JAXA事業「次世代スペースチャンバシステム整備 フィージビリティスタディ」の実施事業者に選定

~宇宙機の開発を支える次世代試験インフラ確立に向けた検討を開始~

日揮HD

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之)は、国内事業会社の日揮株式会社(代表取締役社長執行役員 山口 康春、以下「日揮」)が、本年8月、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の企画型競争入札事業である「次世代スペースチャンバシステム整備 フィージビリティスタディ」(以下、本FS)の実施事業者に選定されましたので、お知らせします。

既設の直径13mのスペースチャンバ(JAXA提供)

【背景】

宇宙機の開発が国内外で活発化するなか、打上げ前に宇宙環境を模擬した試験を行い、品質・信頼性を確認する熱真空試験設備の重要性が高まっています。スペースチャンバは、宇宙空間と同様の熱真空環境を地上で再現し、人工衛星や宇宙望遠鏡などの宇宙機の性能検証に用いられる設備です。

特に大型の熱真空試験設備は国内でも数が限られています。JAXA筑波宇宙センターに設置されている国内最大級のスペースチャンバ(※1)は運用開始から長期間が経過しており、本FSで整備を検討する次世代スペースチャンバは、今後の日本の宇宙機開発を支える重要な研究開発インフラとなることが期待されます。

 

【概要】

本FSでは、大型真空容器を中心とする試験設備および関連施設の整備に向け、設備・建屋仕様、整備計画、経済性などの検討を実施します。事業期間は2027年度までを予定しています。

日揮は、設備・建屋仕様の具体化から整備計画、経済性の検討に至るまで、プラント・施設のEPC(設計・調達・建設)で培った知見を活かし、次世代試験インフラの実現可能性を多面的に検証します。

【日揮グループの強み】

日揮グループは、LNGプラントをはじめとする低温流体を扱う大規模設備の計画・建設実績を多数有しており、熱真空試験設備で求められる極低温環境に関連する知見・技術を蓄積しています。また、これまで80か国、2万件以上のプロジェクト遂行で培ってきた高度なプロジェクトマネジメント力を活かし、機能・品質・工期・コストの最適化に資する検討を進めます。

【展望】

日揮は、本FSを通じて蓄積した知見や成果を将来的にはEPC事業へつなげ、実装まで完結することを目指します。

2026年5月に策定した日揮グループの新中期経営計画BSP2030(※2)では、一歩先のソリューション提案により、顧客とともに課題に挑んでいくことを基本姿勢として定めています。JAXA事業では本件のほか、本年7月に「月面推薬生成プラントの実現に向けた地上実証プラントの詳細設計及び要素試作試験等」(※3)に採択され、具体的なプラントの設計仕様や開発計画等を開始しています。

今後も宇宙分野における積極的な事業展開を目指すとともに、培ってきた技術力や遂行力を活かして新たな価値を創造し、JAXAが目指す日本の宇宙開発力の向上に貢献していきます。

※1 JAXA「環境試験設備」

https://shiken.jaxa.jp/facility/spaceChamber13m.html

※2 中期経営計画「BSP2030」

https://www.jgc.com/jp/ir/ir-library/assets/pdf/20260514_BSP2030_j.pdf

※3 2026年7月 日揮HDプレスリリース

https://www.jgc.com/jp/news/2026/20260722_01.html

すべての画像


ビジネスカテゴリ
建設・土木
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.jgc.com/
業種
建設業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA
電話番号
045-682-1111
代表者名
佐藤 雅之
上場
東証1部
資本金
236億1173万円
設立
1928年10月