超早産児で生まれた障がい者ピアニスト河野みゆきさんが高槻市の高齢者施設で演奏を披露
同市公認「介護予防マイスター」が主催する体操サロン参加者ら 57 人が聴き入る
「水曜はマイ★スター」は、高齢者のフレイル予防のために市内各所で開催している体操教室の一つ。市の養成講座を受講して公認を受けたボランティア「介護予防マイスター」が、大阪医科薬科大学監修のもと同市が考案した健康体操「高槻もてもて筋力アップ体操」と「高槻ますます元気体操」を毎週水曜日に楽しむ時間として開催しています。
このサロンの特徴は、体操だけでなく、毎回、参加者が楽しみながら教室に参加できるよう手芸イベントや秋のミニ運動会、もてきん発表会などをマイスターとお世話役の参加者が一緒に企画して実施。参加者にも大変好評を博しています。
この日、社会福祉法人愛和会ケアハウス高槻あいわの地域交流室で行われたサロンでは、本市出身の河野みゆきさんをゲストに招いたピアノ演奏を企画。みゆきさんは、1980 年に超早産児として 24 週・出生体重 790g で出生し、高槻病院のNICUで入院と治療を重ねた後、生後5か月で退院。小学校1年生の時に母親の勧めでピアノを開始しました。発達障がい、弱視などのハンデを乗り越えて腕を磨き、20歳の頃には、カナダ・バンクーバーでの障がい者コンクールに出場された実績があります。参加者はマイスター永井弘美さんらの指導のもと健康づくり体操に汗を流した後、みゆきさんのピアノ演奏を楽しみました。演奏を聴いた参加者は、「楽しそうに演奏されている姿が良かった」「楽譜を見ていない状態であれだけの演奏ができてすごい」などと感想を述 べ、演奏を終えたみゆきさんは「とても楽しかったです」と嬉しそうに話していました。
【サロン概要】
開催日時:毎週水曜日 午前 10 時から 12 時まで
場所:ケアハウス 高槻あいわ(西之川原 2 丁目 46-3)
※申込不要
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像