BookLive運営、クリエイター向け総合プラットフォームサービス「Xfolio」、コンテンツ生成AIによるクリエイターの権利侵害防止に向け、利用規約改定
AI生成コンテンツ検出AIの導入により対策を強化
凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLive(本社:東京都港区・代表取締役社長:淡野 正・以下:当社)が運営するクリエイター向け総合プラットフォームサービス「Xfolio(クロスフォリオ)」は、8月7日にコンテンツ生成AIに関する利用規約改定を行いました。またこの規約の実効性を現実的なものとするため、AIで生成されたコンテンツ(以下:AI生成コンテンツ)を検出するAIを導入したことをお知らせいたします。
- 背景
※集計日:2023年7月20日現在
急速に普及が進むコンテンツ生成AI及びそこから生じるコンテンツについて、著作権をはじめとした権利問題の社会的議論がなされる中、クロスフォリオ事務局においても検討を進めた結果、クリエイターの利益を不当に害する可能性を看過できないと判断し、このたびAI生成コンテンツの投稿を禁止する利用規約の改定を行いました。
- 改定利用規約について
2023年8月7日
<主な改定内容>
・AI等で生成されたコンテンツの投稿禁止(第17条5項20号・第18条3項)
・AI等で生成されたコンテンツの販売禁止(第18条23項26号)
・投稿コンテンツをAI学習データとして利用する行為の禁止(第18条19項) など
※利用規約全文は、こちらよりご確認いただけます。https://xfolio.jp/terms/common
- AI生成コンテンツ検出AIの導入について
AI生成コンテンツ検出AIにより作品・商品などがAI生成コンテンツと判別された場合は、順次規約に則った対応を行ってまいります。
- 作品をコンテンツ生成AIによる無断学習から防ぐための提供機能(2023年8月7日現在)
・Bot対策機能
Webページから機械的にコンテンツを吸い上げる「スクレイピング」の難易度を上げることができます。
設定方法:https://xfolio.jp/portfolio/official/fan_community/9752
・公開範囲設定機能
ポートフォリオ内のページや作品・商品の公開範囲を限定する機能です。「閲覧パスワード」や「公開対象のユーザーリスト」などを指定することができます。
設定方法:https://xfolio.jp/portfolio/official/fan_community/7307
- 株式会社BookLive 「Xfolio」事業プロデューサー 横田容啓コメント
検討の結果、我々は「クロスフォリオ上においてコンテンツ生成AIをクリエイターとして扱わない」という選択をしました。
この決定がクロスフォリオ上で活躍されているクリエイターの皆様の活動に良い影響を及ぼすことを切に願っています。
また、この決定に併せてAI生成コンテンツ検出AIの導入も行いました。
人間の目では見分けることが困難になってきているAI生成コンテンツの判別が主たる理由ですが、同時に明確な根拠なく、感覚値や風評によってクリエイターの作品がAI生成物だと断定されることもまたあってはならない事だと考えています。この両面においてAIの導入は必須であるという結論に至りました。
AIは今も進化を続けており、常に100%の検出精度を保証することは難しい状況ですが、何卒ご理解賜れますと幸いです。
様々なジャンルでAIの目覚ましい発展や成果が発表される昨今ですが、この中にあっても人々のクリエイティビティや、創作にかける情熱は衰えることがありません。
クロスフォリオはそうしたクリエイターの皆様の熱意をサポートすべく、今後も改善を続けて参ります。
引き続きクロスフォリオを何卒よろしくお願い致します。
- 本件に関するお問い合わせ先
<お問い合わせフォーム> https://faq.xfolio.jp/?is_modal_active=true
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【クリエイター向け総合プラットフォームサービス「Xfolio(クロスフォリオ)」について】
Xfolio(クロスフォリオ)はポートフォリオを中心とした、すべてのクリエイターのための統合プラットフォームです。
「これまでよりももっといろんな人に自分の作品を見てほしい」「たくさんの人にクリエイターとしての自分を知ってほしい」そんな想いを持つすべてのクリエイターのために、ポートフォリオ機能・ショップ機能・ファンコミュニティ機能など、クリエイティブ活動に役立つサービスを提供します。
≪クロスフォリオで無料で出来る主なこと≫
・オリジナリティの高いポートフォリオを簡単に作成
・ポートフォリオ内で商品を販売
・ポートフォリオ内でファンコミュニティを開設
※売上発生時の手数料・一部有料オプション機能あり
その他、クリエイターにとって必要な機能やカテゴリの追加を順次進めてまいります。
Xfolio(クロスフォリオ)URL:https://xfolio.jp/
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【株式会社BookLiveについて】
BookLiveは「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念に、電子書籍ストアやマンガアプリ等の運営を通じて、読者の心を豊かにするコンテンツの提供やIPの創出を行っています。またテクノロジーが進化するなかで、クリエイターやコンテンツの価値向上を目指すと共に、新たなビジョンとして「グローバル・デジタル・エンターテイメントカンパニーへの飛躍」を掲げています。
当社は今後もBookLiveグループの強みを活かし、様々な企業と連携することで、より良質なコンテンツを生み出し続けるエコシステムを構築していきます。
URL: https://www.booklive.co.jp/
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