【第13回販促コンペ結果発表】 応募数4631点の中から、ロート製薬、ミニストップ、聖隷福祉事業団の３企画がゴールド受賞。グランプリは該当なしに

株式会社宣伝会議（東京都港区）は9月10日、効果的なプロモーション企画を顕彰する公募賞「第13回販促会議 企画コンペティション」（販促コンペ）の贈賞式を開催し、受賞企画を発表しました。

審査委員長の嶋浩一郎氏。

販促コンペ」は、マーケティング・プロモーションの専門誌『月刊販促会議』（発行・株式会社宣伝会議）が 2010年7月、プロモーション手法の創造とさらなる進化、ならびに企画力に優れた人材の発掘・育成を目的としてスタートしました。13回目となった今回は、井村屋やエディオン、三菱電機など17社が、自社の商品やサービスについての課題を出し、プロモーション企画を公募しました。

応募期間は4月1日から6月3日まで。昨年に続きコロナ禍での募集となりましたが、応募総数は4631本にのぼりました。

 

厳正なる審査の結果、今回の「グランプリ」は残念ながら「該当なし」という結果になりました。最終審査員による審査会でも、意見が分かれ、大きな議論を呼びました。グランプリに準じる「ゴールド」（金賞）は通常2作品のところ3本が、「シルバー」（銀賞）は3本が入選しました。課題提供企業と企画名は次のとおりです（五十音順）。
 

• ゴールド

聖隷福祉事業団「エデンの園 キャンパスライフコース」
ミニストップ「アイスの年パス」
ロート製薬「極潤おしぼり」

• シルバー

アレフ「キッズ柱」
タキイ種苗「そだてる絵本ダネ」
ミニストップ「ミニストップ・バスストップ」

 

聖隷福祉事業団「エデンの園 キャンパスライフコース」。コロナ禍によって主流となったオンライン授業を活用し、老人ホームで生活しながら学位を取得できるコースの創設を提案した。老人ホームを大学寮のようなサービスとして提供する、新しい発想だった。

 

ミニストップ「アイスの年パス」。ミニストップの強みであるアイスに着目し、サブスクリプションサービスとしてアイスの「年間パスポート」を提案。ワクワク感に加えて、定期的に店舗へ訪れるきっかけをつくる企画だった。
 

ロート製薬「極潤おしぼり」。極潤で冷やしたおしぼりを提供し、スキンケアで気持ちのいい体験をしてもらう企画。気持ちいい体験を通して、スキンケアを始めるきっかけをつくる提案だった。

「第13回販促コンペ」に協賛し、課題を提供した企業は下記のとおりです（五十音順）
アレフ／伊藤忠製糖／井村屋／エディオン／牛乳石鹼共進社／クラウドサーカス（旧スターティアラボ）／聖隷福祉事業団／セゾン自動車火災保険／大日本除虫菊／タキイ種苗／ダブリュ・アイ・システム／はごろもフーズ／三井ホーム三菱地所グループ／三菱電機／ミニストップ／ロート製薬

2021年10月1日（金）発売の『月刊販促会議』11月号では、販促コンペの受賞作品発表に加え、各審査員の講評、最終審査会をレポートした記事を掲載します。

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