山田養蜂場×現代アート 「みつばち芸術祭 ―Be(e) the Future ミツバチと共に描く、生 命の未来―」始動
アートディレクターに長谷川祐子氏を起用し、学生を対象にした彫刻作品の公募を開始。受賞作品には制作費上限300万円を支給。
株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町、代表取締役社長:山田英生)は、アートディレクターに長谷川祐子氏を迎えて2027年9月に開催予定のアートフェスティバル「みつばち芸術祭 ―Be(e) the Future ミツバチと共に描く、生命の未来―」の一環として、美術大学・芸術大学などに在籍する学生を対象とした彫刻作品の公募を、2026年10月1日(木)から開始しました。

■公募趣旨
「ミツバチ」を出発点に、生命や自然との新たな関係を彫刻でかたちにする、学生のための公募です。
ジャンルは彫刻に限定し、自由な発想での応募を歓迎します。
岡山県北部、なだらかな山並みに抱かれた鏡野の地に、山田養蜂場の広々とした緑の敷地があります。ミツバチを育てる場があり、その生態を見つめる研究所があり、森のなかにはバルビゾン派の絵画を収めるギャラリーが佇んでいます。朝露にぬれた草地を、花から花へとミツバチが渡っていきます。ここは、小さな羽音が森を育て、実りをもたらし、いのちを次へとつないでいく場所です。
この風景のなかに、あなたの彫刻を置いてみてください。
ミツバチのしなやかな身体、光を透かす翅、群れが描く軌跡。六角形が限りなく連なるハニカムの巣、花粉を運び蜜を醸す営み、数万の個体がひとつの生命体のように呼吸するコロニーの知性。ミツバチの姿や生態、巣のかたちなど、ミツバチから受け取ったイメージを出発点に、自由で、生命力にあふれた造形を期待しています。写実である必要はありません。抽象でも、構造体でも、風や光を受けとめる装置でもかまいません。
作品は屋外で、雨や風、季節の移ろいとともに時を重ねていきます。石、金属、樹脂、あるいはまだ誰も試していない組み合わせ。オープンエアーのなかでかたちを保ち続けられる、サスティナブルな素材の工夫もまた、作品の大切な一部です。
ミツバチが作品のまわりを飛び、訪れた人がその足もとで立ち止まる。彫刻が風景に溶け込み、生態系の一部となって、ミツバチの営みと人とをそっと結びつけていく。あなたの彫刻は、この「いのちをつむぐ生態系」の新しい一員になります。
まだ見ぬ未来のかたちを、ここから一緒に描きましょう。みなさんの大胆な想像力との出会いを、心から楽しみにしています。
長谷川 祐子(アートディレクター)
■公募概要:採用5作品に制作委託費上限300万円を支給/本社敷地内に作品を屋外展示
採択予定数は5作品。採択作品は、山田養蜂場の本社敷地内に屋外展示され、1作品につき上限300万円を目安とした制作委託費が支給されます。審査は、書類による一次審査と、東京で行う模型とプレゼンテーションによる最終審査の2段階で実施します。
■公募内容詳細
◇名称:みつばち芸術祭 ―Be(e) the Future ミツバチと共に描く、生命の未来―
◇募集内容:テーマに沿ったサイトスペシフィックな彫刻作品
(展示場所の風景や環境、土地の特性を生かし、その場所のために構想された作品)
◇対象:全国の大学・大学院・短期大学・専門学校・高校等に在籍し、美術・芸術・デザイン・建築・空間演出等を学ぶ学生・研究生
◇ジャンル:彫刻
◇募集期間:2026年10月1日(木)~11月30日(月)23:59(必着)
◇設置場所:屋外展示/山田養蜂場本社横・研究所横の広場
◇採択予定:5作品
◇制作委託費用:採用作品には、上限300万円を目安とした制作委託費用が支払われます。
◇選考過程:
<一次審査>書類選考にて最終審査に進む応募者を選定します。
<最終審査>模型とプレゼンテーション形式で審査を行い、5作品を決定します。
その他詳細は公式WEBサイト(https://mitsubachi-artfest.jp/)で公開しています。
■審査員プロフィール
山田 英生(株式会社山田養蜂場 代表取締役社長)
㈱山田養蜂場代表取締役社長。ミツバチ産品を中心に、健康食品・化粧品・食品の通信販売を展開。自然との調和を大切にし、国内外での植樹活動や世界遺産の保護支援、途上国の学校建設・教育支援など、幅広い社会貢献活動を推進。また、自然環境や生命のつながりに目を向けるきっかけとして、「ミツバチの絵本コンクール」「ミツバチの一枚画コンクール」を主催。2006年、IBBY(国際児童図書評議会)より最高栄誉賞イエラ・レプマン記念メダルを受賞。2015年、17年にわたる植樹活動に対しネパール森林土壌保全省より表彰。2026年、難民支援の功績により日本人初となる国連UNHCRのEMINENT ADVOCATEに選出。
長谷川 祐子(キュレーター / 近・現代美術史家/ 京都大学経営管理大学院客員教授)
キュレーター、近・現代美術史家。京都大学経営管理大学院客員教授、東京藝術大学名誉教授、ヴェネチア建築大学(IUAV)客員教授、国際文化会館アートデザイン部門プログラムディレクター。「森の芸術祭 晴れの国・岡山」アートディレクター(2024/2027)、前・金沢21世紀美術館館長。多摩美術大学、東京藝術大学大学院で教鞭を執る。イスタンブール、上海、サンパウロ、シャルジャ、モスクワ、タイ等の国際展を企画。2026年ヴェネチア・ビエンナーレではシリア・パビリオンを手がける。文化庁長官表彰、仏芸術文化勲章オフィシエほか受賞。
名和 晃平 (彫刻家 / Sandwich Inc.主宰 / 京都芸術大学教授)
京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年「Sandwich」を創設。感覚に接続するインターフェイスとして彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸に創作を続ける。彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン《洸庭》など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家 ダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品《VESSEL》《Mist》《Planet [wanderer]》《Mirage》を制作。
2018年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品《Throne》を特別展示。2023年、フランス・セーヌ川のセガン島に屋外彫刻作品《Ether (Equality)》を恒久設置。
近年の個展として、「Sentient」(SCAI THE BATHHOUSE、東京、2025)、「Photon Camp」(Pace Gallery、ロサンゼルス、2026)がある。
AKI INOMATA (アーティスト / 武蔵野美術大学彫刻学科客員教授)
主な個展にボン美術館(2026) 金沢21世紀美術館(2022) 十和田市現代美術館(2019) ナント美術館(2018) など。主な国際展に上海ビエンナーレ(2025)バンコク・アート・ビエンナーレ(2024) あいち2022;トロント・ビエンナーレ(2019) 第22回ミラノ・トリエンナーレ(2019)など。主な収蔵先にニューヨーク近代美術館; 南オーストラリア州立美術館; カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館; 京都国立近代美術館; 森美術館; 金沢21世紀美術館など。
板垣 李光人(俳優 / スターダストプロモーション)
2012年、俳優デビュー。2025年、映画『八犬伝』『はたらく細胞』『陰陽師0』で 第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
近年ではドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』、『大空港~GATE24~』、大河ドラマ『どうする家康』、連続テレビ小説『ばけばけ』、映画『口に関するアンケート』などに出演。
俳優業のほか、アートの分野で絵本出版、個展を開催するなど幅広く活躍中。
佐々木 正己(玉川大学 名誉教授)
玉川大学農学部で女王蜂を卒論テーマとしたのがミツバチとの出会い。東京農工大、東大を経て母校の昆虫学研究室に戻り、以降40年間ミツバチの行動や社会性を中心に研究。農学部長、学術研究所長を経て現在名誉教授。養蜂産業振興会代表。2026年東京ミッドタウンの富士フィルム・スクエアにてミツバチと花の写真展を開催。著書に「養蜂の科学」「ニホンミツバチ」「蜂からみた花の世界」「動物は何を考えているか」などがある。
五木田 聡(株式会社山田養蜂場 顧問 / 前・東京富士美術館館長)
前・東京富士美術館館長。東京音楽大学特任教授。1977年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1985年より東京富士美術館学芸員となり、写真部長、学芸部長を経て2010年より2024年まで館長を務める。海外25カ国・50回の展覧会を企画・運営。担当した主な展覧会に「CAPA'S LIFE ロバート・キャパ全作品展」(1988)、「栄光の大ナポレオン展」(2005)、「大三国志展」(2008)、「光の賛歌 印象派展」(2013)、「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い展」(2015)、「遥かなるルネサンス展」(2017)、「フランス絵画の精華展」(2019)、「世界遺産 大シルクロード展」(2023)など。

