住宅会社の工務部門を全国規模のネットワークで変革する「BECK工務ビジネスアカデミー」を7月に創設

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社（本社：東京都品川区　代表取締役社長：濵村聖一　以下、ハイアス）は、住宅会社へのコンサルティングを通じて、工務部門の生産性向上を共に実現する組織「BECK 工務ビジネスアカデミー（以下、BECK）」を、2020年7月に創設いたします。

■「BECK工務ビジネスアカデミー」創設の背景
工務店が工務店である所以は、工事計画作成に始まり、資材や製品の発注、工事にかかる予算管理、変更点の相談などお客様との交渉、工事実施報告まで、建設工事に関わる全てを取り仕切る仕事を任されるから「工務」店なのです。そして、ハイアスが考える「工務店の工務力」とは、営業以外の全ての工程に責任を持って工程管理を行い顧客の期待を超える「もの」を造り、原価管理を通じて企業が永続するための「利益」を創る仕事の力です。

しかし、多くの住宅会社、住宅工務店では、工事計画の適切な実行や工事にかかる予算管理において少なからず「問題」を抱えています。

ハイアスは、「BECK工務ビジネスアカデミー」を創設し、BECKで提供するノウハウや仕組みを通じて、散見される問題を解決するため、ハイアスのコンサルタントが個別訪問、現状分析から課題抽出と解決策立案、そして実施の予実マネジメントを共通のマネジメントシステムを用いて改善へと導きます。

■「BECK 工務ビジネスアカデミー」とは
BECKとは「Brand Equity by Constructor’s Koumu-ryoku（工務力）」の頭文字をとったもので、以下の3点を理念として掲げ、住宅会社が本来あるべき姿を実現するため、地域に根付いて経営をされている住宅会社を全国規模でネットワーク化し、活動していきます。

①     社会的価値
地域の工務店が果たすべき役割は「地域の住環境を良質にする」、「お施主様の家守をする」ことである。

②     地域に不可欠な存在
工務店は地域に不可欠な存在とならなければならず、「地域を活性化させたい」「地域を守りたい」という志しが必要である。

③     健全経営
社員を守り抜くために、「適正な粗利を確保していく」「成長し、チャレンジし続ける」ことが重要である。

BECKでは、長きにわたり、ハウスメーカーから地域密着工務店まで数多くの住宅会社の経営指導にあたられてきた古原克也氏（アルタークス株式会社代表取締役・株式会社アール・プラス・マテリアル代表取締役）の指導ノウハウとハイアスが持つ過去行って来た大手ハウスメーカーへのコンサルティング・ノウハウをもとに、住宅会社が抱える問題の抽出と、その解決策と実践行動を提示、実践的な支援を通じて厳しい時代を勝ち抜く経営力の向上を目指します。