TOKIUMとオービックビジネスコンサルタント、新リース会計基準対応の支援を目的に連携を開始

株式会社TOKIUM

2025年6月13日 11時00分

経理AIエージェントを提供する株式会社TOKIUM（本社：東京都中央区、代表取締役：黒﨑賢一、以下「TOKIUM」）と株式会社オービックビジネスコンサルタント（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：和田成史、以下「OBC」）は、2024年9月13日に企業会計基準委員会（ASBJ）が公表した「リースに関する会計基準」（以下「新リース会計基準」）の対応における企業の業務負担を軽減し、効率的な対応を支援することを目的に連携を開始します。

■概要

TOKIUMは、紙や電子の契約書をクラウド上で一元管理できるサービス「TOKIUM契約管理」を提供しています。紙の契約書のスキャン代行やAIを活用したリースの識別サポートに加え、データ化した情報を各固定資産管理システムに合わせたフォーマットでCSV出力ができるため、後続のシステムとのスムーズな連携を実現します。

OBCは、最小限のコストで新リース会計基準に対応するための最適な運用プロセスを『固定資産奉行V ERPクラウド』で早期に提供し、企業の新リース会計基準対応における負担を削減します。

今回の協業では、TOKIUMが契約書の一元管理、リース契約の識別、固定資産奉行V ERPクラウドとのデータ連携までを担当し、その後OBCが遡及計算やリース金額の資産など会計処理に至るまでの最適な運用プロセスを提供します。これにより、包括的に企業の新リース会計基準への対応を支援してまいります。

■背景

2024年9月13日に企業会計基準委員会（ASBJ）が公表した新リース会計基準は、2027年4月1日以降の会計年度から強制適用されます。新リース会計基準では、原則として借手におけるすべてのリース取引のオンバランス処理が求められるようになり、多くの企業に影響が生じることが予想されています。

また、適用に向けた準備段階において、膨大な契約書の洗い出しやデータ化、リースの識別などを行う必要があるため、経理部門を中心に早急な対応が求められています。

■株式会社TOKIUM 代表取締役黒﨑賢一からのコメント

新リース会計基準の公表以来、OBC様は機能追加や自社セミナーの開催などを通じ、数多くの企業への支援をいち早く、かつ積極的に取り組んでこられました。そのOBC様と連携し、お客様をサポートできる体制が整ったことを大変喜ばしく感じております。今後も、

新リース会計基準への対応は企業における喫緊の課題となり続けると予想しています。今回の連携によって、契約書の集約や識別といった事前準備からその後の会計処理に至るまでを、両社がワンストップで効率的に支援できると確信しています。

■株式会社オービックビジネスコンサルタント代表取締役社長和田成史からのコメント

この度は、TOKIUM様との連携が実現できたことを非常に嬉しく思っております。当社は今回の新リース会計基準の発表を受けて、いち早く対応に向けた機能を『固定資産奉行V ERPクラウド』に搭載しました。TOKIUM様も同様に新リース会計基準への対応を効率化すべく数多くの機能の開発に力を入れています。二社が連携することで、より多くの企業へ最適なソリューションを届けて行きたいと考えています。