B2福岡｜東地区2位福井を相手に、後半突き放した福岡が2025年初のアウェーゲームを勝利で飾る

2025年1月11日(土)に開催された、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.バンビシャス奈良】の結果は、 “福岡91-68奈良”となりました。

2025年1月11日(土)に開催された、福井ブローウィンズvs.ライジングゼファーフクオカ】の結果は、 “福井66-89福岡”で福岡の勝利となりましたことをお知らせいたします。

試合結果

【福井】66-89【福岡】

1Q 25-24

2Q 12-16

3Q 6-29

4Q 23-20

【戦評】

東地区2位の福井と初顔合わせとなった2025年最初のアウェーゲーム。

#0會田の通算300本目の3Pシュートで最初の福岡のオフェンスを成功させるなど、序盤は3Pシュートの応酬で福岡#7西川と福井#0細谷選手が互いに譲らない展開に。福井は前線から激しいプレッシャーをかけ、#8スミスにはダブルチームを仕掛けるなど徹底したディフェンスで対抗するが、福岡はそれを搔い潜り得点を重ねる。

2Qに入ると福井がスミスをローポストに引き出し、福岡のディフェンスの隙を突いて得点を重ね、福岡はパスミスからターンオーバーを繰り返すといった我慢の時間もあったが、#25バーレルをはじめとする外国籍選手の活躍で一進一退の攻防に持ち込む。

福井は日本人選手を中心に得点を伸ばすが、福岡はファウルトラブルの#1中村と#0會田を下げ、#13中田を投入して流れを掴むと、3点リードで前半を折り返した。

後半に入ると、福岡は一気にペースを加速。

3Q開始5分で14-2のランを決め、点差を15点まで広げる。福井は#2小寺選手がジャンプシュートを決めるなど反撃を試みるが、福岡のアウトサイドオフェンスが止まらず#24谷口や中村が次々と3Pシュートを成功させ、福井のターンオーバーも重なり、3Qは29-6と福岡が浜口HCのいうマジッククォーターを発動し、得点差を26点差まで大きく広げる。

4Qは福井の#4ケリー選手が意地を見せ、点の取り合いとなるも、バーレルや#50ブラウンがダンクシュートを決めて福井へ流れを渡さない。

福井は武器とするモーションオフェンスを封じられた中で外国籍選手を中心に活路を見出そうとするが、点差が開いても最後まで集中を切らさず戦い抜いた福岡が、初対決を制した。

コメント

【浜口炎HC】

試合を振り返って

ディフェンス面では非常にアグレッシブにプレーでき、チームルールに基づいて準備してきたことを選手たちが一生懸命遂行した試合だったと思います。第1クォーターでは福井に3Pシュートを6本決められ、前回の奈良戦と同じように3Pシュートが止められない展開になりかけましたが、今日は第2クォーター以降、選手たちが我慢強く対応し、的確に抑えることができました。その結果、相手の成功率を徐々に下げられたのは良かったと思います。

オフェンスでは、インサイドとアウトサイドのバランスが良く、特にシューターの西川と谷口がアウトサイドで好調でした。こうした安定したインサイドアウトの攻撃ができれば、チーム全体として安定感が増すと感じました。また、ファウルトラブルがある中で、若手の中田がポイントガードとして非常に良い働きをしてくれたのも収穫です。

明日の試合に向けて

今日の第4クォーター終盤、相手のプレスディフェンスに対してターンオーバーが出てしまい、選手が対応しきれない時間帯がありました。明日はそこを重点的に改善するためにビデオを見直し、チーム全体でどう攻略するかを確認して臨みたいと思います。

【會田圭佑選手】

◆試合を振り返っての感想と初対決の福井の印象は？

相手のプレッシャーや3Pシュートにはしっかり注意して準備してきましたが、第1クォーターでフリースローを多く決められてしまった点は改善が必要だと感じました。それでも、全体的に失点を抑えることができましたし、相手は強豪チームでしたが、しっかり勝ち切れたのは良かったと思います。

◆B2個人通算300本の成功を経て明日にどう繋げていきたいですか？

その記録については意識していませんでしたが、これからも相手のディフェンスが周りに集中する中で、自分のところに良いタイミングで回ってきたシュートをしっかり決められるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

【谷口光貴選手】

◆試合を振り返っての感想と福井の印象

序盤は様子を見ながらの展開だったと思いますが、後半にしっかりギアを上げていけたのが良かった点だと感じています。ただ、リバウンドや最後のプレスブレイクなど、まだ課題が残っている部分も多いです。そこは明日に向けてしっかり修正していかなければならないと感じました。

◆明日に向けての意気込み

明日が今日と同じような展開になるとは限りませんし、相手はよりタフに挑んでくると思います。それを受け身にならず、僕たちがしっかりディフェンスから流れを作り、アグレッシブに良い形でオフェンスにつなげていく必要があると考えています。今日は以上に集中して試合に臨み、勝利でしっかり締めくくりたいです。

また、バイウィーク前の大事な試合なので、2連勝を達成して気持ち良く帰れるよう準備を万全にしたいと思います。

【ハイライト】

【バスケットLIVEで見逃し配信を見る】

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