ロンドンへの挑戦！「ハンドボール　ジャパンカップ　２０１０」をＷＯＷＯＷで独占生中継！

　日本のハンドボール界で最も大きな国際大会が「ジャパンカップ」。男女の韓国代表や女子ロシア代表など、世界の強豪を招いて、６月４～６日、東京体育館で試合が行われる。

　酒巻清治監督率いる男子日本代表は、今年２月のアジア選手権で３位に入り、６年ぶりの世界選手権出場を決めた。しかし韓国との準決勝では７点差で敗れるなど、課題も残している。世代交代にやや苦労している韓国相手に、今回は是非とも勝利したい。
日本のエースはもちろん宮崎大輔（スペイン・アルコベンダス）だが、スペインリーグの日程の関係もあり、今大会への出場は調整中。仮に出場が決まっても、ぶっつけ本番になるが、そこは持ち前の勝負度胸で、多彩なシュートを見せてくれるに違いない。
　仮に宮崎が出られない場合には、次世代のエース候補、信太弘樹（日体大３年生）に期待してほしい。攻撃の流れを妨げることなく、美しい形でゴールを奪えるのが魅力だ。
　一方、黄慶泳監督が育ててきた女子日本代表は、昨年１２月の世界選手権では１６位だった。今回は世界選手権優勝のロシア、６位の韓国、１２位の中国と、格上が相手になるが、１年前の日韓定期戦では、堅い守りで韓国を相手に勝利を収めている。今回も観客の心に響くディフェンスができるかどうかが、勝負のカギを握る。
チームの中核となるのは、小学校からコンビを組んでいた植垣暁恵（広島メイプルレッズ）と藤井紫緒（オムロン）の左右の両エース。世界選手権では２人とも得点ランキング上位１０傑（植垣は１０位、藤井は３位）に入っている。パワフルな植垣、シャープな腕の振りで勝負する藤井、２人の対比は面白い。

　ＷＯＷＯＷでは、最も注目を集める男女の韓国戦を生中継。５日の女子、６日は男子ともに放送開始は午後３：００から。宿命のライバルとの戦いは、悲願のオリンピック出場への一里塚となる。（文：久保弘毅）


≪ＷＯＷＯＷ番組情報≫

ハンドボール　ジャパンカップ　２０１０
女子「日本代表ｖｓ韓国代表」６月５日（土）午後３：００から生中継
男子「日本代表ｖｓ韓国代表」６月６日（日）午後３：００から生中継