■スケジュール
◇公募締切:2026年11月30日(月)23:59(必着)
◇一次審査:2026年12月7日(月) 結果発表
※1次審査通過者には事務局よりご連絡します。
◇最終審査:2027年2月上旬 模型とプレゼンテーション形式の審査を行います
※審査時間、会場は1次審査通過者にお知らせします。
◇結果発表:2027年2月15日(月) 結果発表
◇制作期間:2027年3月8日(月)~7月30日(金)
◇作品搬入及び設置:2027年8月2日(月)~9月15日(水)
※期間外の作業が必要と事務局で判断した場合は、個別に協議し対応を決定。
◇会期:2027年9月18日(土)~11月23日(火・祝)
■「みつばち芸術祭 ―Be(e) the Future ミツバチと共に描く、生命の未来―」
ミツバチは、花をつなぎ生命を育むことで自然界と人間の暮らしを支える「循環と共生」の象徴です。山田養蜂場は創業以来、「自然との調和」を理念に持続可能な社会づくりと環境保全に取り組んできました。
みつばち芸術祭では、招待アーティストによるコミッションワーク、学生を対象とした公募(コンクール)による展示をはじめとするイベントによって構成されます。なお、展示作品は彫刻作品のみを対象とし、いずれも屋外展示として、山田養蜂場本社の敷地内に設置される予定です。
≪開催概要(予定)≫
◇名称:みつばち芸術祭 ―Be(e) the Future ミツバチと共に描く、生命の未来―
◇主催:株式会社 山田養蜂場
◇アートディレクター:長谷川祐子氏
◇会期:2027年 9月18日(土)~11月23日(火・祝)予定
◇会場:株式会社 山田養蜂場(〒708-0393 岡山県苫田郡鏡野町市場194)本社横・研究所横の広場
招聘作家による大型作品1体、中型作品3体、学生による公募作品5体の展示を予定
※作品は会期終了後も山田養蜂場敷地内に常設展示されます。
◇出展ジャンル:彫刻(屋外展示)

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