【日本の感動建築86作品を収録】建築に、震える。──なぜ、私たちはその建築に会いに行きたくなるのか。水と光が溶け合う「マジックアワー」の一瞬にだけ現れる、建築の「魂」を捉えた永久保存版の写真紀行。
日常を「感動」に変える、新しい建築の歩き方。さあ、日本中から厳選された、心揺さぶる86の「異形」をめぐる旅へ──。『感動建築』が(株)大洋図書より7/3(金)に刊行いたします!!

【内容紹介】
日本全国に点在する名建築を「もっとも美しく見える瞬間」を待って撮り続けてきた写真家・高橋福生が厳選した86の「感動建築」を272ページの圧倒的なボリュームで収録。風が止み、水盤が完璧な鏡像を描き出す瞬間。日没後の数分間、建物が自ら光を放ち、周囲の闇と溶け合う瞬間。建築家の思想が「風景」へと昇華されるその刹那を、息を呑むようなビジュアルと精緻なテキストで描き出す。
【本書の主な見どころ】
●「水」と「光」のシンメトリー
坂茂『静岡県富士山世界遺産センター』、安藤忠雄『真駒内滝野霊園頭大仏殿』など、水鏡がもたらす精神的な静寂を活写。
●異形の美学と素材の野性
藤森照信『空飛ぶ泥舟』、隈研吾『雲の上のギャラリー』など、伝統技法と独創的な造形が同居する「生きている建築」を深掘り。
●東京、都市の聖域
丹下健三『東京カテドラル聖マリア大聖堂』から、最新の『麻布台ヒルズ』、さらに公共建築の概念を覆した『THE TOKYO TOILET』プロジェクトまで網羅。
●さよなら感動建築:惜しまれつつ解体された永田祐三『三基商事東京本部第1ビル』など、失われゆく名作へのオマージュを込めた特別章を収録。
●世界的建築家・隈研吾氏へのスペシャルインタビュー、さらに世界的日本画家、千住博氏の「軽井沢千住博美術館」での特別撮り下ろしも収録!
【掲載作品】総計86作品
Chapter.1「日本の感動建築」 計38作品
真駒内滝野霊園 頭大仏殿/十和田市民図書館/ショウナイホテル スイデンテラス/荘銀タクト鶴岡/ビッグパレットふくしま/いわき市絵本美術館 まどのそとのそのまたむこう/JR 日立駅/水戸芸術館/那須塩原市図書館 みるる/太田市美術館・図書館/まえばしガレリア/SHIROIYA HOTEL 白井屋ホテル/ホキ美術館/横浜港大さん橋国際客船ターミナル/神奈川工科大学 KAIT広場/藤沢市秋葉台文化体育館/軽井沢千住博美術館/神長官守矢史料館/空飛ぶ泥舟/高過庵/小泊Fuji/清春芸術村「茶室 徹」/静岡県富士山世界遺産センター/グランシップ/多治見市モザイクタイルミュージアム/ラ コリーナ近江八幡/光の教会(原寸大再現)/梅田スカイビル 空中庭園展望台/自然体感展望台 六甲枝垂れ/淡路夢舞台/禅坊 靖寧/ホテル川久/タカハマカフェ/あなぶきアリーナ香川/亀老山展望台/雲の上のギャラリー/スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店/九州芸文館本館/ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート


Chapter.2「東京の感動建築」計30作品
東京カテドラル聖マリア大聖堂/としまエコミューゼタウン/アサヒグループ本社ビル/スーパードライホール/すみだ北斎美術館/江戸東京博物館/東京武道館/上野警察署 動物園前交番/東京国際フォーラム/ドラード和世陀/東急歌舞伎町タワー/モード学園コクーンタワー/国立競技場/アーバンプレム南青山/サニーヒルズ南青山/Aoビル/プラダ青山/麻布台ヒルズ/国立新美術館/MoN Takanawa: The Museum of Narratives/表参道ヒルズ/東急プラザ原宿「ハラカド」/国立代々木競技場 第一体育館/青山製図専門学校1号館/渋谷区立松濤美術館/有明スポーツセンターA棟/東京ビッグサイト/成蹊大学 図書館/三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller/和國商店/大学セミナーハウス本館

Chapter.3「THE TOKYO TOILET」計12作品
七号通り公園トイレ「Hi Toilet」/笹塚緑道トイレ「まちあかりのトイレ」/西参道トイレ「器・泉」/代々木八幡トイレ「Three Mushrooms」/はるのおがわコミュニティパークトイレ/裏参道公衆トイレ/神宮通公園トイレ「あまやどり」/鍋島松濤公園トイレ「森のコミチ」/東三丁目トイレ「TRIANGLE」/恵比寿駅西口トイレ「WHITE」/恵比寿東公園トイレ「タコ公園のイカトイレ」/広尾東公園トイレ「Monumentum」

Chapter.4「さよなら感動建築」計6作品
三基商事東京本部第1ビル/大阪・関西万博 大屋根リング/大阪松竹座/ルシアン・ペラフィネ 心斎橋店/旧香川県立体育館(船の体育館)/雲の上のホテル

【著者プロフィール】
●写真/高橋福生(たかはし・とみお)
「水と光の情景写真家」として、癒やしの水風景や光の情景をテーマに独自の表現を追求。日本広告写真家協会(APA)などで入賞・入選多数、東京都写真美術館にも作品が展示されるなど、その実力は高く評価されている。『週刊新潮』『週刊文春』『家庭画報』等の主要雑誌で活躍するほか、隈研吾(建築家)、假屋崎省吾(華道家)、武田双雲(書道家)、MALTA(サックス奏者)、沢口靖子(女優)など、日本を代表する表現者たちを「未来に残したい光のアーティスト」として撮影。テレビ朝日『人生の楽園』に出演するなど、メディアでの実績も多い。代表作『水園』は草加市立病院のエントランスホールに採用され、常設展示されている。主な著書に『隈研吾 異端の建築』(三才ブックス)がある。
●文・編集/中田薫(なかた・かおる)
編集者、エディトリアルデザイナー。建築、デザインからサブカルチャー、ライフスタイル、実用書に至るまで、極めて多彩なジャンルの書籍・ムックの企画・編集・デザインを総合的に手がける。単なるテキストの編集にとどまらず、企画の立ち上げから専門家との緻密なセッション、そして用紙の選定や印刷仕様などの造本設計に至るまで、本づくりの全工程をトータルでプロデュース。本書も、テーマに宿る本質的な魅力を一冊の「本」へと定着させた。代表作に『廃墟本』シリーズ、『DARKtourism JAPAN』など。近作に『廃界本』『鄙び旅 鄙び宿』『廃村大全』などがある。
【書籍情報】
書名:感動建築
写真:高橋福生
文・編:中田薫
発売日:2026年7月3日(金)
定価:2,970円(本体2,700円+税)
仕様:菊判/総計272頁
ISBN978-4-8130-7650-6 C0072
発行・発売:株式会社大洋図書
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