TISとインテックが米国にグループの「シリコンバレー・イノベーション・ラボ」を設立

ＴＩＳインテックグループのTIS株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：桑野 徹、以下TIS）と株式会社インテック（本社：富山県富山市、代表取締役社長：日下茂樹、以下 インテック）は、両社の米国現地法人2社を通じて「TISインテックグループ・シリコンバレー・イノベーション・ラボ」を共同で新設したことを発表します。

　本ラボは、TIS R&D Center, Inc.（本社：米国サンノゼ市、取締役社長：姥谷 幸一、以下 TRC）とINTEC Innovative Technologies USA，Inc.（本社：米国パロアルト市、代表取締役CEO：石井 貞行、以下インテックUSA）が共同で運営し、米国の先進技術・プロダクトを活かした実証実験などを通じて新規事業の創出を目指します。

■ラボの概要
　本ラボでは、シリコンバレーを中心とした米国のスタートアップ企業、日本の大手企業のシリコンバレー拠点や新規事業部門などと共にオープンイノベーションによる革新的な新規事業創出や先進プロダクトの日本やアジアでの早期活用を目指し、両拠点の既存リソースと、追加した専任エンジニアおよび外部リソースを積極的に活用し、迅速な実証実験を可能とする体制を構築しました。これにより、シリコンバレーにおける実証実験で、各種フィージビリティや日本市場への適応性などの確認を行い、新たな事業創造に繋がる事業シーズを育てていきます。

　テーマとしては、TRCとインテックUSAがフォーカスしているFintech、AI、IoT、ビッグデータ、セキュリティを主なターゲット領域とし、ＴＩＳインテックグループの顧客をはじめとする日本の大手企業との共創による新規事業の創出や先進技術・プロダクトのより迅速な取り込みを目指します。

　本ラボでは、既に先行してFintech関連スタートアップや日本の金融機関などとの米国での実証実験を複数件実施しています。
　TISとインテックの両社では、今後も国内外のグループネットワークを活かして実証実験の協力先などを募り、新たなイノベーションの創出を目指していきます。

■TIS R&D Center, Inc.について
　TIS株式会社の100%子会社として1996年設立以来、シリコンバレーにて先進技術・ビジネスモデルの調査、TISの事業開発に携わり、有望ソリューションの発掘やスタートアップ企業とのアライアンス、新規事業創出などを通してTISの顧客の事業発展に貢献しています。

■INTEC Innovative Technologies USA，Inc. について
　米国の最先端サービスを取り込んだ日本市場における新事業インキュベーションを目的に、株式会社インテックがシリコンバレーに設立した現地法人で、グローバルな視点で技術シーズや新商品の発掘を推進し、様々なスタートアップ企業との協業関係の構築などの活動を通じて、将来のインテックを支えるような最先端ＩＴを活用した新規事業の創出を目指しています。

TIS株式会社について
　ＴＩＳインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

インテックについて
　お客さまの経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、
サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。特に、データセン
ター事業は、東京、横浜、大阪、富山などのデータセンターを高速回線で接続した高信頼性サー
ビスを提供しています。インテックは、創業以来50余年にわたって培ってきた技術力をもとに、
安全・安心、便利でSmartな、心地よい社会の実現を目指し、挑戦を続けてまいります。

ＴＩＳインテックグループについて
　ＴＩＳインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

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