【オリックス自動車】自社開発の移動事務所車（モバイルオフィスカー）、配備台数を倍増

「働き方改革」に有効な特殊車両レンタカー、全国で２１５台に

オリックス株式会社

2018年9月27日 15時01分

オリックス自動車株式会社（本社：東京都港区、社長：亀井克信）は、このたび、自社開発の「移動事務所車（モバイルオフィスカー）」のレンタル車両を増車し、全国で計215台を配備しましたのでお知らせします。「オリックストラックレンタル」営業所の全61拠点にてご提供し、法人のお客さまの「働き方改革」ニーズにお応えします。

　「移動事務所車」は、営業用バンを改造し、サテライトオフィス代わりにお使いいただけるよう事務所機能を備えた特殊車両です。自宅・事務所・訪問先間など、車での移動に多くの時間を割かれる社員の業務効率化ニーズにお応えします。　
　2015年9月に、土木・建設会社をはじめとする企業向けオーダー製作で提供を始めた移動事務所車は、2016年から一般レンタルの提供を開始しました。以降、働き方改革を進める法人からのレンタルニーズが高まっていることから、前年同期の105台から倍増となる215台へ増車しました。
　新たに配備した車両は、これまでにご利用いただいたお客さまからのご要望を反映し、天井部LEDライトを大きくしたり、椅子や足元のスペースを広くしたりするなど改良しています。

　当社の移動事務所車を2015年9月より導入いただいている三井住建道路株式会社（本社：東京都新宿区、社長：松井隆幸）では、工事現場での業務時間中にメール処理や日報などの書類作成を行うことで、事務所に立ち寄らない直行・直帰型の勤務を可能とし、残業時間の削減を実現されています(＊1)。

　オリックス自動車は、さまざまな営業用・業務用車両のリースで培ってきたノウハウを生かし、金融機関向けの「移動金融車」も企画・販売しています。今後も、お客さまのご要望に応じた装備を搭載した特殊車両の企画・開発を進めてまいります。

（＊1）三井住建道路株式会社では、移動事務所車導入のほか、情報化施工の拡大、勤怠管理システム、ノー残業デーなどを導入し、2017年度は2014年同期比35％の残業削減を実現しています。

【移動事務所車補足情報】

■基本料金：12時間13,500円（税込）
※貸出期間・台数に応じ、個別にお見積りいたします。

■車両情報：日産「NV200」を改造し、事務所機能として以下を装備しています。
・収納機能付き椅子とテーブル
・車両用DC12VからAC100Vへの電源変換インバーター
・外部電源取り出し機能
・LEDルームランプ
・後部座席ウィンドウフィルムおよびカーテン
・エンジン停止時に使用可能な簡易型エアコン※その他カーナビ、ETC車載器を搭載

■ 移動事務所写真

⽇産NV200 をベースとした⾞両