【12/7開催】筑波大学附属小の由井薗健先生が、「社会的見方・考え方を働かせる社会科授業」のセミナーを開催!
筑波大学附属小学校の由井園先生が「社会的な見方・考え方を働かせる社会科授業」について解説します
株式会社NIJIN(本社:東京都江東区、代表取締役:星野達郎)が運営する教員研修プラットフォーム「授業てらす」は、筑波大学附属小学校の由井薗健先生の「見方・考え方を働かせるとは?~深い学びに誘う社会科授業~」セミナーを開催いたします。
■社会科に対する現場の声
小学校現場は、学級担任ほぼ一人でいくつもの教科を教えることに迫られています。
2022年12月~2023年1月の文科省の調査によると、多くの学校で担任が社会科を教えているという現状がわかりました。社会科の教科担任制が導入されている学校は3・4年生で11~14%程度で、5・6年生は23%程度にとどまったのです。
また、2022年の学研総合研究所の「好きな教科調べ」によると、「社会科が好き」と答えた子は3.1%で全教科中7位でした。「教えるのが難しい」という先生たちの声をよく効く社会科ですので、この結果はある意味納得です。先生たちが日々の社会科授業でよりよい実践していくことが、先生も子どもたちも、楽しく、学びがいのある教科にしていくことができるのだと思います。
■社会科における「見方・考え方」とは?
小学校では、各教科に「見方・考え方」を生かした授業作りが求められています。平成29年に告示されている現在の学習指導要領によると、「各教科などの特質に応じた物事を捉える視点や考え方」とされています。社会科では、主に以下の四つのことです。
・「位置や空間の広がり」
・「時期や時間の経過」
・「事象や人々の相互関係」
・「比較・分類、統合、関連づけ」
これら社会科らしい視点を生かして授業作りをすることで、「主体的で対話的で深い学び」が実現されていくのです。
■実践を通して「見方・考え方」を働かせる授業例を紹介
本セミナーでは、筑波大学附属小学校の由井薗健先生が、実践を通して具体的に「見方・考え方」を働かせる授業作りについて紹介します。由井薗先生がつくる教材は、社会の中に見られる問題について真剣に考えられるように開発されています。教材を価値あるものにするために深め、子どもたちが学ぶことが楽しいと感じられるように、内容や発問を絞りつくして開発されたものです。教材の中に見られる問題を解決していく際に子どもたちが「見方・考え方」を生かして考え、話し合っていく様子を知ることで、明日の授業作りに生かすヒントを学ぶことができます。
■イベント概要
日 時:2024年12月7日(土)10時00分~12時00分
開催方法:オンライン
定 員:50名
対 象:主に小中学校教員、教育関係者
お申込み:https://peatix.com/event/4212987
9:50- 受付
10:00- オープニング
10:05- 由井薗健先生による講義
※ブレイクアウトルームによる話し合いの時間があります
11:45- 質疑・応答
12:00- クロージング
※授業力を高める『参加型対話』を大切にするため、顔出しできない方はご参加いただけません。顔出しできる方のみご参加いただけます。
■講師紹介
由井薗 健(ゆいぞの けん)筑波大学附属小学校
子どもが追究する社会科授業で,全国から注目される。
社会問題に切り込む教材の作成や、子どもの声を生かした構造的な板書など,社会科授業のスペシャリスト。
NHK for school 「社会にドキリ」監修。
授業てらす
全国47都道府県から500名以上の小・中学校教員が利用する教員向けオンライン研修プラットフォーム。子ども主体の授業に転換できる独自メソッドで利用会員の96%が授業力向上および児童生徒へのよりよい影響を実感。
公式サイト:https://www.nijin.co.jp/jugyoterrace
株式会社NIJIN
「教育から国を照らす」を理念に、教育課題を仕組みから解決する「JAPAN EDUCATION COMPANY」。今の学校には自分を出せない子どもが多過ぎることに国の危機を感じ、誰もが教育に"希望"を持てる国にするために元小学校教師の星野達郎が2022年4月に創業。不登校・教員不足・教師の働き方・学校の在り方など、様々な教育問題を解決する13の仕組み(事業)を展開。
会社名:株式会社NIJIN
所在地:東京都江東区常盤2-5-5
設立 :2022年4月1日
代表者:星野達郎
事業内容:教育課題を仕組みから解決する教育事業(教師研修、不登校支援、起業支援、教育イベント、アフタースクール)
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