完全無下剤のバーチャル内視鏡検査システムを開発するBoston Medical Sciences株式会社に出資

大腸がんで亡くならない世界の実現を目指す

三菱UFJキャピタル株式会社

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、当社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、完全無下剤のバーチャル内視鏡検査システムを開発するBoston Medical Sciences株式会社(以下、「BMS社」)に対し、2025年1月31日に出資したことをお知らせいたします。

無下剤のバーチャル内視鏡について

大腸がんは、国内のがん種別罹患数1位、死亡数2位を占めますが、早期発見により治療を行うことで、十分防げる疾患です。一方で、大腸がんの精密検査は、1~2Lの下剤服用および、肛門から内視鏡を挿入することによる抵抗感、当日の検査の検査時間の長さ等を理由に、多くの検査忌避者が発生しています。BMS社は、完全無下剤下で取得したCT画像の独自解析技術により、仮想的腸管洗浄およびポリープ検出を行うことで、非侵襲的な大腸がんの診断をサポートします。

製品デモ画像(BMS社提供)

出資背景

大腸がんの精密検査の侵襲性を低減することで、早期発見および早期の治療介入を促進し、大腸がんの根絶を目指すBMS社のビジョンに深く共感し、新規投資を行いました。BMS社は、ハーバードメディカルスクール/マサチューセッツ総合病院3D Imaging Researchをはじめとする、世界最高水準の研究機関との共同研究ネットワークにより、高度な技術力を有しており、それを支える経験豊富な経営チームの行動力が掛け合わさることで、早期の社会実装が期待されます。「早期発見・予防の力で世界から大腸がん死を根絶する」というBMS社のビジョンの実現に向けて、MUFGのリソースを活用し、同社の成長に貢献して参ります。

【Boston Medical Sciences株式会社 概要】

会社名:Boston Medical Sciences 株式会社

所在地:東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋兜町ビル3F B-PORT内

代表者:岡本 将輝

設 立:2023年4月6日

事業内容 :非侵襲的大腸がんスクリーニングAIシステムの開発と臨床展開

U R L :https://b-ms.tech/

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約920社と、業界トップクラスの実績を有しています。

ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大規模であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。

◆会社概要

会社名:三菱UFJキャピタル株式会社

所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F

代表者:代表取締役社長 小島 拓朗

設 立:1974年8月1日

事業内容:ベンチャーキャピタル事業

U R L :https://www.mucap.co.jp/

三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について

投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野

無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社

出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社

設 立:2023年3月28日

ファンド総額:200億円

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三菱UFJキャピタル株式会社

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URL
https://www.mucap.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
電話番号
-
代表者名
小島 拓朗
上場
未上場
資本金
-
設立
1974年08月