「羽田で出会う、日本の森。」日本空港ビルデングとTS Aromatiqueが共同で香り による空港体験の価値向上に挑戦

日本空港ビルデング株式会社とTS Aromatique株式会社(TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIO)は、お客さまにより快適で心地よい滞在体験を提供することを目的に、香りを活用した空間演出の研究・開発に共同で取り組んできました。このたび、共創の成果として、2026年10月1日より羽田空港第1ターミナル北側サテライトにおいて、「羽田で出会う、日本の森」をテーマとした天然精油100%による空間演出を開始します。
連絡通路から搭乗口エリアにかけて3種類の香りが旅客動線に沿って移り変わることで、お客さまを搭乗口まで導きながら、より快適で心地よい空港体験を提供するとともに、搭乗までの時間をより豊かに演出します。また、日本各地の森を想起させる香りを通じて、日本の自然や地域文化の魅力を発信するとともに、羽田空港ならではの新たな空港体験の創出を目指します。
■terminal.0 HANEDAでの共創から生まれた取り組み
空港は、旅への期待が高まる一方で、保安検査や搭乗までの移動、待機時間などにより、緊張やストレスを感じやすい空間でもあります。日本空港ビルデングとTS Aromatiqueは、日本空港ビルデングが運営する研究開発拠点「terminal.0 HANEDA(ターミナルゼロ ハネダ)」において、「人のこころを動かすために、空港が出来ることのすべて。」をコンセプトに、香りが空港利用者の快適性や心理状態に与える影響について研究を進めてきました。
また、2026年4月から6月にかけて羽田空港第2ターミナル保安検査場で実施した実証実験では、旅客と検査員のストレス軽減を目的として、検査場入口で深呼吸を促すオリジナルアロマを噴霧しました。利用者からは高評価をいただき、香りが心地よい空港体験の創出やリラックス効果の向上に寄与する可能性が確認されました。今回の取り組みは、こうした研究・実証の成果を実際の空港空間へ展開するものです。
■香りの空間演出「南の森」「北の森」「羽田の森」
本取り組みは、TS Aromatique が展開する「47 SCENTS OF JAPAN※」の考え方を取り入れ、日本
各地の地域資源や自然の魅力を香りで表現するものです。本館とサテライト施設を繋ぐ連絡通路では「南の森」「北の森」を、24~29 番搭乗口エリアでは「羽田の森」をイメージした香りを展開します。それぞれ異なる香りを空間ごとに配置することで、日本の森の多様な魅力を感じられる環境を創出します。香りを強く感じさせるのではなく、木造建築や植栽、人の動きと調和しながら、空間全体がひとつの森のように感じられる環境づくりを目指しています。

SOUTH FOREST|南の森
芳樟や杉の柔らかさ、大地と水に恵まれた地域の自然をイメージした、力強く明るい南の香りです。
主な香り:檜、芳樟、杉、柚子

NORTH FOREST|北の森
冷涼で澄んだ空気と、針葉樹の青々とした香りをイメージした、透明感のある北の香りです。
主な香り:檜、椴松、檜葉、薄荷

HANEDA JAPAN FOREST|羽田の森
檜、杉、松など、日本を象徴する木々を中心に、都市としての羽田に日本の森の静けさを重ねた香りです。旅立つお客さまを送り出し、羽田へ戻ってきたお客さまを迎える、羽田空港ならではのシグネチャーアロマとして開発しました。
主な香り:檜、赤松、黒唐檜、杉、柚子
※TS Aromatique が主導する日本各地の森や植物、風土、文化を香りで表現し、日本の自然や地域の魅力を未来につないでいくプロジェクトです。
■今後の展望
本取り組みは、単なる空間演出にとどまらず、香りを通じて日本の自然や地域文化の魅力を発信し、
空港で過ごす時間そのものの価値向上を目指すものです。日本空港ビルデングとTS Aromatique は、
今後も共創を通じて、利用者の快適性向上と新たな空港体験の創出に取り組み、日本の空の玄関口として、より心地よく魅力的な空港づくりを推進してまいります。
■「terminal.0 HANEDA」とは

「terminal.0 HANEDA(ターミナルゼロ ハネダ)」は、日本空港ビルデング株式会社が運営する空港を主要テーマとした研究開発拠点です。現在、36 社2 団体2 大学の参画企業とともに、空港課題の解決に向けて異業種連携で研究開発を行っています。
*随時参画企業を募集しております。お気軽にお問い合わせください。
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