明治大学の学内ビジネスコンテスト「第3回明治ビジネスチャレンジ」の第1次選考会にてファイナリスト8組を選出しました。

ファイナリストは、2025年3月14日（金）開催の最終選考会に挑みます。

株式会社ツクリエ

2024年12月3日 13時43分

株式会社ツクリエ（本社：東京都千代田区　代表取締役：鈴木英樹　以下、ツクリエ）が運営協力し、明治大学経営学部が主催する学内ビジネスコンテスト「第3回明治ビジネスチャレンジ（以下、本コンテスト）」の第1次選考会が11月23日（土）に明治大学駿河台キャンパスで開催され、ファイナリスト8組を選出しました。

第1次選考会には、学内審査員明治大学大学院経営学研究科研究科長牛丸元氏、明治大学政治経済学部教授奥山雅之氏に加え、学外審査員として株式会社FUNDINNO 代表取締役COO 大浦学氏、松竹ベンチャーズ株式会社取締役常務執行役員森川朋彦氏に加え、ツクリエのグループ会社、ティーエスアイ株式会社代表取締役社長熊谷孝幸、ツクリエ取締役大藤充彦が参加。ファイナリスト選考のほか、トークセッションへの登壇を行いました。

31組の代表者によるピッチ

第1次選考会は、書類選考を通過した31組の代表者が3分間のピッチを実施。プレゼン資料は全員共通のフォーマットを使用、3分を経過した場合はその時点で終了というルールの中行われました。

選考参加者は、経営学部や商学部、グローバル・ビジネス研究科はもちろん、理工学部、農学部、総合数理学部、文学部、情報コミュニケーション学部など、理系・文系の枠を超え、また高等学校から進学したての1年生から既に社会人経験や起業経験のある院生まで、得意分野や経験値の違いのある多様な学生のそれぞれの思いや強みを3分間に込めた熱いピッチを展開し、学生とは思えないそれぞれの個性が出た質の高いビジネスピッチとなりました。

学外審査員によるトークセッション「スタートアップのネットワーク作り」

ピッチ終了後は「スタートアップのネットワーク作り」をテーマに、学外審査員4者による30分間のトークセッションが行われ、本コンテストのプログラム・ディレクターであり、ツクリエが運営受託する東京コンテンツインキュベーションセンター（所在地：東京都中野区　通称：TCIC）でシニアインキュベーションマネージャーを務める川野正雄がファシリテーターを務め4者が考える「スタートアップのためのネットワーク作り」について話を伺いました。

選考参加者や観覧者に向けて、スタートアップに必要な事業パートナーや協力者やVCやCVCとのネットワークづくりのための具体的な手法や効果的なイベントやコミュニティー、SNSの活用法からネットワーク作りのためのマインドセットまで、起業の現場で培われたリアリティーあるアドバイスをお話頂きました。

トークセッションの最後には「行動が大事。　上の世代の方は協力してくれる！」「人間関係はとても重要、次の日に一緒に何かをすることもあれば、5年後に仲間になる事も。そうあるためには、しっかりとした人間性を身につけることが大切」「すべての出会いが大切。出会いのチャンスを見逃さないように、いつでも勇気をもって行動できるように」との、登壇者それぞれの経験からの本質的なメッセージをいただき締め括られました。

ファイナリストの発表（第1次選考会審査結果発表）

全てのプログラム終了後、第1次選考会の審査結果が発表され、ファイナリスト8組が選出されました。

選出された8組は、約1カ月間実施されるアクセラレーションプログラムにて、アイデアのブラッシュアップやピッチ指導を受け、2025年3月14日に実施される最終選考会に挑みます。

【ファイナリスト（代表者）一覧】

※登壇順、敬称略

鈴木葵葉（総合数理学部：1年）

阿部峻大（文学部：4年）

山本凌大（経営学部：3年）

石川勘十郎（経営学部：4年）

中尾光夫（グローバル・ビジネス研究科：1年）

福地功清（グローバル・ビジネス研究科：1年）

金澤亜美（文学部：3年）

ピークエイダンゼファー（理工学部・2年）

明治ビジネスチャレンジとは

明治大学経営学部が主催する学内ビジネスコンテスト。「価値創造人材の発掘」、「持続的な明治大学発スタートアップの育成」、「総合大学ならではの、幅広い分野におけるイノベーション事業開発のロールモデルを築く」、「社会や文化に貢献するビジネスモデルの創出」をテーマに、2022年より開催。第1回の受賞者等から、既に起業家が誕生しています。

第3回となる今回は、最優秀賞（１本）に副賞100万円（税込）及び１年間起業サポート、優秀賞（若干）に副賞20万円（税込）及び１年間起業サポート、新人賞（１本）に副賞10万円（税込）と、第1回・第2回よりもパワーアップした支援が提供されます。