エミレーツ航空、移動に配慮を必要とされるお客様のために新たなイノベーションを展開 ドバイで「AccessAbilities Expo Dobui 2026」 が開催

エミレーツ航空

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ、2026年10月19日 — エミレーツ航空はドバイ・ワールド・トレード・センターで開催された、アクセシビリティとインクルーシブ・イノベーションにおける地域有数のイベント「第8回AccessAbilities Expo」において、体験型展示ブースを正式公開しました。本展示は、エミレーツ航空・グループ会長兼最高責任者であり、AccessAbilities Expo後援者であるシェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下により正式に開会されました。

エミレーツ航空の展示では、現在開発中の革新的で未来志向のアイデアを複数紹介しました。視覚障がいのあるお客様のために検討中である、機内環境を把握するためのコンセプトや、移動に制約のあるお客様向けのアクセシブル・ラウンジスイート、アクセシブルな移動支援を必要とするお客様のための生体認証搭乗ゲートなどが含まれました。

エミレーツ航空Customer Affairs and Service Audit部門シニア・バイス・プレジデントのMostafa Karam(モスタファ・カラム)は、次のように述べています。「エミレーツ航空は、中核となる顧客体験の一環として、よりインクルーシブな航空の未来づくりに貢献することを目指しています。個々のサービスにとどまらず、旅行の計画段階や空港環境から機内体験、目的地での時間まで、旅程全体を通じたアクセシビリティをパートナーとともに検討しています。お客様の声と実体験に基づき、障壁を減らし、選択肢を広げ、より分かりやすく、安心して自立的かつ尊厳を保ちながら旅行できる実践的な改善に注力しています」

弱視のお客様のためのエミレーツ客室体験

会場ブースでは、視覚障がいのあるお客様が機内での旅を体験できる、アクセシビリティを軸とした没入型展示を紹介しました。立体音響や、シートに触れて確認する体験、案内スタッフとの対話を組み合わせ、落ち着いた上質な環境のなかで航空機客室の主要なシーンを再現します。来場者は、実際のU-Dreamヘッドレスト搭載のエミレーツA350型機のシートに座り、周囲の客室設備を音声で案内する体験に没入できます。技術に焦点を当てるだけではなく、配慮ある設計がお客様の安心感を高め、周囲の状況を把握し、より自立して尊厳と快適さを保ちながら旅行するうえで、どのように役立てるかを示しています。

ドバイのバリアフリーアクセスと生体認証

エミレーツ航空のブースでは、「Emirates Biometric Path」の体験機会を提供しました。ドバイ国際空港(DXB)第3ターミナルのエミレーツ航空ハブでは、アクセシブルな搭乗ゲートにバリアフリー設計と生体認証を採用し、障がいのあるお客様が円滑かつ自立して移動できるようにしています。カメラは利用者が車いすを使用している場合でも動きを制限したり姿勢を指定したりすることなく、高さや角度を自動調整できます。セルフサービス・チェックイン機も、音声読み上げ、タッチスクリーンの操作性向上、点字・触覚機能、ヘッドホン接続による音声案内、高さ調整可能なインターフェースなどを備え、幅広いニーズに対応します。

エミレーツのアクセシブル・ラウンジスイート

エミレーツ航空は、移動に制約のあるお客様がフライト前に快適かつプライベートな空間で休息し、心身を整えられる、車いす対応の専用静養エリアも披露しました。エミレーツ・ラウンジスイートは、くつろぎ、仕事、食事のための完全に快適なプライベート空間として、2024年にファーストクラス・ラウンジで初めて導入されました。

地上および機内での体験を踏まえ、上質なデザインにワイヤレス充電やエンターテインメント画面などのテクノロジーを組み合わせています。アクセシブル・ラウンジスイートは、このコンセプトをさらに発展させたものです。

車いす利用者、移動に制約のある方、シニアの旅行者、追加の快適性や移乗スペース、姿勢保持を必要とする方を支援しつつ、従来スイートのプライバシーと上質さを維持するように設計されています。木材、レザー、大理石を用いた最新のエミレーツ・ラウンジの色調で仕上げられ、立ち上がり補助・回転・リクライニング機能を備えた電動リフトリクライナーや、身体を支えて自立性を高める手すりなどを統合しています。

