【調査結果】ゲームに課金したことがある小中学生は25%。1000円~3000円が最多で5000円以上の課金経験者は21%
~「ニフティキッズ」にて「ゲーム」についての調査を実施~
ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前島 一就、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「ゲーム」に関するアンケート調査を実施し、本日10月24日(木)にレポートを公開しました。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、1日何時間くらいゲームをするか、何を使ってゲームをするかなどについてアンケートを実施し、2,831人から回答を得ました。
1日のゲームのプレイ時間は、小学生では「30分~1時間」、中学生では「1~2時間」が最多で、約6割の子どもたちが30分~2時間の範囲内でゲームを楽しんでいるようです。使用機器は「Nintendo Switch」が圧倒的な人気を誇り、82.9%の子どもたちが利用していることがわかりました。
ゲームに課金したことがある子どもたちは全体の25%で、その中でも月に「1,000~3,000円」が最多でした。5000円以上の回答を合わせると21%となり、中には20,000円以上の高額課金をした経験がある子どもたちもいました。
■調査概要
○アンケート実施期間
2024年8月20日(火)~9月23日(月)
○調査機関
自社調査
○調査対象
小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数
2,831件
○調査方法
インターネット調査
○調査項目
1.1日何時間くらいゲームする?
2.【ゲームをする人へ】ゲームは何を使って遊ぶ?(複数回答可)
3.ゲームに課金したことはある?
4.【課金したことがある人へ】月にいくらくらい課金した?
5.【課金したことがある人へ】課金したことで何かトラブルが起きたことがあったら教えて!
6.【Nintendo Switch/プレイステーションを選んだ人へ】1番好きなゲームを教えて!
7.ゲームはシングルプレイとマルチプレイ、どっちが好き?
8.【マルチプレイが好きな人へ】誰と一緒にゲームをすることが多い?(複数回答可)
9.もしゲームの世界に入れたらどんなことをしたい?
■調査結果
1.1日何時間くらいゲームする?
1日のゲーム時間は小学生では「30分~1時間」、中学生では「1~2時間」が最多でした。「全くしない」人の割合は、小学生の6.4%から中学生は9.9%に増えていますが、90%以上の小中学生が毎日ゲームをしていることがわかりました。
2.【ゲームをする人へ】ゲームは何を使って遊ぶ?(複数回答可)
「Nintendo Switch」が82.9%と圧倒的に人気でした。次いでスマホが47.6%、パソコンが21.1%と続きました。家族や友人と気軽に遊びやすい携帯ゲーム機器が人気の傾向にあるようです。
3.ゲームに課金したことはある?
25%の子どもたちがゲームに課金したことがあると回答しました。
4.【課金したことがある人へ】月にいくらくらい課金した?
ゲームへの課金経験者の月額課金額は、「1,000~3,000円」が25.2%と最も多く、次いで「500~1,000円」が23%、「500円以下」が19%でした。一方で、5,000円以上の課金したことがある人の割合を合わせると21%で、その中でも20,000円以上の課金をしたことがある人は7.7%と一部の子どもたちが高額課金をしたことがあることがわかりました。
5.【課金したことがある人へ】課金したことで何かトラブルが起きたことがあったら教えて!
○すぐに上限額にいって怒られた
○課金が癖になってしまう
○無断で課金して怒られた
○友達に課金をすることで買えるアイテムをくれって言われたこと
○これに課金しなかったら良かったなと後悔したことがある!すぐに飽きちゃって、でも課金してるからアプリは消さずに残してます(笑)
課金に関するトラブルとしては、「上限額に達して怒られた」「無断で課金して怒られた」など、金銭的なトラブルが目立ちました。また、「課金が癖になってしまう」という回答も複数集まったことから、ゲームや課金への過度な依存に危機感を抱いている子どもたちもいるようです。
6.【Nintendo Switch/プレイステーションを選んだ人へ】1番好きなゲームを教えて!
小学生、中学生別のランキングでは、1位~5位までの順位が一致する結果となりました。特に「スプラトゥーンシリーズ」は人気で、全体ランキングでは2位の「どうぶつの森シリーズ」に150票以上の差をつけています。
7.ゲームはシングルプレイとマルチプレイ、どっちが好き?
中学生ではシングルプレイ派が過半数を超えており、年齢が上がるにつれて一人でのプレイを好む傾向が見られます。
8.【マルチプレイが好きな人へ】誰と一緒にゲームをすることが多い?(複数回答可)
マルチプレイでの相手は、「リアルの友だち」が最も多い結果となりました。小中学生ともに傾向は似ていますが、小学生では「おうちの人」、中学生では「ネットの友だち」が2位と、中学生になるとネットの友だちとの交流がやや増加することがわかりました。
9.もしゲームの世界に入れたらどんなことをしたい?
○アイドルとか、現実では中々できないこと
○ネッ友と一緒に遊ぶ
○いろんな敵キャラを倒したい。
○キャラクターと一緒に遊びたい
○とにかくそこから抜け出す。だって怖いじゃん
「アイドルになる」や「敵キャラを倒す」など、現実では体験できないことへの憧れが強いようです。また、「ネット友だちと一緒に遊ぶ」「キャラクターと交流する」といった回答から、ゲームを通じた新たなコミュニケーションへの期待もうかがえました。
一方で、一部の子どもたちからは「ゲームの世界は怖いから抜け出したい」という声もあり、必ずしもゲームの世界に対して肯定的な感情を抱いているわけではないことがわかりました。
■「ニフティキッズ」について
2002年に開始した、主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
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