【相模原市民ギャラリー】市制施行70 周年記念自主企画展「めくるめく版画 相模原の作家たち」を開催
26年ぶりに版画をフィーチャー。市ゆかりの13人の版画家とその作品を紹介します
印刷技術として誕生した版画は、時代を経るにつれ実用的なものから美術的な表現へと発展していきました。とりわけ、銅版画やリトグラフ、私たちには浮世絵として馴染み深い木版画など、その技法は多岐に渡ります。
今回の企画展ではこの版画をフィーチャーし、国際的に活躍し、日本の美術界に名を馳せた作家から新進気鋭の作家まで、相模原市にゆかりのある版画家13人の大型作品や立体の作品など合計61点を展示します。
作品展概要
・展覧会名:市制施行70周年記念 相模原市民ギャラリー自主企画展「めくるめく版画 相模原の作家たち」
・会期 :令和6年7月27日(土)~8月18日(日) 午前10時~午後6時 水曜休館
・会場 :相模原市民ギャラリー第1・2・3展示室 (相模原市中央区相模原1-1-3セレオ相模原4階)
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/bunka/1022300/gallery/index.html
・観覧料 : 無料
・主催 : 相模原市
・後援 : 相模経済新聞社、エフエムさがみ(FM HOT 839)、タウンニュース社相模原支社
・協力 :株式会社ジェイコム湘南・神奈川、セレオ相模原、相模原イッツ、ギャルリーヴェルジェ
【開催の経緯と展示コンセプト】
相模原市民ギャラリーでは、1998年に企画展「版画の技と美の世界」展を開催して以降、施設内のアートスポット(ミニ展示コーナー)などで様々な版画家を紹介してきました。
一方で、そうした本市の活動では追いかけきれないほど多くの版画家たちが相模原で育ち、活躍を続けています。本展では、前回から四半世紀が過ぎた現在に今一度、相模原を拠点に活躍する版画家たちを取り上げ紹介するものです。
版画の技法は多種多様に渡る中、本展で紹介する作家たちはそれぞれが主とする技法を用いながら、それと共鳴するテーマをもとに制作を続け、その作品は独自の輝きを放っています。
366㎡の広大なギャラリーを舞台に、多様な版画の技法を駆使して作家たちが繰り広げる、「めくるめく版画」の世界をぜひご堪能ください。
[展示詳細についてはこちら]
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1026709/1030059/1030063/1030906.html
展示作品の一例
関連イベント
① 出品作家によるワークショップ
「版画の試摺りでポチ袋とペーパーウェイトを作ろう!」
日時 : 8月3日(土) 午前11時00分 ~ 正午
講師 : 鶴賀 啓太郎氏
版画作品を作るときに出る「試摺り」(しずり)を使ってポチ袋とペーパーウェイトを作ります。
鶴賀氏によって美しく彩られた和紙を切ってちぎって新しいかたちにしてみましょう。
「紋様を彫って摺ろう!」
日時 : 8月3日(土) 午後2時00分 ~ 午後3時00分
講師 : 小山 希氏
小山氏の作品の特徴のひとつである紋様を真似て、夏を感じさせるものをモチーフに消しゴムはんこを
作ります。出来上がったものは、はがきやうちわに押して、夏を彩ってみましょう。
※いずれの回も電話申込。 先着順。定員10名
7月19日(金)〜募集を開始します。 定員に達し次第応募を締切ります。
②学芸員によるギャラリートーク
日時 :7月27日(土)、8月12日(月・祝) ともに午後2時00分 ~ 午後3時00分
担当学芸員による展示解説を行います (申込不要。 直接会場へお越しください)
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