東京ビッグサイトの展示会でVIPラウンジ利用状況を可視化!64個のセンサーで新型コロナ5類移行後の人流回復に伴う混雑を回避
「VIPラウンジ利用状況可視化システム」開発の背景と概要
RX Japanは日本最大級の展示会の主催会社として、年間90本以上の多種多様なイベントを開催しています。新型コロナウイルス感染拡大時には展示会を縮小し、来場者数も減少していましたが、2023年5月8日の5類感染症への移行に伴いイベントの収容率や人数上限が撤廃され、展示会においても来場者が急増するなか、混雑回避の需要が高まっていました。
そこでアステリアと岡谷エレクトロニクスはイベント会場の混雑回避ソリューションとしてGravioによる「VIPラウンジ利用状況可視化システム」を開発。6月28日からRX Japanが東京ビッグサイトで開催し、3日間で約45,000人が来場した「自治体・公共Week 2023」と「Japan Sports Week 2023」のVIPラウンジで運用しました。
「VIPラウンジ利用状況可視化システム」は電源不要の人感センサーなど計64個のセンサーでVIPラウンジの混雑状況をリアルタイムで可視化。来場者はVIPラウンジを利用する際に事前に各自のスマートフォンや、展示エリアに設置したサイネージで混雑状況を把握することが可能です。
これにより、来場者は空いているラウンジを事前に選択できることで、満足度の向上や展示会の離脱率低下に貢献しました。
運用実施概要
期間/会場 | 2023年6月28日~6月30日/東京ビッグサイト 東4・6・7ホール |
対象展示会 | 自治体・公共Week 2023、 Japan Sports Week 2023(主催:RX Japan) |
設置センサー数 | <自治体・公共Week 2023> ■人感センサー:30個 ■温湿度・大気圧センサー:1個 ■CO2センサー:1個 <Japan Sports Week 2023> ■人感センサー:30個 ■温湿度・大気圧センサー:1個 ■CO2センサー:1個 |
混雑状況確認方法 | ・QRコード読み取りによるスマートフォン等手元のデバイス ・VIPラウンジ入口に設置したサイネージ ・自治体・公共Week展示場内 岡谷エレクトロニクスブースのサイネージ |
今後の展開
アステリアと岡谷エレクトロニクスは、新型コロナウイルスの5類感染症移行に伴った各種イベントの復活に向け、来場者数や利用人数を可視化することで人流を分散し、効率的な人流制御や展示会をはじめとするイベント運営の最適化に貢献してまいります。
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■「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,931社(2023年3月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,680件(2023年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
■「岡谷エレクトロニクス株式会社」について( Webサイト https://www.oec.okaya.co.jp/ )
岡谷エレクトロニクス株式会社は、上場企業である岡谷鋼機株式会社の100%出資にて1984年に設立。創業当初から数々の世界的大手企業とパートナーシップを結び、半導体やソフトウェア、電子部品などの製品を提供することで、ものつくりに貢献してきました。近年では付加価値を高めるソリューション提供に注力し、特にIoTセンサーやLiDARセンサー等を活用した混雑度センシングソリューションに力を入れています。40年近くに及ぶ歴史の中で蓄積された技術力を発揮し、これからも社会課題解決に貢献してまいります。
■「RX Japanについて」について( Webサイトhttps://www.rxjapan.jp/ )
RX Japan株式会社は、東京都中央区に本社を置く国際産業見本市及びセミナーの主催・企画・運営する企業です。東京ビッグサイトや幕張メッセなどでエレクトロニクス、新エネルギー、素材、自動車、医薬、医療・バイオ、IT、フラットパネル、ものづくり、農業、宝飾、メガネ、出版、ファッション、雑貨、文具、コンテンツなど等の産業分野の大規模国際見本市を年間約90本以上主催、定期開催しています。
■ノード統合プラットフォーム「Gravio」について( Webサイト https://www.gravio.com/jp )
Gravioは、様々な場所に設置されたノードで現場の各種データを収集し、Gravio Cloudサービスへ集約・統合をすることで情報の一元管理を行います。これらのデータは、様々なサービスとのシームレスな連携が可能となり、効果的な活用を実現するとともに、ノーコードかつ直感的な画面設計による簡単な操作で各種設定が可能です。システム構築に必要なノードおよびクラウド両方のソフトウェア、データ格納、管理サービス、ノードデバイスやセンサーにより、複雑になりがちな現場DXをシンプルに実現いたします。
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アステリア、Asteria、Handbook、Gravioは、アステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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