7年半の実践を80のTipsに!書籍『障害者雇用の「困った」を解決! 発達障害・知的障害のある社員を活かすサポートブック』11/30発売

認定NPO法人フローレンス

認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)は、フローレンスの7年半にわたる障害者雇用の取り組みをもとにした書籍『障害者雇用の「困った」を解決!~発達障害・知的障害のある社員を活かすサポートブック~』を2024年11月30日に刊行します。

予約段階でAmazonランキング6位(社会・政治/2024年11月18日調べ)

商品ページ:【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4798072729

本書のポイント

本書では、障害者雇用の基礎知識をはじめ、採用した障害のあるスタッフに対して「どのような業務を任せるか」「どのようにサポートすれば業務が可能になるか」といった具体的なノウハウや仕事の工夫(お仕事ハック)を、実際の事例をもとに詳しく解説しています。

さらに、障害者と共に働く上で欠かせない「マネジメント」のポイントも紹介。フローレンスが障害者雇用チームを運営する中で経験した成功や失敗の事例を余すことなくお伝えします!

■目次

第1章 障害者雇用をはじめるために

第2章 障害のある人と一緒に働くときに知っておきたいこと

第3章 業務の切り出しとマッチング

第4章 知的障害・発達障害のある社員のためのお仕事ハック

第5章 安定した就労のために

フローレンスの障害者雇用について

フローレンスは、障害のあるこどもを預かる保育に早くから取り組む中で、「障害のあるこどもたちが、職業に就く未来を当たり前に想像できる社会」を目指しています。

障害者雇用においても、「法定雇用率を達成するためではなく、フローレンスらしい障害者雇用を実現したい」との思いから、7年半前に本格的な取り組みを開始しました。

現在、特別支援学校を卒業して入社したスタッフ9人で構成される「オペレーションズ」というチームが活躍しています。このチームは、フローレンスにとって欠かせない存在であり、7年半にわたる取り組みの中で離職者は1人もいません。それぞれの個性を大切にしながら、全員が職場で活躍し、日々成長しています。

これまで継続してきた様々な取り組みは、特別支援学校の先生方や障害者雇用に関わる方から評価をいただけるようになりました。

著者プロフィール

写真左:石橋 恵 写真右:和田 直美

石橋 恵(いしばし めぐみ)[第1章、第3章、第5章執筆担当]

2011年、子育て期間を経てフローレンスに入職。病児保育マネージャーや赤ちゃん縁組事業の立ち上げを経て、障害者雇用チームの立ち上げと運営に携わる。ジョブコーチ、キャリアコンサルタント、メンタルヘルスカウンセラーとしても活動中。

子どもの学校でPTA役員を務める中で、教育現場での制度の矛盾や課題を目の当たりにし、「何かできることはないか」と模索していたとき、フローレンス設立者・駒崎弘樹の著書『「社会を変える」を仕事にする』に感銘を受け、フローレンスへの入職を決意。新たな挑戦を後押しする環境の中で、未経験ながら7年前に障害者雇用の担当となり、特別支援学校出身のスタッフを育成し、その勤勉さと成長に可能性を感じる。障害者のキャリアを支えたいという強い思いを胸に、日々活動を続けている。

和田 直美(わだ なおみ)[第2章、第4章執筆担当]

IT系企業で15年間マーケティング業務に従事した後、2022年11月にフローレンスへ入職。企業在籍型職場適応援助者の資格を持つ。

20〜30代は土日に震災復興支援などのボランティア活動を行うが、育児に追われボランティアから遠ざかった40代に「休日の活動ではなく、平日の昼間に世の中のためになることをしたい」と決意。15年間勤めた企業を退職し、「こどもたちのために、日本を変える」を掲げるフローレンスの広報・マーケティング職に応募。

しかし、未経験のバックオフィス業務に配属され、総務業務や「障害者雇用スタッフのサポート担当」として新たな挑戦をスタート。戸惑いながらも、障害のあるスタッフの優しさとサポートに助けられ、奮闘の日々を送る。

著者メッセージ

フローレンスで突然、障害者チームの運営を任された著者が最初に直面した悩みは、「障害者雇用に関する書籍は多いものの、障害特性や採用方法の解説が中心で、雇用したスタッフにどのような仕事を、どのようにしてもらうべきかについての具体的な指南書がない」ということでした。

わたしたちは、情報が少ない中、さまざまな先進企業の事例を参考に試行錯誤を重ね、多くの失敗を乗り越えながら、障害者と共に働くための仕組みを構築してきました。

現在、法定雇用率の引き上げによって障害者の雇用数は増加していますが、その一方で離職率は依然として高く、離職理由を見ると、障害者スタッフの働きがいが十分に考慮されていない現状が浮かび上がります。しかし、少しの工夫で障害者スタッフは生き生きと働き、やりがいを持って仕事に取り組むことが可能です。彼らには多くの可能性があります。

本書は、これから障害者雇用を始めようと考えている方や、始めたばかりの方に向けて、実践的な知識やヒントを提供する一冊として企画しました。わたしたちが経験した「困ったこと、判らなかったこと」の解決方法の一端をお届けすることで、少しでも皆さまのお役に立てることを願っています。

障害者雇用の取材・視察・見学・実習・講演受付中

フローレンスでは、障害者雇用に関する講演などのご依頼も承ります。

講演テーマ例:

障害のある人と一緒に働くときに知っておきたいこと

障害者雇用社員のための 仕事の切り出し方法・工夫 など

視察や見学のほか、書籍で紹介しているフローレンスの障害者雇用チームの業務内容を体験する、サポート担当者向け1日実習の受け入れも行っています。

詳細はこちらをご覧ください。

https://florence.or.jp/cp/seminar/

書籍情報

・タイトル:障害者雇用の「困った」を解決!発達障害・知的障害のある社員を活かすサポートブック

・著者:石橋 恵、和田 直美(認定NPO法人フローレンス)

・カバーデザイン・カバーイラスト:田中 雪子(志岐デザイン事務所)

・本文図版:加賀谷 育子

・本文イラスト:杭全 虹奈

・企画協力:小島和子(NPO法人企画のたまご屋さん)

・定価:印刷書籍版1,650円(税込)

・印刷書籍版仕様:単行本/カラー/224ページ

・ISBN-10 :4798072729

・ISBN-13 :978-4798072722

・発行: 株式会社秀和システム

・商品ページ:【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4798072729

認定NPO法人フローレンスについて

「こどもたちのために、日本を変える」。

フローレンスは未来を担うこどもたちを社会で育むために、事業開発、政策提言、文化創造の3つの軸で、社会課題解決と価値創造を行う国内最大規模の認定NPO法人です。

2015年度に「小規模認可保育所」として国策化された「おうち保育園」をはじめとする保育事業、障害児家庭に保育や支援を届ける「フローレンスの障害児保育・支援」、こどもの虐待問題解決のため「フローレンスのにんしん相談・赤ちゃん縁組」、こどもの貧困を解決する「こども宅食」などの取り組みを全国に広め、たくさんの仲間と共に、社会に「新しいあたりまえ」をつくることを目指しています。

コーポレートサイトURL: https://florence.or.jp/

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会社概要

認定NPO法人フローレンス

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URL
http://florence.or.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-14-1 KDX神保町ビル3F
電話番号
03-6811-0903
代表者名
赤坂 緑
上場
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資本金
-
設立
2004年04月