現代美術家でプロスケーター元世界チャンピオンでもあるエド・テンプルトンの作品集「87 DRAWING」出版を記念した作品展示販売&オンライントークショーを『BOOKMARC』にて開催!
会期:2022年5月6日(金)- 5月18日(水)
オープニング・レセプション&オンライントークショー with TOKION.JP
(※エド・テンプルトンはオンラインにて参加)
日時:2022年5月6日(金)18:00 ~
場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
トークショーの模様は以下のInstagram アカウントからライブ配信も行います。
■MARC JACOBS JAPAN (マークジェイコブスジャパン)公式インスタグラムアカウント
@marcjacobsjapan
https://www.instagram.com/marcjacobsjapan/
店頭以外での販売方法
5/6(金) PM12:00 より、お電話・メールによる対象書籍・展示作品の販売も承ります。
TEL: BOOKMARC 03-5412-0351 (12:00-19:30)
E-mail: BookmarcHarajuku@marcjacobs.com
・送料、決済手数料お客様負担となります。地域別・国別で料金は変動致しますので予めご了承ください。
商品情報
87 DRAWINGS by Ed Templeton
販売価格:8,800円(税込み価格)
Hardcover / 104 pages / 220 x 270 mm / color, white and black
limited edition of 2,000 copies / 2022 / published by NAZRAELI PRESS
※先着でBOOKMARC限定サイン入りステッカー特典
アメリカ人プロスケートボーダーでアーティスト、エド・テンプルトン(Ed Templeton)の作品集。
本書に収録された作品群は、1990年から30年以上に渡って制作されたドローイングスタイルをまとめた注目すべき回顧作とも言える1冊。思春期のティーンネイジャーや若者に目を向け、それぞれの被写体特有の性格を捉えると同時に、南カリフォルニアから始まった独自のスケートボードとサーフィンのカルチャーにまつわるヴィジュアル・アイデンティティーを記録した。プロスケーター元世界チャンピオンとして、あるいは現代アーティスト、写真家として活動する前に育った場所であるため、そこでのカルチャーにも精通している。作者の被写体はよくポートレートのように描かれ、シンプルな線でなぞられている身体に対して、顔のディテールは印象的に仕上げられている。クールで無関心に装い、そのイメージが描き出されているにも関わらず、作者はそこに尊敬と愛情を向け、若者たちの反体制的なスタイルを露見させ、それを賞賛している。編集者であり出版者、ジャーナリスト、キュレーターのキム・ハストライター(Kim Hastreiter)が序文で述べているように、作者の「隠し味は感情移入(共感)」なのである。
本作には、妻であり、コラボレーターでもあるディアナ・テンプルトン(Deanna Templeton)のセルフポートレートと二人が一緒に描かれたドローイングなど、よりパーソナルなドローイングも8点収録されている。また、時間軸ではなく場所に焦点を当てたとされる14点は、ヴィンテージホテルのステーショナリーに描かれている。作者の祖父が多くのステーショナリーを収集していたため、それを用いることで自身の人生と南カリフォルニアの文化を紐づけた。祖父母に育てられた作者は、アートと出会い触れることが「人生をとても豊かにする」と言い聞かせてくれた祖母への感謝の念として、彼女の晩年のポートレートで本書を締め括っている。
巻頭のページには、サブタイトルとして「IATROGENIC CALAMITY」と書かれており、文字通り「医療行為によって引き起こされた病気」という意味であると作者は説明する。自身がこの言葉を気に入ったのは、自分を助けるために行おうとしている行為そのものが自分を害している、という考えを表すからであるという。作者は人類に対して深いシニシズムを持っており、何か良いことが起きたら必ず悪いことが続くという感覚を常に抱いており、大災害の中からも良いものが生まれると思う、と加えた。本書は、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの中で構想されたもので、作者の心に最も近いものが含まれている。10代のスモーカー、パンクス、不満を抱く若者、ハンティントンビーチを特徴づける壁。本書の最初に収録される作品は、1990年当時18歳の時に描いた、ディアナのヌードスケッチである。間違いなく、ディアナは作者の北極星として在る。
「他分野での活動で高い評価を得ているため見過ごされやすいのだが、事実エド・テンプルトンの作品の中心となっているのはドローイングなのだ。ペンとインクで何層にも、そしてほぼひとりでに描かれた落書きは、どんな時でもテンプルトンがアーティストとしての立ち位置として、また世界との関係性に関する自身の問題を解決するための場であった。」— アーロン・ローズ(Aaron Rose)
プロフィール
Ed Templeton(エド・テンプルトン)
1972年生まれ。偶然の出会いを取り入れたシネマヴェリエの手法で、米郊外の生活、敬虔なそぶり、若者のサブカルチャー、を反映した作品で知られるアメリカ人画家/写真家。スケートボードで2度の世界チャンピオンとしてサブカルチャーで尊敬を集めるカルトヒーローとして殿堂入りも果たした。写真集の出版とマルチメディアの作品展で広く知られており、今までMOCA(LA),ICP(NY), Palais de Tokyo(パリ), Kunsthalle(ウィーン), Pier 24 Photography(SF),で展示された。 MoMA(NY), SMAK Museum(ベルギー), Orange County Museum of Art, Bonnefanten Museum(マーストリヒト)のコレクションに収蔵されている。
Instagram:@ed.templeton
企画・協力
NAZRAELI PRESS, twelvebooks, ROBERTS PROJECTS, TOKION
*Courtesy of Ed Templeton and Roberts Projects, Los Angeles, California
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像