元サッカー日本代表 北澤豪やビーチサッカー日本代表経験選手も参加! プロギング×ビーチサッカーのイベント 第3回『PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025』を開催しました!
2025年10月18日(土) @高円宮記念JFA夢フィールド
一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県(千葉県千葉市中央区、代表理事:麻生恵)は、これまで当団体が行ってきた、ごみ拾いとジョギングを掛け合わせたスポーツ「プロギング」とそのツールの貸出・集めたごみを回収する「プロギングステーション」を体験してもらう『PLOGGING MAKUHARI』の企画に、環境と密接にかかわるアクティビティ『ビーチサッカー』の要素を加えたイベント『PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025』の第3回を開催いたしました。今回もサッカーファンを中心とした多くの参加者が集まり、北澤豪さんやビーチサッカーの現役プロ選手とともにプロギングとビーチサッカーを楽しみました。今回のプロギングでも街中のごみを中心に拾ってもらい、これらが海に流れでている実態を感じてもらいました。ビーチサッカーではきれいな砂浜であることの必要性を感じてもらったことで参加者の海洋ごみ問題に対する関心の高まりが感じられました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト:https://www.ploggingchal.com/

イベント概要
・開催概要:プロギングとビーチサッカーを通して海洋ごみ問題への意識・行動の変容を促すプロジェクトイベント
・日程:10月18日(土)15時30分~18時30分
・開催場所:高円宮記念JFA夢フィールド(〒261-0022 千葉県千葉市美浜区美浜11)
・参加人数:40名
・主催:一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県
・協力団体:公益財団法人日本サッカー協会、LIGHTSHIP Inc.
・後援:一般社団法人日本ビーチサッカー連盟、NPO法人全国ラジオ体操連盟、千葉市
・オフィシャルサプライヤー:千葉テレビ放送株式会社
・集めたごみの量
燃えるごみ:38.25kg
ペットボトル:4.64kg
ビン・缶:6.74kg
=総重量:54.73kg(燃えないごみ5.1kg含む)
チームに分かれてスポGOMI形式プロギング
プロギングとビーチサッカーをかけ合わせた当イベントは今回で3回目。元サッカー日本代表でJFA技術委員会シニアアドバイザーの北澤豪さんと東京ヴェルディBS(https://verdy-bs.net/)所属の茂怜羅オズ選手・上里琢文選手・大場崇晃選手・田中颯選手が参加。フリーアナウンサーの泉水はる佳さんのMCのもと、イベントの冒頭では、参加者全員でラジオ体操を実施しました。子どもたちにとってだんだんと減ってきたラジオ体操ではありますが、上手に体操できており、ゲストの皆さまからお褒めの言葉が!
その後、チームごとにスポGOMI(https://www.spogomi.or.jp/)のポイント形式でのプロギングを実施。一斉にランニングをはじめ、各チームが必死にごみ拾い。脇道や植栽の中に捨てられたごみを拾い、改めてこれらが海に行きつき、海洋ごみへと変わってしまう実態を感じてもらうことができました。風の強い海浜幕張地域では、顕著に街のごみが川や海に流れ出る可能性が高くなってしまいます。

