アクセンチュア、最新レポート「フィヨルドトレンド2022」を発表

人々と仕事、テクノロジー、ブランド、地球環境との新たな関わり方を模索する動きが広まり、企業は成長戦略の再考が急務に――文化、社会、ビジネスに影響を与える人々の行動トレンドを分析――

アクセンチュア株式会社

アクセンチュア(NYSE:ACN)は、生活者の視点から社会やビジネスにおけるトレンドをまとめた最新レポート「Fjord Trends(フィヨルドトレンド)2022~新たな日々を織り成すもの~」を発表しました。本レポートでは、社会の在り方がこの2年間で大きく変わり、人々と仕事、消費生活、テクノロジー、地球との関係に変化をもたらしたことで、企業はビジネスのあり方を再設計する必要があると論じています。

今年で15回目となる「Fjord Trends」は、アクセンチュア インタラクティブが発行する年次レポートです。企業が顧客、社員、社会にとって価値ある重要な存在であるための実践的なガイドとして活用されています。

本レポートによると、社員の期待値や考え方の変化、サプライチェーンの混乱による供給不足や、メタバースなど仮想環境の普及により、企業はデザイン、イノベーション、成長へのアプローチを見直すことが求められています。

アクセンチュア インタラクティブでイノベーションおよびソート・リーダーシップを統括するマーク・カーティス(Mark Curtis)は次のように述べています。「直面している時代の変化が、自社を取り巻くさまざまなステークホルダーとの関係性やビジネスに与える影響を過小評価してはいけません。人々は、同僚、ブランド、生活する場所や社会など、自分に大切なものとの関係性を見直しています。この変化は企業の在り方も変え、さらに世界やその構造さえも一変させることでしょう。未曽有の事態が続きますが、企業が人々や社会、地球と新しい関係を紡ぎ直す大きなチャンスでもあるのです」
 

【動画】Fjord Trends 2022は、生活者の視点から文化、社会、ビジネスにおけるトレンドを分析

Fjord Trends 2022は、文化、社会、ビジネスに影響を与えるであろう人々の行動とトレンドを5つ紹介しています。

1. あるがままに:パンデミックから2年が経過するなか、人々の主体性の意識が高まり、働き方、人との関わり方や消費に対する考え方に影響を与えています。人々は「自分自身とは何か」「自分は何を大切にしているのか」を改めて問い直しています。「組織・集団」よりも「個人」を優先する意識により、企業が社員をどのように導き、価値を提示するのか、そして顧客との新たな関係の構築について、見直しを迫られています。

2. 飽くなき欲望に終止符:この1年、多くの人が品不足や光熱費の値上げ、日常的なサービスの不足を経験しました。サプライチェーンの混乱は一時的かもしれませんが、その影響は今後も続きます。環境への意識の高まりや、スピーディに便利さが手に入るという「飽くなき欲望」に終止符をうつべきだと考える人が増えるでしょう。企業は、世界中の人が経験した、入手困難な状況に対する不安に応えることが求められます。

3. 次なる開拓地:文化的な爆発が起こると言われるメタバースは、人々がやりとりする情報、インターフェイス、空間を統合し、インターネットの「次なる開拓地」となるでしょう。メタバースは新たなビジネスの場を提供し、新しい職種を生み出し、ブランドに無限の可能性を与えます。人々は企業がメタバース上での案内人になることを期待するでしょう。メタバースは、スクリーンやヘッドセットを通してのみ存在するのではなく、物理世界での体験や場所ともつながるようになります。

4. 真実の拠り所:人々は今、ボタンをタップするだけで、あるいは音声アシスタントとの短いやり取りだけで答えを得ることができます。簡単にすぐに答えが得られれば、人はより多く質問をするようになります。企業から見れば、顧客から受ける質問内容やチャネルが多様化しています。質問にどのように回答するかはデザインにおける大きな課題であり、信頼を得るための原動力です。また今後、競争力の源泉にもなっていくでしょう。

5. 「ケア」を大切に:昨今、セルフケア、他人のケア、ケアに関するサービス、デジタルおよびアナログのケアなど、あらゆる形態でのケアが着目されました。健康や医療に関する資格の有無にかかわらず、ケアは企業やブランドにとってチャンスであり、課題でもあります。自分自身や他人のケアに関連する責任は、今後も重要であり続けるでしょう。デザイナーも企業も同様に、顧客や社員との接点においてケアの要素が十分に組み込まれているかを見直すことが求められています。

アクセンチュア インタラクティブのCEO兼クリエイティブ・チェアマンであるデビッド・ドロガ(David Droga)は、次のように述べています。「消費者が周囲との関係性を見直す中、企業やブランドは、今あるこの世界を大切にしながらも、地球やビジネス、社会にとって望ましい未来を築くという大きな責任に直面しています。人々に必要とされ成長し続ける企業であるために重要なことは、人々の関係性の変化や、こうありたいと願う気持ちがもたらす影響を深く理解し、それらをビジネス戦略に反映していくことです」

アクセンチュアは毎年、生活者、テクノロジー、ビジネス、それぞれについて今後のトレンドを予測するレポートを3種類発表しています。このうちFjord Trendsは生活者の視点から、消費者の行動が文化、社会、ビジネスに与える影響に焦点を当てて解説しています。アクセンチュア インタラクティブの世界40カ所以上の拠点で活動する2,000人以上のデザイナーやイノベーターが各地域での知見と調査を集約して作成したものです。レポートの詳細は、 https://www.accenture.com/jp-ja/insights/interactive/fjord-trends-2022 をご覧ください。
 

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは69万9,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細は http://www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は http://www.accenture.com/jp をご覧ください。

アクセンチュア インタラクティブについて
アクセンチュア インタラクティブは、体験を通じてビジネスを再構築します。企業の存在価値であるパーパスとイノベーションが両立する意義深い体験を作ることで、企業の持続的成長を支援します。人やビジネスに関する深い洞察とテクノロジーを結びつけることで、生活をより便利に、より生産的でやりがいのあるものにするような体験を設計し、具現化して構築し、コミュニケーションを通じて広め、ビジネスを継続的に支援します。アクセンチュア インタラクティブは、Ad Age誌が発行する最新のAgency Reportで世界最大のデジタル・エージェンシーであると評価され、Fast Companyの「a Most Innovative Company」に選出されました。日本でもCampaign誌の「Japan Digital Agency of the Year」を3年連続4回受賞しています。
詳細は下記をご覧ください。
ウェブサイト: www.accenture.com/jp-ja/interactive-index
Twitter: @AccentureACTIVE

Copyright © 2022 Accenture. すべての著作権はアクセンチュアに帰属します。アクセンチュアおよびそのロゴは、アクセンチュアの商標です。

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会社概要

アクセンチュア株式会社

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
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代表者名
江川昌史
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設立
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