世界トップクラスの精度を誇るAI顔認証「FaceMe」と「Gravio」が連携、映像セキュリティシステムと社内システムの連携をノーコードで実現!
〜カメラ映像のエッジ処理により“顔”などのプライバシーを保護〜

サイバーリンク株式会社(本社:台湾新北市、会長兼CEO:Jau Huang、証券コード:5203.TW、以下 サイバーリンク)とアステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、サイバーリンクが提供する世界トップクラスの精度を誇るAI顔認証セキュリティシステム「FaceMe Security」と、アステリアが提供するノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio」がノーコードによる連携を開始したことを発表します。
■「FaceMe Security」と「Gravio」の連携で実現する内容
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プライバシー保護と高速処理の両立
顔画像をクラウドに送信せずエッジPC上で解析し、オンメモリ※で処理することでプライバシーを保護。 -
歩きながらでも顔認証が可能な高精度かつ遅延のないウォークスルー認証
エッジでの高速処理により、ユーザーが立ち止まることなくスムーズに顔認証が可能。FaceMeの高精度AIにより、セキュリティ・応答速度・認証精度を高いレベルで両立。 -
ノーコードで多様な外部サービスと柔軟に連携
Gravioが持つ60種以上の外部サービス(Slack、Teams、kintone、BIツールなど)とノーコードで連携し、認証結果の即時通知やデータ分析など、現場に合わせた自動化を実現。 -
短期間・低コストでの導入を実現
専用開発が不要なノーコード構築により、顔認証システムを短期間で導入可能かつ大規模なインフラ構築を必要とせず、低コストでの導入が可能。

■「FaceMe Security」と「Gravio」が連携した背景
少子高齢化による労働人口の減少や、防犯・安全管理に対する社会的ニーズの高まりを背景に、現場では人手に頼らない監視体制の構築や運用が求められています。AIカメラの普及が進む一方で、全ての監視カメラ映像を目視で確認することは現実的ではなく、ヒューマンエラーによる異変の見落としや初動対応の遅れが課題となっています。
さらに最近では、監視や見守り用途で設置されたカメラの画像が、設置者の意図に反して外部に漏洩する事案が多発するなど、セキュリティ上の懸念も高まっています。このような問題に対しては、監視映像をエッジAIで処理(クラウドに送ることなく現場の機器で処理を完結すること)して堅牢性を高めることが有効です。また、AIが認識した結果を業務システムと連携し、現場の運用に落とし込むことも多くの企業が抱える重要なニーズになっています。
こうした課題の解決のために、サイバーリンクとアステリアは、AI顔認証セキュリティシステム「FaceMe Security」とノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio」の連携を実現。一連の処理をエッジのみで運用することよりプライバシーを保護した安全な運用が可能で、現場で生まれた“気づき”を自動的に次のアクションにつなげる仕組みをノーコードで構築できます。
これにより、両社はスマートシティ、スマートファシリティ、スマートリテールなど多様な分野への展開を図ります。「認識」を中心とした従来の“見るAI”から、認識結果を即座に分析しアクションへつなげる“動くAI”へと進化させ、あらゆる現場で人に依存しない安全と効率を提供することで、社会全体のデジタルトランスフォーメーションに貢献してまいります。
・サイバーリンク株式会社セールスバイスプレジデント 萩原 英知 のコメント
この度、弊社の「FaceMe Security」とアステリア株式会社様の「Gravio」がノーコードで連携可能となったことを大変嬉しく思います。FaceMe Securityの高精度なAI顔認証と、Gravioの豊富な外部サービス連携を組み合わせることで、認証から通知や分析などのプロセスを一気通貫で実現することが可能となりました。本連携により、さまざまな領域に対し、一層効率的かつ安全な顔認証の運用をご提供できると確信しております。今後も顔認証技術の向上とアステリア株式会社様との協業を通じ、さらなる価値創出に努めてまいります。
※:HDDへの書き込みやクラウド通信を介さず、メモリ上で処理を行う方法
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■「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、商談支援アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。AI/IoTプラットフォームGravioは、カメラ・センサーなどから得られる現場のAI/IoTデータを様々なシステムへ連携し、業務の自動化などをノーコードで実現するエッジコンピューティング・プラットフォーム。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
■「サイバーリンク株式会社」について( Webサイト https://jp.cyberlink.com/ )
サイバーリンクは1996年に台湾で設立された、マルチメディアソフトウェアとAI顔認証技術の世界的リーダーで、動画編集や写真編集ソフト、顔認証エンジンなど、多岐にわたるソリューションを提供しています。日本法人であるサイバーリンク株式会社は1998年に設立され、日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、動画再生ソフト「PowerDVD」、動画編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。また、顔認証システム「FaceMe®」など、セキュリティや個人認証に特化した技術も提供し、新しい暮らし方の創造を目指しています。
■「FaceMe Security」について( Webサイト https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/security/overview )
FaceMe® Security は顔認証による入退室管理、ドア・電子錠制御、リアルタイム監視、イベント録画などの多機能を備えた、開発不要、即導入可能なパッケージソリューションです。IPカメラや顔認証端末、VMSと連携し、従業員の入退室管理や不審者の検出およびアラート発報機能などを備え、セキュリティの強化、効率化を実現します。角度のついた状態や遠距離からの認証、またマスクやヘルメット着用時の認証も可能なため、オフィス、工場、商業施設などあらゆる利用シーンへ導入可能です。
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