閉ざされた世界と思われがちな障がい者施設。一筋縄ではいかないながらも、和気藹々な日常を描いた小説。新刊『白鳥のいる場所 ある障がい者支援施設の物語』発売!
パレードブックス新刊
『白鳥のいる場所 ある障がい者支援施設の物語』著:下村徹
この本は、障がい者支援施設「サニーガーデン」で生活する障がい者と、その障がい者を支援する人々の物語です。利用者と職員の絆、全身麻痺を乗り越えて円盤投げで金メダル獲得、楽しいKさん語録、利用者同士のケンカ、職員の苦しみ...笑顔あふれる和気藹々としたなかでも、時には泣いたり怒ったり、一筋縄ではいかないことも。そんな日常をお届けします。
本について
一般的に「福祉施設」内での生活、というと起床後、朝食、体操、入浴、昼食、レクリエーション、おやつ、夕食、就寝。これらのルーティンワークで365日、繰り返し生活していると思われています。基本的にはそうです。人間生きてゆく生活の基本的なことは、健常者も障がい者もみな同じで、何一つ変わりありません。違うとすれば、自分のことをひとりでできるか、手助けが必要かの違いです。
施設に入所していると、日々穏やかに過ごすことができる。もちろんそういう日常が多いけれど、世間一般の皆さんと同様、もしかすると、皆さんより神経をつかっているかもしれません。入所者全員赤の他人との共同生活です。そして、日常生活の動作は職員の手助けが必須な訳ですから...もちろん人間関係でストレスを抱える方もいれば、利用者同士で喧嘩をすることもあります。
過去20年間に起きた、驚くようなできごと、感動的なできごと、ほんの一部ですが、ご紹介します。その事柄を読んで、気になる点・引っかかる点など感じることは人それぞれ異なると思います。ぜひ感情を揺さぶられてください。そして、是非ご自分の人生に役立てていただけたらと思います。
著者プロフィール
下村徹(しもむら・とおる)
『次郎物語』の著者下村湖人の三男。1930年生まれ。
慶応義塾大学卒業後、石川県の大同工業の関連会社大同通商に入社。1956年より19年間米国の支店で勤務。1990年に大同通商本社の代表取締役専務、及び大同工業の海外事業担当取締役を辞任、年金生活に入る。
著書に『摩天楼の谷間から』『ドナウの叫び―ワグナー・ナンドール物語』『友を裏切った男』がある。
社会福祉法人藹藹会 障害者支援施設ハートフィールド
本書のモデルとなった障がい者施設。
身体障害者支援施設を開所から20年以上が経過しました。お預かりしている入所者数、それぞれの人間模様・人生ドラマに職員は常に関わっています。自分の人生ではあり得ないことも体験することになります。いい事も、辛い事も、それは自分自身の学びであり、ひと回りふた回りも人間として大きく成長できる機会です。それと同時に、組織全体の成長へと繋がっています。
書籍情報
書籍:白鳥のいる場所 ある障がい者支援施設の物語
著者:下村徹
出版社:パレード
発売日:2023年12月19日
ISBN:978-4-434-32847-3
仕様:四六判/上製/134ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税)
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-434-32847-3.html
Amazon:https://amzn.asia/d/f99rdIO
出版社情報
母体である株式会社パレードはデザイン制作会社。プロの技術と知識により、優れたデザインと高い品質であなたの本づくり&出版をトータルサポートします。
パレードブックス
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TEL:0120-123455
Mail:paradebooks@parade.co.jp
パレードブックスの書籍紹介
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【会社概要】
商号:株式会社パレード
大阪本社:大阪府大阪市北区浮田1-1-8
東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7
代表取締役:原田直紀
設立:1987年10月20日
資本金:4000万円
事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』
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