【ハンドボール】 「ネクスト育成・個人強化プログラム」がスタート 明日の「彗星JAPAN」を担う精鋭たちが汗を流す
トニー・ジェローナ監督が大学生を熱く指導

平素よりお力添え賜り、厚く御礼申し上げます。
日本ハンドボール協会は、一貫した指導体制による日本代表の底上げをめざし、まずは男子を対象として「ネクスト育成・個人強化プログラム」を開始します。
トニー・ジェローナ男子代表監督と日本協会強化育成本部が、大学1~4年生の将来有望な選手を選出し、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)で、今秋から定期的にトレーニングを行っていきます。
本プログラムはジェローナ監督が直接指導を行い、人数、メンバーは固定ではなく、大学の授業や所属チームのスケジュールを優先しながらの実施となります。
現段階から日本代表監督の指導を受けることで、今後日本代表に招集された際に、技術的・体力的・心理的にスムーズに代表活動に入っていけるようになることを目標としています。
10月15日にトレーニングがスタート
この新設プログラムの第1回のトレーニングが、10月15日(木)、大学生9人が参加して行われました。
ジェローナ監督が、ただ身体を動かすだけでなく、つねに試合を想定したトレーニングを心がけるとともに、少ない人数だからこそ質、集中力を高めることの大切さを説いたあと、注目のトレーニングが始まりました。

ジェローナ監督の言葉どおり、ボールを持たない体力的なトレーニングも、コートでの動きをイメージしてのメニューが提供され、選手たちはたちまち汗ばみます。
シュート練習はディフェンスのマークを想定して、攻防練習はパス1つを取っても相手の動きを予測したり、駆け引きをしながらのプレーが求められるなど、身体だけでなく、頭もフルに活用し、瞬時に的確な判断をしていくメニューが続きました。

集まった選手たちは、11月の全日本学生選手権を控え、所属チームでは戦術的なトレーニングが中心の時期。
日ごろとは違った刺激を受けながら、充実感あふれる時間を過ごしました。
トレーニングは1週間後の10月22日(木)も行われ、以降も大会や所属チームのスケジュール、大学の授業と調整しながら、継続されていきます。引き続きご注目ください。

スタッフ・選手たちの声
日本ハンドボール協会・中川善雄ハイパフォーマンスアシスタントディレクター
「ジェローナ監督と学生選手たちの時間を有効活用して、より高いレベルの環境を設けるとともに、早い段階から日本代表監督の考え方や戦術を、学生選手たちに浸透させていくことが、このプログラムの柱です。
あくまで学業や大学の練習が優先の活動ですが、これまでゼロだった時間を生み出すことができたことに意義があると思っています」
トニー・ジェローナ監督
「近い将来、日本代表に加わるであろう選手たちに対して、大切なことにフォーカスして練習をしました。
少ない人数だからこそ質の高い練習ができるので、細かいことにも集中できました。
スケジュール調整に難しさはありますが、こうしたトレーニングが1週間に2回ぐらいできるようになっていけば、よりよいことだと思います。
2、3年後には、この選手たちが日本代表に加わってプレーしてくれることをイメージしています」
長谷川惣唯選手(中央大学)
「所属チームでは味わえないメニュー、強度の練習で、とても刺激、ためになりました。とても良い機会でうれしいです。これからが楽しみです」
山口十瑳選手(早稲田大学)
「少人数で質の高い、中身の濃いトレーニングができたと思います。これからも参加できた時は、より質の高いトレーニングができたらと思っています」
秋吉快生選手(日本体育大学)
「日ごろの大学の練習とはまた違ったきつさがありました。自分の成長につながり、自分に何が足りないかも知ることができたトレーニングでした」

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