ゲストの5名はチーム北澤としてスペシャルチームを結成!少ない人数ながらも選手の強みである体力や機動力を活かし、わずか40分程度で約13kgのごみを集め、今回も断トツ1位で前半戦のプロギングを終えました。2位以降の参加者たちも多くのごみを集めており、全チームで約55kgも集めることができました。
きれいな砂浜でないとプレイできないビーチサッカー
砂浜の環境が良くないとプレイできないビーチサッカーも海洋ごみ問題と密接な関係があります。会場のピッチカリオカはビーチサッカー専用コート。ごみがあると足を切ってしまい、非常に危険なのでこのコートは常に新品の砂を補充するほど厳密に管理されています。今回のイベント参加者も、多くは普段からサッカーをプレイしている子どもたち。実際にごみを拾ったあと、ビーチサッカーピッチでのびのびとビーチサッカーを行うことで海洋ごみ問題のせいで自分たちがスポーツをできなくなる可能性を感じてもらいました。
日本サッカー協会の今井さんによるビーチサッカーコンテンツはとても大盛り上がり。サッカーゴルフやコーン当ては通常の芝生の上だと簡単でも、砂の深さが50cmもあるビーチサッカーコートだと急に難易度が上がります。参加者たちは砂のデコボコや沈む砂に苦戦しながら楽しんでポイントを競っていました。イベントの最後はエキシビションマッチとして北澤さん、茂怜羅選手、上里選手、大場選手、田中選手の5名によるドリームチームと各チームが対戦。日本代表経験選手たちの技術力に完敗し、各チームがなかなか点数が入れられない中、参加した小学生全員による連合チームが点数を入れると大歓声が上がっていました。
最終的な優勝チームは『北澤ジャパン』。ゲストチームが2位に圧勝したため、2番手チームを優勝とさせていただきました。
ゲストの皆さまからは、今回こういった企画だから拾うのではなく、習慣としてごみ拾いをすることの大切さや、みんなで地球をきれいにする意識が大事だと話があり、ごみのない環境がいかに大切かを説明いただきました。

第3回 PLOGGING MAKUHARI PLUS+を終えて、ご出演いただいた東京ヴェルディBSの2名からコメントをいただきました。
大場崇晃選手
今回、「Play for Earth」での北澤さんとの対談とPLOGGING MAKUHARI PLUS+への参加を通して、現在の海洋ごみ問題や地球環境問題について改めて考えさせられる学びの多い時間でした。
プロギングは初めて体験しましたが、大人から子供まで幅広い世代がジョギングとごみ拾いを一緒に楽しんでおり、新たなクリーン活動の形を見ることができましたし、クリーン活動後には参加者の皆さんとビーチサッカーも楽しみ、この競技の認知度向上にも繋がるとても有意義な時間となりました。今後も海洋ごみや環境問題に対する知識を深めながら、こういったイベントや活動に積極的に参加したいと思います。
田中颯選手
今回プロギングの企画に参加して、改めて「海にごみを出さない」という意識の大切さを強く感じました。普段は小学生を対象に茅ヶ崎でビーチサッカーのスクールを行っていますが、活動の場である砂浜がきれいであることが、子どもたちにとっても自然や環境を学ぶ大切な機会になっています。実際にごみ拾いの活動を通して、ごみを拾うだけでなく、“出さない”という考え方を持つことができました。海は僕たちの生活のすぐそばにあり、自然と共にある競技に関わる者として、この意識を次の世代へ繋げていきたいと思います。こうした一人ひとりの小さな行動が、未来の海を守る大きな力になると信じています。
【次回予告】11月29日(土)第4回 PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025開催決定!
プロギングとビーチサッカーのアクティビティを通して海洋ごみ問題に取り組む当イベントは出演者・参加者共に大好評!第4回 PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025を11月29日(土)に開催いたします。次回も参加者がプロギングで回収したごみの量や種類によってポイントを獲得し、その後、高円宮記念JFA夢フィールド内にある、国内でも数少ないビーチサッカー専用ピッチを使用して、ビーチサッカーのミニゲームでさらにポイントを加算。2つのスポーツで競い合う、チーム対抗型のサステナブルアクションイベントとして、定期開催いたします。
次回第4回が今年度の最終回!最後の機会となりますので皆さまのご参加お待ち申し上げます!
今後も「PLOGGING MAKUHARI」では、体を動かすアクティビティを通じて環境への意識を広げ、楽しみながら行動につなげる活動を目指してまいります。
参加申し込みフォーム:https://ssl.mypl.net/inquiry/entry?fid=5399

<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県
活動内容 :海洋ごみ問題の啓発活動、清掃活動の実施

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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