流通業向け需要予測型自動発注サービスを提供するシノプスが、Sansanのリスクチェック機能で事業を加速

リスク検索の所要時間を約9割削減、自動リスクチェックで見積書が即日発行可能に。営業スピード向上にも貢献

Sansan株式会社

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、営業DXサービス「Sansan」の「リスクチェック powered by Refinitiv/KYCC(以下、リスクチェック)」機能を活用した株式会社シノプス(以下、シノプス)の導入事例とその成果を発表します。

本機能の導入により、シノプスは従来手動で行っていたリスク検索にかかる時間を年間で約9割削減するなど、業務効率化と営業スピードの向上で高い成果を上げています。Sansan株式会社は、営業DXサービス「Sansan」のリスクチェック機能で、リスク検索の効率化と営業部門のスピード向上に貢献してまいります。

■リスクチェック機能について
営業DXサービス「Sansan」のリスクチェック機能は、ロンドン証券取引所グループ傘下のRefinitiv(リフィニティブ)社およびKYCコンサルティング株式会社との連携により開発・提供している機能です。紙の名刺のスキャンおよび、オンライン名刺交換やメールのやりとりから署名情報をSansan上に取り込むだけで、取引リスクがある企業を自動的にスクリーニングすることが可能です。国内外の反社会的勢力等の情報をカバーしており、業種業界問わず幅広いユーザーから大きな反響を得て、導入企業は1000社弱となっています。

リスクチェック機能の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://jp.sansan.com/function/compliance/

■サービス導入背景
シノプスは「世界中の無駄を10%削減する」をビジョンに掲げ、流通業向け需要予測型自動発注サービス「sinops」を開発・販売しているソフトウェアメーカーです。あらゆる無駄は在庫に起因するという信念のもと、IT ソリューションによって、人・もの・金・時間・情報といった限りある資源を最適化することを目指しています。流通業界の無駄を削減するために、小売・卸・メーカーの情報を一気通貫でつなげるデマンドチェーンマネジメント(DCM)構築にも取り組んでおり、小売業の需要情報を把握することにも注力しています。

シノプスでは、取引先が拡大する一方で、そのリスク検索に膨大な作業時間を要していました。当時は、見積書発行の際に、営業部門からリクエストがあった企業について、担当者がウェブサイトやメディアの掲載情報をもとにすべて手動でリスク検索を行っていました。そこで、管理部門におけるリスクチェック業務負荷軽減を目的に、Sansanのリスクチェック機能を導入しました。

■導入後の運用と成果:リスク検索にかかる時間を年間約9割削減 
シノプスでは、コロナ禍で営業活動のオンライン化が進む中、新しい取引先と接点ができた時点でリスクチェックが可能な体制を構築するために、オンライン名刺の利用を徹底しました。これにより、接点ができた時点で自動的に一次スクリーニングが行われるようになりました。そして、毎回所定のキーワードを入力して取引リスクの有無を調査する必要がなくなり、リスク検索にかかる時間が年間で約9割削減されました。結果として、手動でリスク検索を行っていたときには平均3~5日を要していた見積書の発行が、リスクチェックで問題が無ければ即日発行できるようになりました。

そのほか、リスクチェックを担当する管理部門の業務効率化だけでなく、営業部門のスピード向上にも効果が出たことから、さらに積極的にオンライン名刺の活用が進むという好循環が生まれ、オンライン名刺交換による接点データの蓄積が名刺交換全体の3割超まで増加しました。オンライン名刺の利用が定着したことで、Sansanの接点データベースが充実し、マーケティング施策の高度化にも活用されています。

■株式会社シノプス 取締役 管理部長 島井 幸太郎様からのコメント
当社では事業拡大に伴う取引先や協業先が増える中、組織としてのガバナンス強化と事業スピードの加速を両立させることが重要になっています。ビジネスモデルも急転換したタイミングということもあり、早急に新しい業務フローを設計する必要がありました。

Sansanのリスクチェック機能は管理部門の業務負荷軽減だけでなく、営業部門の業務スピード向上につながる応用範囲が広いサービスだと実感しています。今後もビジネスのベースとなる名刺情報を活用したSansanのサービス拡大に期待しています。

■株式会社シノプスについて
会社名:株式会社シノプス
代表者:代表取締役 南谷 洋志
設立:1987年10月
事業内容:需要予測型自動発注サービス「sinops」シリーズの開発・販売(自社開発システム)
コンサルテーション(物流診断・改善、棚割コンサル) 
従業員数:93名(2022年4月時点)
URL:https://www.sinops.jp

(以上)

■Sansanについて
営業を強くするデータベース「Sansan」

Sansanは、これまでにない企業データベースと接点データベースを組み合わせて、さらなるビジネスチャンスを発見できる営業DXサービスです。業種や従業員規模、売上高、役職者情報といった情報を閲覧できる企業データベースを標準搭載し、自社との接点の有無に関わらず、企業に関するさまざまな情報を営業やマーケティングに活用できます。また、名刺交換やメールでの連絡、商談履歴といった顧客との接点から得られる情報を正確にデータ化し、接点データベースに蓄積。受注実績をもとに企業データベースと組み合わせて活用することで、すでに接点がある類似企業を見つけることができます。さらに、Sansanに取り込んだデータを外部システムと連携・統合することで、企業ガバナンスの強化といった営業やマーケティング以外の目的でのデータ活用も後押しします。

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、クラウド契約業務サービス「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:64億26百万円(2022年5月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売 
Sansan https://s.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

Sansan株式会社

133フォロワー

RSS
URL
https://jp.corp-sansan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
電話番号
03-6758-0033
代表者名
寺田親弘
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2007年06月