専用の車いす収納と利用しやすい移乗スペースも備え、単独でも同行者の支援を受けながらでもくつろげます。現在はファーストクラス向けの試作モデルとして開発中で、将来的には他のクラスへの展開も検討されています。

エミレーツ航空のブースでは、現在お客様に提供している以下の製品・サービスも紹介しました。

エミレーツ・トラベルリハーサル・プログラム

エミレーツ・トラベルリハーサル・プログラムは、エミレーツ航空と世界各地の空港が個別に企画するイベントです。自閉症の子どもや若者が、家族や支援者とともに空港での移動を練習し、実際のフライトに備えることで、旅行への不安を軽減し、より自信を持って搭乗できるようにします。自閉症のお客様を支援するため、3万5,000人を超えるエミレーツ航空のスタッフが研修を受けており、旅行やリハーサルをサポートできます。各チームは空港当局やパートナーと緊密に連携し、家族に支援的で実りある体験となるように努めています。

エミレーツ航空は現在までに6大陸で、日本の東京を含む80回のトラベルリハーサルを実施し、400を超える家族に良い影響をもたらしてきました。

実施空港は次のとおりです:

アクラ、アムステルダム、アンタナナリボ、アテネ、バンコク、バルセロナ、ベンガルール、バーミンガム、ボゴタ、ボローニャ、ブリスベン、ブリュッセル、ブダペスト、カイロ、ケープタウン、セブ、クラーク、コロンボ、コペンハーゲン、ダナン、ダラス・フォートワース、ダルエスサラーム、デリー、デンパサール(バリ)、ドバイ、ダブリン、ダーバン、デュッセルドルフ、エディンバラ、ジュネーブ、グラスゴー、広州、ハンブルク、ハノイ、ハラレ、ホーチミン、香港、ヒューストン、イスタンブール、ジェッダ、ラルナカ、リスボン、ロンドン・ガトウィック、ロンドン・ヒースロー、ロンドン・スタンステッド、ロサンゼルス、ルアンダ、ルサカ、マドリード、マレ、マンチェスター、メルボルン、マイアミ、ミラノ、マスカット、ニューカッスル、ニース、オーランド、オスロ、パリ、パース、ペシャワール、プーケット、ポートルイス、リオデジャネイロ、ローマ、シアトル、ストックホルム、シドニー、台北、東京、トロント、トリバンドラム、バレッタ、ベネチア、ウィーン、ワルシャワ、ワシントンD.C.

Emirates.comの「アクセシブル&インクルーシブ・トラベル・ハブ」

Emirates.comのアクセシブル&インクルーシブ・トラベル・ハブは、利用可能なサービスを理解し、旅程を計画し、必要な支援を確認するための情報を集約しています。お客様は、移動支援、視覚障がい、聴覚障がい、Hidden Disabilities(目に見えない障がい)など、障がいの種類別に情報を閲覧できます。また、ご出発前、ドバイ出発時、機内、ドバイでの乗り継ぎ、ドバイ到着時といった旅程の段階別にも検索できます。さらに、特別支援の予約、自閉症に配慮したガイドによる旅行準備、ドバイ空港の地図・感覚ガイド、視覚障がい者のためのBe My Eyesアプリでのエミレーツ・サポート、ドバイで便利なサービスを利用するためのSanad観光カード申請など、具体的なニーズ別の閲覧も可能です。

車いす・移動補助具を利用する旅行の専用セクションや、持病のある対象者のためのフリークエント・トラベラー・メディカル・カード(FREMEC)、医薬品・医療機器を携行する際の案内など、医療を伴う旅行に関する詳しい情報も用意されました。新しいハブには家族旅行のセクションもあり、子ども連れの旅行、妊娠中の旅行、単独渡航する未成年者について分かりやすく案内しています。

