東京ドームとXR技術企業STYLY、世界最大級XRカンファレンス「AWE USA 2025」に共同出展

未来の宇宙旅行体験『THE MOON CRUISE』を世界に発信　臨場感とリアリティに満ちた体験が注目を集める！

　株式会社東京ドーム（本社：東京都文京区、以下「東京ドーム」）は、株式会社STYLY（本社：東京都新宿区、以下「STYLY」）と共同で、2025年6月10日（火）〜12日（木）にアメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大級のXR技術カンファレンス「Augmented World Expo (AWE) USA 2025」に出展しました。

　両社は最新技術を活用した革新的なエンターテインメント体験の創出を目指し協業を開始。開発した次世代体験コンテンツの価値を世界に発信するため、今回の国際XRカンファレンスへの共同出展を実施しました。

　両社が共同開発した、東京ドームシティ内の宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ」でも体験可能のフリーローミング型VR『THE MOON CRUISE』は、来場者から大きな注目を集め、現地ブースには多くの業界関係者・XRファンが訪れました。また、本カンファレンス内のグローバルアワード「AUGGIE AWARDS 2025」おいてファイナリストに選出されるなど、テクノロジーの導入によってリアルな場に新たな価値を生み出すエンターテインメント性が高く評価されました。

　今回の出展は、『THE MOON CRUISE』の、"月面に実際に行ったかのような"臨場感あふれる宇宙旅行体験を、グローバルに発信する好機となりました。

　両社は今後もさらなる協業を進め、エンターテインメントの発信地となる最高のコンテンツを提供してまいります。

【来場者の反応や反響】

　今回の「AWE USA 2025」には、世界中から約250社が出展、450名以上のスピーカーによるセッション、累計5,000名を超える来場者が参加しました。その中で『THE MOON CRUISE』は、拡張型展覧会コンテンツを利用し、視覚的な変化とともに、音声や映像ガイドによる没入型の展示を実施。期間中、延べ200名以上に体験いただき、さまざまな高評価を獲得するとともに、以下のような多くの声が寄せられました。

●「物語性に富んだ、まったく新しい展示形式」

●「空間の拡張手法として、ビジネス展開のイメージが湧いた」

●「体験・技術の説明がコンパクトかつ明快」

●「東京で実際に体験してみたくなった」

●「見たことのない表現。純粋に感動した」

【共同出展したVR「THE MOON CRUISE」について】

　 『THE MOON CRUISE』は、東京ドームシティ内の「Space Travelium TeNQ」で展開されている、フリーローミング型VR体験です。

　参加者は宇宙服を身にまとってロケットへ乗り込み、現実の空間にレイヤーされた月面世界を探索します。他の旅行者たちとの交流や月面周遊ローバーへの搭乗、月の石を投げる体験、自撮り写真の撮影など、帰還後も共有したくなるようなコンテンツが満載です。約20分間にわたるこの体験は、圧倒的な没入感とインタラクティブ性を兼ね備え、「一緒に月に行った」と実感できるリアリティを提供します。

【「Augmented World Expo(AWE) USA」への出展について】

　東京ドームは、東京ドームシティを中心に多彩なエンターテインメント施設を運営してまいりました。都内有数の大規模レジャー施設として、魅力ある施設開発やコンテンツの提供を社会的使命とし常に新しい挑戦を続けており、Space Travelium TeNQでの最新技術を駆使したエンターテインメント体験の提供を追求する中で、STYLYと協業を行い、未来の宇宙旅行を体験できるVR「THE MOON CRUISE」の開発に至っています。

　 この度、『THE MOON CRUISE』の特別な「体験」を世界中の人々に発信するため、東京ドームとSTYLYは共同で「Augmented World Expo(AWE) USA 2025」へ出展しました。

　さらに、本コンテンツは、AWE USA 2025内で開催され世界的に権威のあるAR（拡張現実）＆VR（仮想現実）業界の賞「AUGGIE AWARDS 2025」へ出品し、応募総数466作品中のファイナリスト（106作品）に選出され、BEST LOCATION-BASED ENTERTAINMENT部門（41作品応募、全体で2番目に多い応募数）での最終候補となりました。惜しくも受賞は逃しましたが、世界に認められる品質であることが証明された形となりました。

■Augmented World Expo（AWE）について

　「Augmented World Expo（AWE）」は、拡張現実（AR）と仮想現実（VR）技術を進展させ、人類の進歩に貢献することをミッションとする非営利団体、AugmentedReality.orgが2010年から開催している、拡張現実、仮想現実、ウェアラブル技術の分野に焦点を当てたカンファレンスおよび展示会です。

■AWE AUGGIE AWARDSについて

　AUGGIE AWARDSは、世界最大規模のXRカンファレンス「AWE」内で開催されるグローバルアワードで、2010年から開催されている世界的に権威のあるAR＆VR業界の賞です。今年で16回目を迎え、拡張現実（AR）、仮想現実（VR）、複合現実（MR）における最も優れた作品が表彰されています。

■Space Travelium TeNQ（スペーストラベリウムテンキュー）について

　「Space Travelium TeNQ」では、宇宙旅行をテーマに、知的好奇心をくすぐる展示やVR、アートや学びを楽しめるギャラリーや教室、カフェやショップなど、宇宙とつながる様々なエンターテインメント体験をお楽しみいただけます。

◎施設名：Space Travelium TeNQ（スペーストラベリウムテンキュー）

◎所在地：東京都文京区後楽1-3-61　東京ドームシティ 黄色いビル6F

◎開業日：2024年11月22日（金）

◎営業時間：平日11:00～21:00、土日祝10:00～21:00（最終入館 20:00）

◎入館料：一般　平日2,500円／土日祝・特定日3,000　中学生・高校生　全日1,800円

小学生　全日1,300円　未就学児（3歳以上）　全日800円

◎URL：https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/

※2歳以下は無料。

※7歳未満のお子様・VR利用規約の記載内容に該当する方は、VRコンテンツを体験できません。あらかじめご了承ください。

※VRコンテンツを体験される方は、事前に公式サイトをご確認ください。

■株式会社東京ドームについて

　読売巨人軍の本拠地「東京ドーム」をはじめ、「東京ドームシティ アトラクションズ」、「ラクーア」、「後楽園ホール」等からなるエンターテインメントシティ「東京ドームシティ」の運営を中核に事業展開。都内有数の大規模レジャー施設としてオリジナルXRアトラクションをはじめ魅力ある施設開発やイベントの企画運営に注力するほか、流通事業「shop in」の展開や熱海でのリゾート事業、公共施設および民間スポーツ施設の運営受託等の外部展開を行っています。

■株式会社STYLYについて

　デジタルとフィジカルを繋ぐ空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する会社です。「人類の超能力を解放する」ことをミッションに掲げ、XR/空間コンピューティングを主軸としたテクノロジーにより、ランドオーナーや街づくりに携わる皆様に対して空間プロデュースやソリューション提供を行っています。

　今後も世界中のクリエイターや事業者とともに、ヒトや企業の創造する力、クリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出によって人類の進化に貢献することを目指しています。