ERPC、24時間限定のクリスマス特別セールを実施 ― Dedicated Direct Shreds (UDP Raw Shreds) 向け3か月半額クーポンを提供

ERPC は、すでに配信済みの会員向け案内メールにおいて、24時間限定のクリスマス特別セールを実施。Solana における最速レイヤーである UDP Shreds を3か月間 50% 割引

ELSOUL LABO B.V.

2025年12月25日 10時31分

ELSOUL LABO B.V.（本社：オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO：川崎文武）および Validators DAO が開発・運営する ERPC は、すでに配信済みの会員向け案内メールにおいて、24時間限定のクリスマス特別セールを実施しています。

本セールでは、Solana における最速レイヤーである UDP Shreds を直接利用できる Dedicated Direct Shreds を対象として、開発期間応援の位置づけで、3か月間 50% 割引(199€/月 -> 99.5€/月)となる特別クーポンを提供しています。本案内は、すでに配信されているメール内容の補足および再掲となります。

本セールの背景

近年、Solana 上において、トークンミントや初動トレード、リアルタイム解析といった用途で、検知・反応の速さが結果に直結するケースが増えています。その中で、RPC や Geyser gRPC、WebSocket といった後段の API 層ではなく、最速レイヤーである Shredstream、とりわけ中でも最速通信の UDP Shreds (Raw Shreds) を直接扱いたいという要望が急速に高まっています。

UDP Shreds は、バリデータ間でブロック断片がやり取りされる段階の情報であり、通信オーバーヘッドの最小な UDP を用いることで、他のどの観測レイヤーよりも早く情報が到達します。その一方で、未確定情報や欠損、前後関係の乱れといった性質を含むことも前提となります。

本セールは、こうした最速レイヤーの特性を理解したうえで、実際の開発・検証環境として UDP Shreds (Raw Shreds) を活用していただくための機会として提供しています。

開発期間サポートとしてのクーポン提供

今回提供している 3か月間 50% 割引クーポンは、短期的な価格施策ではなく、UDP Shreds を前提とした設計・実装・検証を一通り行える現実的な期間を確保するための開発期間サポートとして位置づけています。

Dedicated Direct Shreds を利用することで、RPC や gRPC を経由せず、UDP による最短経路で Shreds を受信し、最速レイヤーを前提としたシステム設計を実運用に近い形で検証することが可能となります。

Dedicated Direct Shreds について

Dedicated Direct Shreds は、UDP Shreds を専用エンドポイントとして提供する構成です。ERPC プラットフォームとゼロ距離通信となるネットワーク設計を前提としており、HTTP（IP）アクセスや UDP Forwarding に対応しています。複数リージョンでの利用や、用途に応じた構成調整にも対応しています。

本セールの対象となる Dedicated Direct Shreds の通常料金および構成については、以下の料金表をご確認ください。

オープンソースによる実装例の公開

Validators DAO では、UDP Shreds を実運用で扱うための具体的な実装例として、オープンソースの Solana Stream SDK を公開しています。最新版 v1.1.1 では、UDP Shreds を直接受信・復元し最速検知する Rust 製クライアントのスターターコードを提供しており、開発初期の検証や学習用途として、そのまま利用できる構成となっています。