国内初、産直EC「ノウタスモール」に「あと値決め」が標準決済として搭載
消費者の67%が生産農家を支援
※) 自社調べ (2022年8月、国内における「ポストプライシングサービス」として)
食べてから消費者自身が値段を決める「ノウタスモール」の仕組み
ノウタスモールは、2022年9月5日に新たにリリースされた産直ECで、生産者のとっておきの逸品を消費者が直接購入し味わったあとで価格を決めることができるという国内初の仕組みを備えています(https://mall.notas.co.jp/ )。
その仕組みを可能にしたのが当社の「あと値決め」というポストプライシングサービスです。あと値決めは、消費者が実際に体験した「あと」で自ら「値決め」を行うことができる仕組みで、実際にお食事頂いたあとの満足感や生産者への応援といった要素を、価格に取り込むことができます。
消費者のうち67%が活動支援金を送る。
あと値決め全面導入に備えて、実証実験を行いました。価格入力項目のうち生産農家を支援する項目に、67%の消費者が支援金を送る結果が得られました。
<実証実験の概要>
・商品:ぶどう+オンラインぶどう狩り体験のセット
・販売価格:最低価格6,000円~あと値決め制
・実施日:2022年6月13日
産直EC事業の標準決済に「あと値決め制」が選ばれた理由
産直ECモール「ノウタスモール」へ「あと値決め」が全面導入された背景には、3つの理由があります。
1.生産者を、農作物の価格設定における悩みから解放させる
農作物の価格の決まり方は非常に複雑なものであり、必ずしも原価や味によって決まるものではありません。そして長年の流通市場の大きな流れの中で固まった相場に変化を与えることは容易ではありません。一方で個人の嗜好性が多様化する現代において、「市場価格」と「個人が感じる価値」にはギャップが発生していると考えられます。
このギャップを埋めることで生産者の持続可能性を高め、各消費者にとって価値のある生産物を持続的に流通させる仕組みが構築できます。
2.最低価格を設定できることから、リスクなく安心して販売できる
商品ごとに個別で最低価格を設定することができるため、通常定価に追加する形でのあと値決めが可能です。また仮にあと値決めをされなかったお客様がいても、最低価格分は当社にて100%保証されます。
3.生産者と消費者との双方向コミュニケーションを創出する
あと値決めをする前に生産者からのメッセージが表示されます。消費者は生産者のストーリーを感じることができ、商品対価とは別で応援したい気持ち分も上乗せすることが可能となります。また値段をつけるフォームでは消費者から生産者に向けた感想を必須で書くため、80%以上の消費者から、口コミや感想のデータをとることができます。
自然災害の影響を受けてしまった生産者への継続的な支援の実現を目指す。
あと値決め形式での販売を行うことで、通常の消費行動に「応援」を自然な形でプラスすることができると考えられます。
今後の発展的な活用として自然災害により甚大な被害を受けやすい一次産業生産者の方々を応援するための仕組みとなることを構想しています。
被災地の生産者への影響は数年以上に渡って復興作業が続くことも珍しくはありませんが、日本国内における自然災害被害に対する消費者からの支援はニュースなどでの報道が活発な時期のみの一過性の支援となってしまっている実情があります。
そういった社会課題を解決するため、あと値決め形式での販売時の価格入力項目へ「台風OO号被災地への支援」などといった項目を用いることで、被害が起きている事実を風化させることなく継続的な支援を実現できると考えています。
▼「あと値決め」の導入希望や資料請求はこちら
https://pricing.netprotections.com/inquiry/
「あと値決め」とは
「あと値決め」はCtoCマッチングプラットフォームや東証プライム上場企業から個人事業主まで幅広くご利用頂いているポストプライシング(後から値段を決める形式)をまるっと代行する国内初・国内唯一のサービスです。投げ銭の4倍にあたる80%以上の価格入力率を達成可能(※1)であり、ご利用料金は決済手数料のみのため追加コストの発生が少ないのが大きな特徴です。事業者様が簡単にあと値決め形式での商品/サービス販売を行うサポートをし、収益性の向上に貢献いたします。
※1)当社の独自調査。https://pricing.netprotections.com/info/press/210526.html
株式会社ネットプロテクションズ 会社概要
当社は国内BNPL決済サービスのパイオニアです。2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、2022年3月までに年間ユニークユーザー数(※2)が1,500万人超に達し、累計取引件数が3.4億件を突破するまでに至りました。2011年より、同サービスにより培った独自の与信ノウハウとオペレーション力を企業間取引向けに展開した「NP掛け払い」の本格販売を開始し、2021年度の年間流通金額では前年比約30%の成長率で伸長しています。2017年には、EC物販だけでなくデジタルコンテンツ・実店舗など様々な業種で導入可能な後払い決済「atone(アトネ)」の提供を開始しました。さらに2018年には、台湾においてもスマホ後払い決済サービス「AFTEE(アフティー)」をリリースしました。当社はこれらの事業運営によって高い技術と豊富な実績に基づいた与信とオペレーションが構築されており、決済サービスを通じて誰もが安心かつスムーズに商取引できる社会の実現を目指しています。
【商号】
株式会社ネットプロテクションズ
(株式会社ネットプロテクションズホールディングス(東証プライム、証券コード7383)グループ)
【代表者】
代表取締役社長 柴田 紳
【URL】
https://corp.netprotections.com/
【事業内容】
後払い決済サービス「NP後払い」の運営
企業間決済サービス「NP掛け払い」の運営
訪問サービス向け後払い決済サービス「NP後払いair」の運営
新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の運営
台湾 スマホ後払い決済「AFTEE(アフティー)」の運営
ポイントプログラムの運営
【創業】
2000年1月
【資本金】
1億円
【所在地】
〒102-0083 東京都千代田区麹町4丁目2-6 住友不動産麹町ファーストビル5階
※2)2021年4月1日~2022年3月31日における「NP後払い」の利用者のうち、氏名・電話番号の双方が一致する利用者。
ノウタス株式会社 会社概要
ノウタスは、バーティカルSaaS(Farming as a Service)の提供により、異業種のサービスを農家向けに最適化していく(農を足す)ことで、農家の課題を解決する(農を助ける)ことを目指しています。株式会社農情人との業務提携を通じて、NFT、DeFiなどを活用した新たな農業金融の共同事業企画も開始しました。また、兼業農家の積極採用と、SE兼業農家を活用したシステム開発支援も行っています。
デジタルではカバーしきれない農園へのラストワンマイルの取り組みとして、ノウタスは農業関連イベントの企画運営を行うアグリテイメント事業も展開しています。ノウタスが企画し、長野県須坂市後援のもと実施した「ノウタスワーケーション」は、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで特集され、令和3年度の食料・農業・農村白書にも掲載。長野県やJR東日本、岡木農園、フルプロ農園、キタイチ果樹園などと実施した「オンライン果物狩り」は、日本テレビの「ひるおび」や、「ズームインサタデー」でも特集されました。愛媛県西条市のSDGsプログラムへの参加、長野県のチャレンジナガノ事業への採択など、活動は全国に拡大しています。
これらデジタル、非デジタル両面からの活動を通じて農業への参入促進、高付加価値化や生産性向上につなげることにより、「持続可能な農業」を実現し、SDGsの達成に寄与します。
【商号】
株式会社ノウタス
【代表者】
代表 髙橋 明久
【設立】
2022年4月4日
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