ブラザー、星崎工場の新工場棟建設を開始
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、名古屋市南区にある星崎工場において、新工場棟の建設を開始する。新工場棟は、総事業費100億円、延べ床面積約12,700平方メートルの3階建てとなり、2023年1月の完成を目指している。
新工場棟の建設は、BCP(事業継続計画)の一環として行われる。既存棟の数棟を解体し、免震機能付きの工場棟を1棟建設する予定だ。星崎工場の既存棟では、既に耐震化工事を完了しているものの、将来的に予測されている南海トラフ地震の振動から設備を守る必要があったため、建て替えを決定した。新工場棟には、星崎工場内の複数の工場棟に分散していたクリーンルームを新工場棟に集約するなど、効率化にも取り組む。
8月7日に星崎工場で行われた地鎮祭には、ブラザー工業の役員や関係者の他、設計施工を担当したブラザー不動産をはじめとする工事関係者ら31人が出席し、工事の安全などが祈願された。
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