エミレーツのセンサリー製品とフィジェット・トイ

エミレーツ航空は、全クラスの機内で利用できる、あらゆる年齢のお客様向けのセンサリー製品とフィジェット・トイを開発しました。これらは慣れ親しんだ触覚活動を提供し、神経多様性のある一部のお客様が感覚刺激を調整したり、集中したり、旅行中により快適に過ごしたりする助けになると広く認識されています。航空機型の触覚ストレスリリーバー、2種類のフィジェット・キューブ、ブランド入り航空機型ラバーポッパーを用意し、神経多様性のある方、機内で困難を感じている方、必要に応じて搭乗に不安のある方にも提供しています。

機内エンターテインメントiceのアクセシビリティ機能

エミレーツ航空は、障がいのある方のための業界基準とアクセシビリティの確立に取り組んでおり、現在、850本以上の映画と「Closed Captions(クローズド・キャプション)」、視覚障がいのあるお客様向けに200本の映画に音声解説を提供しています。ヘッドホンは補聴器を「T」位置に設定した場合にも対応します。不安の軽減やリラックスの促進に向け、Wellbeing TVの12チャンネルと、瞑想や心を落ち着かせる音を含むHappiness and Wellbeingポッドキャストおよびプレイリストの31チャンネルも用意しています。

エミレーツ航空のエアバスA350-900型機では、視覚障がいのあるお客様を含むすべての方が直感的で質の高い機内エンターテインメントを楽しめるよう、Thalesおよび支援団体と共同でiceの新しいユーザーインターフェースを設計しました。オーディオ・キュー・ナビゲーション、メタデータの音声フィードバック、タッチ・スワイプ操作に対応し、視覚障がいのあるお客様がより自立してコンテンツを探し、選択できるよう支援します。

 

エミレーツのアクセシブル送迎サービス

 現在、ドバイではエミレーツ・ブランドの車いす対応車両10台を利用できます。車両はメルセデス・ベンツVクラスで、床面を下げる改造により安全で容易な乗降、高い頭上空間、乗降を補助する電動イージープルメカニズム、調整可能な座席配置を備えています。車内では追加の安全拘束装置により、重度の移動障がいがあるお客様もしっかりと固定できます。専属ドライバーは現在、移動支援および障がいのあるお客様への対応研修を受けています。現時点では、ドバイを拠点とし送迎サービスの利用資格を持つファーストクラスおよびビジネスクラスのお客様が対象で、今後の拡大を予定しています。

 エミレーツ航空のアクセシブル・トラベルへの取り組み

変革を推進

エミレーツ航空は、誰もが利用しやすいインクルーシブな旅行の実現を目指し、航空業界の変革を推進しています。その取り組みの一環として、アクセシビリティ&インクルージョン専任オフィスを設置し、2025年3月には世界初の自閉症認証航空会社となりました。3万5,000人を超えるスタッフが自閉症のあるお客様への支援研修を受け、6大陸でトラベルリハーサルを実施し、旅行前に空港体験の多様な場面を練習できる機会を提供しています。

 

尊厳を重視した設計

エミレーツ航空は、アクセシビリティ上の配慮を必要とするお客様の尊厳を重視し、新たな方針、プロセス、製品を設計しています。すべてのお客様が自信を持って空の旅を楽しめるよう、近年は新たなアクセシビリティ方針とコミットメントを導入し、コールセンターでお客様の要望を支援する新しいプロセスを実施しました。また、Emirates.com上にアクセシブル&インクルーシブ・トラベル・ハブを開設し、アクセシブルな旅行ニーズを持つコミュニティや団体からの直接の意見を取り入れながら、多くの新製品を導入しています。

アクセシビリティの前進

エミレーツ航空は、変化し続ける分野において、正しく責任ある行動を一歩ずつ積み重ね、イノベーションを優先しながら、アクセシブル・トラベルの取り組みを推進し続けています。また、法規制当局、運航事業者、各種団体・コミュニティ、世界各地のお客様など、国際的なパートナーと連携しています。オンライン、コールセンター、空港、機内におけるグローバルなプロセスを標準化し、一貫性を確立することでアクセシビリティ向上を目指しています。

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ビジネスカテゴリ
交通・運送・引越し
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会社概要

エミレーツ航空

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URL
https://www.emirates.com/jp/japanese/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 赤坂アークヒルズ・アーク森ビル 22階
電話番号
-
代表者名
サティシュ・セティ
上場
未上場
資本金
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設立
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