月
代表者:代表取締役社長 増田 隆一
資本金:55億2,000万円
U R L :https://line.worksmobile.com/jp/
※記載の会社名、製品名は、それぞれ会社の商標または登録商標です。
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